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塩澤 利安 TOSHIYASU SHIOZAWA

レコーディング・ミキシングエンジニア

1967年3月17日生まれ。北海道出身。O型。
クラシック、ジャズの録音に深い興味を持ち、アーティストそれぞれの「魅力」と「感動」を伝えられる作品創りを心がけている。
スタジオ録音からホール録音、ソロから大編成、ステレオからサラウンド、PCM録音、DSD録音などあらゆる録音をこなすマルチエンジニア。

■Awards

日本プロ音楽録音賞 受賞作品

第23回(2016年) 最優秀賞 ハイレゾリューション部門マルチchサラウンド

「ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲《展覧会の絵》」より「鶏の足のうえの小屋」「キエフの大門」
アンドレア・バッティストーニ指揮 東京フィルハーモニー交響楽団 日本コロムビア株式会社 (COGQ-88)

第23回(2016年) 優秀賞 CD部門クラシック、ジャズ、フュージョン

「PANDASTIC!!~Newest Standard~」より「「スター・ウォーズ」メイン・タイトル」 ぱんだウインドオーケストラ 日本コロムビア株式会社 (COCQ-85282)

第22回(2015年) 優秀賞 CD部門 クラシック、ジャズ、フュージョン

「モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番≪ジュノム≫&第27番」より「ピアノ協奏曲第9番 変ホ長調 K.271 ≪ジュノム≫から第1楽章」 ヴァレリー・アファナシエフ(ピアノ) 円光寺 雅彦 指揮 読売日本交響楽団  日本コロムビア株式会社 (COGQ-76)

第22回(2015年) 最優秀賞 ハイレゾリューション部門 マルチchサラウンド

「イタリア・オペラ管弦楽・合唱名曲集」より 「ヴェルディ:歌劇≪運命の力≫より序曲」 アンドレア・バッティストーニ指揮 カルロ・フェリーチェ歌劇場管弦楽団&合唱団 日本コロムビア株式会社 (COGQ-72)

第21回(2014年) 最優秀賞 部門E  サラウンド・サウンド

「レスピーギ:ローマ三部作[祭/噴水/松]」より 「レスピーギ:交響曲《ローマの祭》I-チルチェンセス」 アンドレア・バッティストーニ指揮 東京フィルハーモニー交響楽団 日本コロムビア株式会社 (COGQ-68)

第21回(2014年) 優秀賞  部門A 「2ch パッケージメディア」クラシック

「吹奏楽燦選/フェスティーヴォ!」より「ネリベル:2つの交響的断章II-アレグロ・インペトゥオーゾ」 東京佼成ウインドオーケストラ 指揮:ヴァーツラフ・ブラフネク 日本コロムビア株式会社 (COCQ-85028)

第20回(2013年) 最優秀賞 部門A 「2ch パッケージメディア」クラシック

「バレエ組曲《火の鳥》」より「カスチェイ王の魔の踊り」 東京佼成ウインドオーケストラ 指揮:飯森 範親 日本コロムビア株式会社 (COCQ-85011)

第18回(2011年) 最優秀賞 部門A 「2ch パッケージメディア」クラシック、ジャズ等

「Romance with me」より「CHAIN REACTION」 SHANTI  日本コロムビア株式会社 (COCB-53964)

第18回(2011年) 優秀賞 部門C サラウンドパッケージメディア

「ショパン:ピアノ協奏曲第1番・第2番」より 「ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 作品11 I-Allegro maestoso」 仲道郁代(ピアノ)、有田正広(指揮) クラシカル・プレイヤーズ東京  日本コロムビア株式会社 (COGQ-49)

ほか多数受賞。

その他の受賞作品

2017年/第9回CDショップ大賞2017:クラシック賞

「ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番/パガニーニの主題による狂詩曲」
反田恭平 アンドレア・バッティストーニ指揮 日本コロムビア株式会社 (COGQ-97)

2016年/レコードアカデミー賞 特別部門 吹奏楽/管・打楽器

「陽炎(かげろひ)の樹」 東京佼成ウインドオーケストラ 大井剛史指揮  (PCCL-50013)

2015年/第28回ミュージック・ペンクラブ音楽賞 オーディオ部門 優秀録音

「プッチーニ:歌劇《トゥーランドット》全3幕」 アンドレア・バッティストーニ指揮 東京フィルハーモニー交響楽団 日本コロムビア株式会社 (COGQ-85-6)

2015年/レコードアカデミー賞 特別部門 吹奏楽/管・打楽器

「宇宙の音楽/剣と王冠」 東京佼成ウインドオーケストラ 指揮:ダグラス・ボストック 日本コロムビア株式会社 (COCQ-85255)

2013年/平成25年度(第68回)文化庁芸術祭賞レコード部門優秀賞

「RETURN TO BACH」 日下紗矢子 日本コロムビア株式会社 (COCQ-84998)

2013年/レコードアカデミー賞 特別部門 吹奏楽

「吹奏楽燦選/フェスティーヴォ!」 ブラフネク指揮 東京佼成ウインドオーケストラ 日本コロムビア株式会社 (COCQ-85028)

2011年/第24回ミュージック・ペンクラブ音楽賞 オーディオ部門 録音・録画作品

「シューベルト:ピアノ五重奏曲「ます」/シューマン:ピアノ五重奏曲」 田部京子&カルミナ四重奏団 日本コロムビア株式会社 (COJO-9274-5)

2011年/平成23年度(第66回)文化庁芸術祭賞レコード部門優秀賞

「無伴奏ヴァイオリンのための12のファンタジア」 寺神戸亮 日本コロムビア株式会社 (COGQ-54-5)

2008年/レコードアカデミー賞 室内楽曲部門
2008年/CDジャーナル大賞 高音質規格部門

「シューベルト:ピアノ五重奏曲「ます」/シューマン:ピアノ五重奏曲」 田部京子&カルミナ四重奏団 日本コロムビア株式会社 (COGQ-31)

2008年/レコードアカデミー賞  器楽曲部門

「J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲」 寺神戸亮 日本コロムビア株式会社 (COCQ-84759)

2008年/CDジャーナル大賞 高音質規格部門

PIANO tone ~Pure Melody~PIANO tone ~Heartful Melody~ 美野春樹 日本コロムビア株式会社 (COCX-34994、COCX-34995)

2007年/1ビット音作品賞 特別賞

「モーツァルト:フルートと管弦楽のための作品全集」 有田正広 日本コロムビア株式会社 (COJO-9214-5)

1999年/平成11年度(第54回)文化庁芸術祭賞レコード部門優秀賞

「パンの笛~フルート、その音楽と楽器の400年の旅」 有田正広 日本コロムビア株式会社 (COCQ-83281)

■Works (Recording&Mixing)

コメント

塩澤さんに始めてメインエンジニアをお願いしたのは、彼がまだ20代後半の1994年、クラシックギタリストのソロアルバムのレコーディングでしたが、以来20年以上、本当に多くの作品を一緒に作ってきました。クラシック、ジャズから、ポップスの歌ものまで、私のヒット作のほとんどは、彼と一緒に作った作品です。

なんでそんなに彼ばかりに頼んできたかと言えば、まずはもちろん彼の作る音が好きだからです。
アーティストが出す音や声がいくら素晴らしくても、それを録ってミックスするエンジニアが良くないと、いい素材も台無しになってしまいます。塩澤さんは、優れた料理人のように、素材を活かし、私のリクエストに応じて、様々な味付けを絶妙なバランスで施してくれます。
これまで、海外を含めて、多くのエンジニアと仕事をしてきましたが、恐らく、素材の良さを活かすということにおいては、世界的に見ても、トップクラスの技術と感性をもったエンジニアではないでしょうか。
また、同じようなタイプの録音でも、常に新しい挑戦が何か加わっているのも、魅力のひとつです。

そして、彼が素晴らしいのは、音だけではありません。何処に行っても、スタジオはもちろんですが、ホールなどでも、事前事後を含めて、様々な担当者とのやりとりを、彼に任せておいて問題が起きたことが1回もありません。とにかくコミュニケーション能力が高いのです。
それは海外でも同じで、彼は、英語がそんなにできるわけではないのですが、現地のアシスタントや技術者、機材業者などと、普通に意思の疎通ができてしまいます。プラハに行ったときなどは、ホールの技術担当者がチェコ語しかできなくて、私も話が通じなかったのですが、塩澤さんは、特に問題なくその彼と機材の打ち合わせをしていました。相手はチェコ語、彼は日本語で。

そんなわけで、彼との仕事が多くなってしまうのですが、いろいろなエンジニアと仕事をしてきて感じるのは、優れたエンジニアというのは、自分を写す鏡であるということです。
未熟なエンジニアは、こちらがどんなリクエストをしても、同じような音しか作れません。その人の限られた技術と狭い感性の範囲でしか音が作れないからです。
力のあるエンジニアは、ディレクターやアーティストの世界を感じ取って表現してくれるので、逆に、こちらの感性の広がりや限界が写し出されるのです。
その中に、自然とそのエンジニアの個性もにじみ出て、ひとつの音世界が出来上がってくる。これが素晴らしいエンジニアと仕事をする醍醐味です。

塩澤さんの師匠だった、やはり名エンジニアの岡田則男さんがよく言っていたのが、エンジニアは、二本のスピーカーの間に絵を描くんだ、という言葉でした。
塩澤さんの描く絵は、生音の良さを活かしながら、その陰影、様々な感情を映し出し、複雑な表情を見せてくれます。そんな中で、最後は必ず、艶やかで人を明るい気持ちにさせる音の世界を作ってくれる、それが彼のキャラクターでもあり、音の最大の魅力だと感じています。

私は今は現場の録音を行うことはめったにありませんが、これからも、次代のディレクターと、素晴らしい音の世界を作って行ってください。

寄稿:日本コロムビア株式会社 A&C本部インターナショナルディレクター 岡野

BOOKING 03-6895-9890

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何卒ご了承ください。