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ヘッダー/コラム
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第22回:栄光のジャッキー吉川とブルー・コメッツ
三谷 順一(コロムビアME LPプロジェクト・チーフ・スタッフ)

ジャッキー吉川とブルー・コメッツ

 1960年代の中頃から1970年代にかけて華々しいGS(グループサウンズ)の大ブームが到来しました。その王者として大活躍したジャッキー吉川とブルー・コメッツの、高度な演奏技術と音楽性は当時の音楽界のトップに君臨し、1967年発売の「ブルー・シャトウ」は100万枚を超える大ヒットになりました。また、GSバンドとしては唯一「NHK紅白歌合戦」にも出場しました。
 そして今回、当時、空前のベストセラー・アルバムとなった「ベスト・オブ・ブルーコメッツ」が約40年ぶりにLPとして限定生産により発売となりました。「ベスト・オブ・ブルー・コメッツ」…待望のLPとしての新復刻を記念し、今回のコラムでは、LPに収録されている思い出の曲たちをご紹介します。

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☆「ベスト・オブ・ブルーコメッツ」に収録の思い出の曲たち

1.ブルー・シャトウ
作詞:橋本淳 作曲:井上忠夫 1967年3月発売

発売前からラジオのヒットチャートでは1位となり発売日に15万枚を売りつくしました。子供たちの間では「森トンカツ、泉ニンニク」などの替え歌も流行して100万枚を超えるミリオン・セラーとなり、見事1967年のレコード大賞を受賞しました。

ブルー・シャトウ

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2.さよならのあとで
作詞:橋本淳 作曲:筒美京平 1968年10月発売

ヒット・メーカー筒美京平との初顔あわせで、オリコン・チャート3位を記録。歌いだしのソロは三原綱木。この曲が伝えるムーディーな雰囲気はこのあとのGSにも影響をあたえました。

さよならのあとで

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3.青い瞳
作詞:橋本淳 作曲:井上忠夫 1966年7月発売

66年3月に発売した青い瞳(英語盤)が好評で、ブルコメはさらに日本語盤シングルを発売、これが当時50万枚を超える大ヒットとなり、レコード大賞新人賞にノミネートされるなど一躍全国区の人気グループになりました。66年の暮れにはこの曲でGSとして初の紅白歌合戦にも出場を果たしました。

青い瞳

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4.白鳥の歌
作詞:橋本淳 作曲:平尾昌晃 1968年4月発売

井上忠夫の尊敬する平尾昌晃に依頼した作品です。
当時としてはハイブロウな名曲。

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5.北国の二人
作詞:橋本淳 作曲:井上忠夫 1967年9月発売

レコーディングのときにファンの女の子たちをスタジオにいれて踊ってもらったというだけに臨場感あふれる演奏で、翌年からスタートした「オリジナル・コンフィデンス」の試作チャートの第1位を記録しています。

北国の二人

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6.すみれ色の涙
作詞:万里村ゆき子 作曲:小田啓義 1968年1月発売

小田啓義作曲によるメルヘンチックな名作。
実姉がブルコメの大ファンであった岩崎宏美が81年にカヴァーして、同年暮れの第23回レコード大賞で最優秀歌唱賞を受賞しました。

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7.草原の輝き
作詞:橋本淳 作曲:井上忠夫  1968年6月発売

橋本淳作詩、井上忠夫作曲、筒美京平編曲によるブルコメ屈指の名作です。

草原の輝き

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8.雨の赤坂
作詞:橋本淳 作曲:三原綱木 1968年12月発売

三原綱木の作曲で「さよならのあとで」よりもさらにムーディーな作品となりました。当時、三原は「ブルー・コメッツは他のムード・コーラスと違うのはリズムがあるんですよ」と説明していました。

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9.マリアの泉
作詞:万里村ゆき子 作曲:井上忠夫 1967年6月発売

美空ひばりのバックを務めた「真赤な太陽」に続いて発売され、どちらも大ヒットになりました。作曲の井上忠夫は当時、日本で流行っていたマカロニ・ウエスタンの映画音楽をイメージして、ヨーロッパの泉からヒントを得たと説明していました。

マリアの泉

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10.こころの虹
作詞:橋本淳 作曲:井上忠夫 1968年1月発売

「ブルー・シャトウ」でレコード大賞を受賞した直後に発売されたこの曲は、それまでとは趣のことなるラテン・コーラスの雰囲気がただよう作品です。

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11.銀色の波
作詞:橋本淳 作曲:三原綱木 1967年9月発売

三原綱木による作編曲で、ギターの名手としての三原の魅力も楽しめる編曲となっています。この作品のクラシカルな雰囲気は意表をつくものでした。

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12.黒いレースの女
作詞:橋本淳 作曲:小田啓義 1968年12月発売

ムード路線の作品で井上のサックスが絶大な力を発揮しています。

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13.青い渚
作詞:橋本淳 作曲:井上忠夫 1966年9月発売

ブルコメが当時レギュラー出演していたフジテレビ「ザ・ヒットパレード」でも7週間連続1位を記録しました。グループ名、そして「青い瞳」「青い渚」というブルーを基本とする戦略から、のちの「ブルー・シャトウ」というスーパー・ヒットが誕生しました。

青い渚

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14.センチメンタル・シティ
作詞:橋本淳 作曲:すぎやまこういち 1966年12月発売

デビュー前のブルコメをテレビに登用したGSのヒットメーカー、すぎやまこういちによる作曲です。「何処へ」のB面曲ながら、ラジオのリクエスト番組では、こちらが上位になることもありました。

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image 2009.4/22発売
ジャッキー吉川とブルー・コメッツ/
ベスト・オブ・ブルー・コメッツ

COJA-9270 ¥3,990(税込)重量盤商品詳細へ
グループ・サウンズの王者ブルー・コメッツの大ヒットLP。
レコード大賞に輝いた「ブルー・シャトウ」をはじめメガ・ヒットを連発していた時期に発売されたベスト盤。当時空前のベストセラーを記録。


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