1977年にスタートし, ジャンルを超えたクロスオーバー・ミュージックの先駆者的レーベルBETTER DAYSレーベルの記念LIVEを2018年2月3日(土)、4日(日)、新宿PIT INNにて開催。
40周年経過した今、クロスオーバーの牽引者といわれたBETTER DAYSレーベルもその自由でアヴァンギャルドでオルタナティブなサウンドたちが、国内外のクラブ・ミュージック・シーンからも再評価や注目されている中、当時、レーベルを駆け抜け、現在も活躍されているレーベルにゆかりのあるアーティストによる「BETTER DAYS NIGHT」を2DAYSにて開催します。
日時:2018年2月3日(土)4日(日) 2日間 *各日 開場19:30 開演20:00
会場:新宿PINT INN http://www.pit-inn.com/sche_j.html
料金:前売¥4,000+税 / 当日¥4,500+税
2017年12月3日(日)よりチケットぴあ、新宿ピットイン(店頭販売のみ、13時より)にて、チケット発売開始
チケットぴあ Pコード:101-684
新宿ピットイン(店頭販売のみ、AM11:00より)
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☆向井滋春セッション
向井滋春(tb)/福井ともみ(p)/古野光昭(b)/江藤良人(ds)☆大野えり Good Question
大野えり(vo)/大徳俊幸(p、key)/荻原亮(g)/グレッグ・リー(b)/山田玲(ds)/鈴木央紹(sax)☆スペシャルゲスト:本多俊之(sax)
☆清水靖晃&サキソフォネッツ
清水靖晃(t.sax, vo, key, perc, wind controller, radio)☆ナビゲーター:池上比沙之
主催:新宿PIT INN 協力:日本コロムビア
問い合わせ:新宿PIT INN TEL:03-3354-2024
価格:¥2,778+税
2018年1月31日(水)からHMV record shopなどで限定先行販売、当日のライブ会場でも販売
※サイズは数に限りがあります
高校入学時に吹奏楽でトロンボーンを始める。同志社大学でビッグバンド、コンボで演奏。 昭和45年、ヤマハLMコンテストに入賞。昭和47年、「川崎僚バンド」「大友義雄バンド」に参加しながら自己のバンドも結成。昭和49年、新宿ジャズ賞受賞。昭和50年、SJ誌人気投票トロンボーン部門で1位に選ばれて以来現在まで圧倒的に首位を独占している。昭和54年にニューヨークに渡り、帰国後「モーニングフライト」を結成。「オリッサ」と改変。この間「渡辺香津美キリンバンド」「松岡直也ウイシング」にも参加。アルシオーネ・ジョアンボスコ等ブラジリアンと共演。香港・マカオジャズ祭・ベルリンジャズ祭・ドナウエッシンゲン現代音楽祭等に出演。スティーブガット等との「Pleasure」、アストラッドジルベルトとの「So & So」をNYで録音。その後エルビンジョーンズとのツアーを機に再びストレートジャズにのめり込む。BETTER DAYSには78年の「スペイシング・アウト」から82年の「オリッサ」までアルバムとしてはレーベル最多の10作品発表している。
同志社大学英文学科卒業。大学では軽音楽部に入り、在学中からライヴ活動を開始する。大学3年の時、山野BIG BAND コンテストで審査員特別賞を受賞。1979年、日本コロムビアより『Touch My Mind』でデビュー。1981年、4作目にはバンド名Good Question名義の「Good Question」を発表、ジャズ・ポップスの域を超え、大野えりのボーカルとクロスオーバー・サウンドが縦横無尽に繰り広げられる代表作となる。BETTER DAYSレーベルで6枚リリース後、1984年にはハンク・ジョーンズ率いる The Great Jazz Trio との共演盤を含め、コロムビアで7枚のアルバムをリリース。他にもDJ KRUSHのアルバムに参加、「ルパン三世」のエンディングテーマ、TVCM「真っ赤な太陽」等多岐に渡り活動。2005年には大野俊三プロデュースによる「Sweet Love」を、George Colligan,James Genas,Clarens Penと共にリリース。以後「Standers」「Dialogue」に続き、2015年にはBuster Williams, Al Fosterを迎えて、「How My Heart Sings」をリリース。近年クラブミュージック・シーンからも評価が高まるレーベル、BETTER DAYSの中でも大野えりは国内外から注目されており、昨年オランダから「SKYFIRE」の7インチアナログをリリース。現在も精力的にライブ活動している。
作曲家、サキソフォン奏者、音楽プロデューサー、清水靖晃によって1983年に開始されたプロジェクト「サキソフォネッツ」。同年、初アルバム『ロトム・ア・ペカン(北京の秋)』を発売。次ぐ『スターダスト』(85年)、『ラテン』(91年)、『タイム・アンド・アゲイン』(93年)を経て、90年代後半にJ.S. バッハ『無伴奏チェロ組曲』をテナーサキソフォンの為に編曲、録音するという世界初の試みを行ったことで広く知られている。2006年より、4人のサキソフォン奏者、林田祐和、江川良子、東 涼太、鈴木広志を迎えて新生サキソフォネッツを結成。テナー3本、バリトン2本という変則的な編成で、翌年、儚くも懐かしく官能的な五音音階作品を収録した『ペンタトニカ』(07年)で新たにスタートしました。演奏活動も精力的に、日本はもとよりモスクワ、キューバ、香港での海外公演も大成功を収める。2015年には、バッハ「ゴルトベルク変奏曲」をサキソフォネッツとコントラバス4本という特異な編成で編曲、録音した作品『ゴルトベルク・ヴァリエーションズ』を発表。BETTER DAYSからは80年代前半に『ロトム・ア・ペカン』のほか、数タイトルをリリース。取り分け、清水靖晃ソロ名義の『案山子』やバンド「マライア」最後の作品『うたかたの日々』はニュー・ウェーヴ、ダブ、エクスペリメンタル・ロックに通じる早すぎる傑作ともいわれ、鮮烈な印象を残した。近年再評価著しく、復刻発売が続き、清水が残した音楽に共鳴する若い世代が欧米を中心に拡大している。
1977年から1984年にかけてミュージック・シーンを牽引した前衛的POPレーベル。1977年8月25日にオープンした「六本木ピット・イン」、そして、当時の「FM東京」と「BETTER DAYSレーベル」が期せずして連携を結ぶこととなり、ジャズ、ロック、クラシック、民俗音楽が自由に融合して一大ムーヴメントを引き起こしたことは、すでに音楽界の伝説となっている。
1978年YMOで世界的にブレイクした坂本龍一のソロ・アルバム「千のナイフ」や渡辺香津美他、日本を代表するアーティスト達を輩出し、クロスオーバーサウンドの先駆けとなった。今年、40周年を迎え、今、クラブ・ミュージックとして海外から高く評価されはじめている。
●主な発売アーティスト:坂本龍一 渡辺香津美 kYLYN マライア 清水康晃 大野えり カラードミュージック ムクワジュ・アンサンブル ペッカー 益田幹夫 向井滋春 古澤良治郎 坂田明 杉本喜代志 夕焼け楽団 STEPS 24丁目バンド 他