戦後70年の節目に、名曲「さとうきび畑」に沖縄語版が誕生。
沖縄出身シンガーのトップランナー上間綾乃が歌唱を担当。
誰もが耳にしたあの名曲が、戦後70年の節目に生まれ変わります。
「ざわわ」というフレーズが印象的な「さとうきび畑」は、作曲家の故寺島尚彦氏が、ベトナム戦争が激化し、世界中で反戦が叫ばれていた1967年、まだアメリカ施政下にあった沖縄の地に初めて降り立ち、沖縄戦の悲劇を題材に作詞作曲した。以来、数多くの歌手に歌い継がれ、時代を越えて多くの人々に愛されています。
戦後70年の節目となる2015年、この楽曲を大事に守り続けてきた原曲著作権者から今回初めて、楽曲「さとうきび畑」で描かれた原風景である沖縄の方言「ウチナーグチ」での翻訳版を作り、発表することを承諾。ウチナーグチで歌う「さとうきび畑」が誕生することが発表されました。
世界の恒久平和を願い、戦争で失った森と自然を取り戻そうとするプロジェクト“Green United 2”に原曲の著作権者が賛同の意を示したため、このような初めての試みが実現しました。
この初のウチナーグチ版を歌うのは、沖縄をルーツに、現在は東京を拠点に活動する上間綾乃が指名され、サウンドプロデューサー大森俊之氏と共に制作を行いました。
この楽曲は、沖縄戦の組織的戦闘が終結したとされる、6/23 慰霊の日に、LLC緑の惑星プロジェクトからCD発売され、CD売り上げの15%が沖縄の環境事業のために使われます。
【WEBSITE】
LLC 緑の惑星プロジェクト
http://greenunitedproject.com/
【作品内容】
さとうきび畑(ウチナーグチ)
歌:上間綾乃
作詞作曲:寺島尚彦
沖縄語訳:玉城弘
編曲:大森俊之
CD発売日:2015/6/23
収録曲:さとうきび畑(ウチナーグチ)、さとうきび畑(カラオケ)
ホームページ及び沖縄県浦添市文化協会で販売開始、順次他の文化関係団体での販売を予定
※詳しいお求め方法は「
緑の惑星プロジェクト」ホームページをご参照ください。
音楽配信:2015年6月下旬