三遊亭兼好三遊亭兼好落語集 噺し問屋 寝床/佃祭

DISCOGRAPHY ディスコグラフィ

三遊亭兼好

三遊亭兼好落語集 噺し問屋 寝床/佃祭

[ALBUM] 2016/12/14発売

三遊亭兼好落語集 噺し問屋 寝床/佃祭

COCJ-39785 ¥2,547 (税抜価格 ¥2,315)

1.寝床(ねどこ)
2016年8月22日 日本橋公会堂「人形町噺し問屋」 *33分35秒
ある大店の旦那は大の義太夫好きで自らも語って聴かせたがるが、この義太夫がひどいしろもの。今日もごちそうを用意し、家作の住人たちや店の者に聴かせようと声をかけるがみんなあれこれ言い訳をして一人も来ない。旦那はへそを曲げたが番頭の機転で住人に来てもらい何とか旦那をなだめ、会を始めたが誰もまともには聞かないのだ。
長屋の住人達や店の者の言い訳が陽気で笑えてくるのがこの噺だ。

2.佃祭(つくだまつり)
2016年6月24日 深川江戸資料館小劇場「深川噺し問屋」 *31分43秒
お祭り見物が大好きな甚兵衛さん、今日は佃島の例大祭を見に来た。祭りを見終わり、最後の渡し船、これが実は転覆してしまうのだが、これに乗ろうとしたところ一人の女に引き留められ、命拾いをしたものだ。一方長屋では甚兵衛さんの帰りが遅く心配していると、佃島の終い船が沈み助かったものはいないと聞き、これは大変と通夜の準備に取り掛かる。そして通夜が始まったころ甚兵衛さんが生きて帰宅するのだが…。
さわやかな人情噺の風情もあるこの噺、登場人物が多いので難しいはずなのだが、兼好はそれぞれの人物を鮮やかに描き上げる。中でも通夜で悔やみに行く住人達がそれぞれに楽しい。

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超ヘタ義太夫を聞かなきゃならない長屋仲間の大騒動「寝床」とまさに“情けは人の為ならず”の世界を明るく描き上げた「佃祭」、充実の二席だ!

人形町噺し問屋…
東京、人形町の社会教育会館で月に1回行われていた三遊亭兼好が主催する独演会の名称。会場の改修等の都合により深川江戸資料館で行った会は「深川噺し問屋」と呼称した。2016年8月からは会場を人形町・日本橋公会堂に変更し同じく「人形町噺し問屋」として続けている。