三遊亭兼好三遊亭兼好落語集 噺し問屋 大工調べ/竹の水仙

DISCOGRAPHY ディスコグラフィ

三遊亭兼好

三遊亭兼好落語集 噺し問屋 大工調べ/竹の水仙

[ALBUM] 2014/04/23発売

三遊亭兼好落語集 噺し問屋 大工調べ/竹の水仙

COCJ-38477 ¥2,315+税

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1.大工調べ(だいくしらべ) 2011年12月20日 日本橋社会教育会館「人形町噺し問屋」 *34分21秒
与太郎は腕のいい大工で親孝行だがちょっと間抜けだ。家賃を長い間払わずにいたおかげで道具箱を大家にとられてしまっている。そんなところへ来た棟梁の政五郎から道具箱はどうしたと訊かれ訳を話すと、じゃあこの一両二分、家賃には少し足りないがこれで返してもらってこいと言われ出かけた与太郎、棟梁から借りた金を大家に渡すが言葉遣いのいたらなさで大家を怒らせ道具箱は返してもらえない。政五郎は与太郎の代わりに大家に掛け合うがこれもダメ、そのやり取りの中で売り言葉に買い言葉、とうとう大喧嘩になってしまう。それでは恐れながらと時の奉行大岡越前守の元に訴え出た。さてこの裁きの結末やいかに。
兼好描く江戸っ子“政五郎”の啖呵が胸のすく小気味良さである。

2.竹の水仙(たけのすいせん) 2012年6月8日 日本橋社会教育会館「人形町噺し問屋」 *36分34秒
みすぼらしいなりをした一人の旅人が小田原宿のとある宿屋に草鞋を脱いだ。この旅人は10日もの間、どこにも出かけず酒を飲んではゴロゴロとしている。さすがに怪しんだ宿屋の夫婦が、宿賃を催促に行くと一文無しだと言う。しかし裏の竹藪から竹を切って細工ものをこしらえ、それを売って宿賃にするからと半信半疑ながら言われたとおりにして出来上がった竹の水仙。これを宿屋の前に飾っておくとほどなく細川越中守の大名行列が通る。駕籠の中からこの水仙を見た殿様はすぐにあの水仙を買ってまいれと家来に命令をする。そして宿屋の主がこの家来の対応に出、竹細工の値段を訊かれた際に、旅人は相手が細川なら二百両だと言えと法外とも思える金額を言わせる。驚いたのは宿屋の主と細川の家来、それもそのはずこの旅人は名前を明かしてはいなかったが、あの飛騨高山の名人左甚五郎なのである。一度は憤慨して帰った細川の家来だがその細工の価値を聞かされてあわてて戻って来たのだ。
兼好は左甚五郎を軽妙で世渡り上手なキャラクターに描き上げ、宿屋夫婦とのやり取りに明るい笑いが生まれている。

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ただ今人気急上昇中の三遊亭兼好、語り口は軽快で世相を切る視点も鋭く、演目の多さも抜群、さらに笑わせる技術は天才的、現在は演芸専門誌「東京かわら版」にて得意のイラストと軽妙なエッセイを連載しており、多くの落語ファンを文章とビジュアルでも楽しませているというマルチな落語家である。
テレビ「笑点」でおなじみの三遊亭好楽師を師匠に持つ兼好、数年も経たぬうちに間違いなく超売れっ子になることだろう。そんな兼好の今作は2009年開始の月例独演会、「人形町噺し問屋」収録からのシリーズ第3作!!

人形町噺し問屋…
東京、人形町・社会教育会館にて月に1回ずつ行われている三遊亭兼好自身が主催する独演会の名称。2014年で6年目を迎える。