The Glory Gospel Singers(グローリー・ゴスペル・シンガーズ)

ソングス・オブ・ゴスペル・ミュージック

ソングス・オブ・ゴスペル・ミュージック

2016/11/2発売

COCB-54195 ¥2,315+税

ゴスペル・ミュージックを聴くなら、この1枚。

「アメイジング・グレイス」「勝利を我等に」「漕げよマイケル」をはじめ、誰もが知っている有名曲から「クンバヤ」「ダウン・バイ・ザ・リバーサイド」など本場のゴスペル・ミュージックとして欠かせない曲を網羅。ゴスペルの一番の聴きどころでもある”ア・カペラ“も存分に堪能できます。


  1. アメイジング・グレイス

    Amazing Grace / ♪楽曲試聴
  2. クンバヤ

    Kum Ba Yah, My Lord / ♪楽曲試聴
  3. ウイリアム・テル序曲

    William Tell Overture / ♪楽曲試聴
  4. ジェリコの戦い

    Joshua Fought the Battle of Jericho / ♪楽曲試聴
  5. ダウン・バイ・ザ・リバーサイド

    Down by the Riverside / ♪楽曲試聴
  6. ハッシュ,ハッシュ

    Hush, Hush, Somebody's Callin' My Name / ♪楽曲試聴
  7. ギブ・ミー・ジーザス

    Give Me Jesus / ♪楽曲試聴
  1. この世はみな

    This Is My Father's World / ♪楽曲試聴
  2. オーバー・マイ・ヘッド

    Over My Head / ♪楽曲試聴
  3. 漕げよマイケル

    Michael Row the Boat Ashore / ♪楽曲試聴
  4. アイブ・ビーン・ビュークド

    I've Been 'Buked / ♪楽曲試聴
  5. 勝利を我等に

    We Shall Overcome / ♪楽曲試聴
  6. オールド・タイム・リリジョン

    Old Time Religion / ♪楽曲試聴
  7. ゴー・ダウン・モーゼス

    Go Down Moses / ♪楽曲試聴

天使にアニメソングを…

天使にアニメソングを…

2011/11/2発売

OMCX-1253 ¥2,500+税

ゴスペルmeetsアニメソング!(日本語カバー)。

「崖の上のポニョ」「もののけ姫」をはじめ、ジブリソングを日本語カバーで歌う。


  1. 崖の上のポニョ

    (映画「崖の上のポニョ」より) / ♪楽曲試聴
  2. もののけ姫

    (映画「もののけ姫」より) / ♪楽曲試聴
  3. やさしさに包まれたなら

    (映画「魔女の宅急便」より) / ♪楽曲試聴
  4. となりのトトロ

    (映画「となりのトトロ」より) / ♪楽曲試聴
  5. 王蟲との交流

    (映画「風の谷のナウシカ」より) / ♪楽曲試聴
  6. カントリーロード

    (映画「耳をすませば」より) / ♪楽曲試聴
  1. いつも何度でも

    (映画「千と千尋の神隠し」より) / ♪楽曲試聴
  2. さんぽ

    (映画「となりのトトロ」より) / ♪楽曲試聴
  3. 風の谷のナウシカ

    (映画「風の谷のナウシカ」より) / ♪楽曲試聴
  4. ルージュの伝言

    (映画「魔女の宅急便」より) / ♪楽曲試聴
  5. 君をのせて

    (映画「天空の城ラピュタ」より) / ♪楽曲試聴
  6. 上を向いて歩こう

    (映画「コクリコ坂から」より) / ♪楽曲試聴

MOVIE



PROFILE

グローリー・ゴスペル・シンガーズ(The Glory Gospel Singers)

1996年結成。ニューヨークで誕生した「グローリー・ゴスペル・シンガーズ」は、音楽の殿堂カーネギー・ホールやリンカーンセンターでパフォーマンスを繰り広げる全米トップ・ゴスペル・グループ。ダイアナ・ロス、ホイットニー・ヒューストン、アレサ・フランクリンらが絶賛した彼らの歌声は、全米1,000 以上もの教会、そして各地での音楽祭でもセンセーションを巻き起こす。米国・ニューヨークを中心に活動し、全米でのコンサートのほか、フランス・オーストリア・デンマーク・ベルギー・ルクセンブルク・スイスなど世界188ヶ国で192ツアーを行っている。リヒテンシュタインでは、教皇の御前で魂の歌声を披露。また。リーダーであるフィリス・マッコイが作詞・作曲を手掛けた「Stand on the Word」はあのカンヌ国際映画祭で審査員特別賞を受賞し、フランスではサムスンGalaxy PhoneのCMソングとして使用されている。日本では2008年以降毎年恒例のクリスマス・ゴスペル・コンサートを開催の他、2011年、ジブリソングを日本語でカバーし、話題となった「天使にアニメ・ソングを・・・」をリリースし、メンバーは多くの日本にTV番組に出演し、日本テレビ「のどじまんTHEワールド」ではSONG FOR JAPAN特別賞に輝くなど、彼らの洗練されたハーモニーと研ぎ澄まされたアンサンブル、そしてパワフルなパフォーマンスで多くの聴衆を魅了している。

INFORMATION


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SPECIAL

亀渕友香さんインタビュー
~ゴスペルは心と身体のビタミン・ミュージック~

-亀渕さんの歌声には勇気づけられると申しますか、いつも元気をいただいています。亀渕さんが思う“ゴスペルの神髄”というと、どういうことになりますか?

若いころ、ニューヨークで黒人の先生から歌のレッスンを受けた時に、先生は「ゴスペルの神髄は“官能”と“祈り”である。だから腰をくねらせて歌え」と。そして、“エスセティック(Aesthetic)…神美である”と。だからこそ“We gonna make it ART !”…つまりクリエイトして行けと強く言いますよね。そのことは私の中に深く刻まれていて、だから、私にとってゴスペルは凛々しい存在であり、ゴスペルを歌っている時は、その人が一番ステキな瞬間で、だからこそ神様が喜んでくださるんだと私は捉えています。もの凄く前向きになる瞬間であり、しっかりと歌えば歌うほど、何かがみなぎってきて、それが歌っている間中、連続して自分の中に生まれて来るんです。

-ゴスペルを本格的に歌われるようになるのは1980年代くらいからですか?

亀渕友香

そうですね。私は1944年に生まれて、小学生の頃から黒人音楽、黒人の声が好きで、特にマへリア・ジャクソン(※1)が大好きになって、叔母が米軍キャンプでJAZZを歌っていたのもあり、黒人音楽には自然と惹かれていきましたね。

-今でこそ、自己表現が強くできる方も増えていますけれども、その頃の日本人は奥ゆかしくて、あまりゴスペルには向いていなかったりしたのでは?

アメリカでも、ロサンゼルスのゴスペルとサンフランシスコのゴスペル、ニューヨークのゴスペルと南部州のゴスペルやマイアミだってやはり違います。ということは日本には日本のゴスペルが存在していけば良いんだと思いました。日本の中だってエリアごとに違うノリを感じますよ。総じていえば、日本は西の方々だって、東北の方々だって、真面目にひたむきに歌われたりする姿とか、素晴らしいと思います。年月がスタイルを変えていく部分もあると思います。例えば、今回、ご紹介するグローリー・ゴスペル・シンガーズの皆さんだって、結成20年経って世界中で演奏活動を続けてこられて、世界中の歌の文化を吸収していっているはずですから、その分、風通しが良くなって余計なものがどんどんそぎ落とされつつ、洗練されて行っていると私は感じています。ゴスペルはいつまでも発展途上であり、いつまでも進化し続けて行けると信じています。カーク・フランクリン(※2)なんかを聴いていると、ひじょうにポップで、黒人独特の少し執拗な感じとかが感じられない。

-教会音楽、宗教音楽がベースにあるゴスペルを、コンテンポラリーに楽しむというのは、どこで自分に折り合いを付けたらよいのか、少し悩んだりしませんか?

迷ったりすることも有りましたけど、私は日本でゴスペルを広める時に、宗教を超えるとか超えないとかではなくて、聴いているお客さんがどう感じるのか、楽天的ですが聴いてくれている全てのお客さんを信頼して委ねているんです。私は性善説を支持している人間なので(笑)。

-歌詞はともあれ、ゴスペルのあの表現力はそれだけでも感動を呼ぶ気がします。文化に根付いたソウル・ミュージックにはスピリチュアルな魅力が宿っているというか…。

そうです、そうです。外国から来た知り合いに、日本の演歌や民謡を聴かせると“グルーヴィンでGOODなフォークソングだ”と言いますよ。阿波踊りが全国に広まっていったのも同じことだと思うんですよ。

-あのシンプルな反復が生む高揚感とか、人は魅力に感じますよね。精霊踊りが原形だという説もありますが、今更、阿波踊りに宗教観を持ち出さないですものね。ところで、日本では1992年の映画「天使にラブ・ソングを…」のヒットは大きかった気がしますが、実感はございますか?93年にはThe Voices of Japanのオーディションを開かれていますね。

日本での公開時期はアメリカに居たので、ブームは後から知ったのですが、あの映画がきっかけにゴスペルが広まったという認識はあります。それまでは小坂忠さん(※3)とか、本当のクリスチャニティーがゴスペルを歌ってはいましたが、ごく僅かのシンガーしか居なかったですしね。それがあの映画をきっかけに一気に皆さんの興味が広まり、ゴスペルが一般的になった気がします。「ママ・アイ・ウォント・トゥー・シング」というミュージカルのヒットも大きかったと思います。そういう機運が高まっていた時期に、たまたま私が日本でゴスペルをみんなで歌おうという意思を示して、募集をかけたら、なんと100名もの応募があったんです。もう、いきなりクワイアですよ(笑)。当時は皆さん、クワイアという言葉も意味もまだまだ分からずでしたでしょうけども、日本でそういうのを歌いたいと思い始めてた人がむくむくと増えてきていた時期と、私の意志がピタッとハマったとしか言いようがないんですけどもね。リズム&ブルースとコンテンポラリーが一緒になっていて、音楽を歌いたい人にはもってこいのジャンルだったと思うんですよ。コード進行がシンプルで、シンコペーション(※4)もバリバリに入っていますし、曲調の跳躍も言葉遊びも楽しいですしね。

-さて、先ほどもお話しに出ましたが、グローリー・ゴスペル・シンガーズの新作『ソングス・オブ・ゴスペル・ミュージカル』を改めてご紹介いただけますか?

選曲に関してはカジュアルで、しかもスピリチュアルがちゃんと入っていて、彼女たちのレジェンドがきちんと刻まれている気がしました。美しく清潔感があり、凛としているゴスペルを聴かせてくれるのはこのグループだと思います。私はあまり好きな言葉ではないですが(笑)、“ガッツリ”したゴスペルではなく(笑)、サラっとした都会的なセンスを感じさせてくれるゴスペル。20年前の結成当時は実は都会的というよりも、どちらかというとフォームは、やや南部系のスピリッツが濃かった気がしましたが、世界中を旅し続けているうちに、コスモポリタン的な思考になり、様々な文化がブレンドされ、色々なヴァイブレーションを吸収し、しかも彼ら、彼女らのような方々は、決して“祈り”を忘れない、全て“神の思し召し”や温情だと思っているでしょうから、これは強いグループになりますよね。ずっと、そして今も成長し続けているのが素晴らしい。

-楽曲アレンジもどの曲も素晴らしいですね。

亀渕友香

「ウィリアム・テル序曲」のアレンジとか素晴らしかったですね。「We Shall Overcome」(勝利を我等に)もとても新鮮な響きで良いなと思いました。コーラスのアレンジが特に素晴らしい。コーラスで一番難しくて大切なのは何だと思いますか?私は“ピアニシモをきちんと歌う”ことだと思っているのですが、このグループはその点も、ゴスペルを歌っている方々には参考にして欲しい。細いけれどスピード感があって、きちんと発声している。

-MISIAさんや平井堅さんなどのヴォイストレーナーとしても名高い、亀渕先生ですが、よくテレビ出演されている時などに“裏声”の大切さも語られていますよね。

私のヴォイストレーニングは裏声の出し方を重んじています。それは私が若かった頃にニューヨークで学んだことを伝えています。顔の筋肉を柔らかくして楽器にしろとかも言われましたね。でもグローリー・ゴスペル・シンガーズの皆さんもそうですが、黒人の音楽は伝承音楽だから、子供の頃からそういうことが自然と身についているんだと思うんですよね。

-ちなみに、ヴォイストレーナーとしてはどの辺の方々が印象に残っていますか?

私に最初にトレーナーを希望してくれたのは杏里さんですね。山下久美子さんも印象に残っていますし、露崎春女さんも声が楽器になっているレベルの方でしたね。

-最近ではどんなご活動をされているのですか?

最近は博多、それから山口でも大きなゴスペル・イベントを開催したりしました。前にテレビの企画で佐賀県の松梅小学校の6年生の子たちが、卒業式に「アメイジング・グレイス」を歌おうという企画から始まって、日本語のオリジナルのゴスペルを作って歌いたいと思い、作詞家の湯川れい子さん、作曲家の宮川彬良さんに相談して生まれたのが「きずな」という曲なんです。それをその番組でも歌いましたし、そこから結果的に“きずなプロジェクト”となって全国に広まっていってるんです。聴く以上に歌って楽しい曲なんですね。

-いつかグローリー・ゴスペル・シンガーズの皆さんにも「きずな」を歌っていただきたいですね。

ホントですね。でもゴスペル・ミュージックはやはり良いですよ。やるなら週3回は練習して欲しいと思います。歌いたいという気持ちは誰にも止められないし、とても良いことで、歌うと免疫が上がって、乳がんの方の治癒につながったなんていう話しもありますし、肉体的な浄化というか、身体中の新陳代謝が良くなって、まるでビタミンが体内から生成されてくるような感覚を味わうことが出来ます。ゴスペルは心と身体のビタミン・ミュージックだと思っています。

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インタビュー:T-KAWA
撮影:麻雅庵

2016年10月31日(月) 東京・代々木/タートル・ミュージック・プラントにて

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(※1)マヘリア・ジャクソン(Mahalia Jackson, 1911-1972 アメリカ)…ゴスペル界最高峰の歌手として語り継がれているほどの女性シンガー。1958年のNewport Jazz Festivalを記録した音楽ドキュメンタリー映画の傑作として名高い「真夏の夜のジャズ」(1960年公開)の最高のクライマックスシーンがマヘリア・ジャクソンのゴスペル歌唱で、この映画がきっかけで、アメリカはもちろん、世界中にその名をとどろかせることとなった。

(※2)カーク・フランクリン(Kirk Franklin, 1970- アメリカ)…テキサス州フォートワース出身の彼は、ゴスペルにヒップ・ホップを取り入れたり、伝統的なクワイアのスタイルをベースにしながら、70年代や80年代のR&B/ポップ・ヒットをサンプリングしたり、斬新なコンテンポラリーR&B/ソウル風のサウンドを編み出し、1993年のデビュー・アルバム『カーク・フランクリン&ザ・ファミリー』や、1998年のアルバム『ザ・ニュー・ネイション・プロジェクト』でグラミー賞の栄誉に輝いている。

(※3)小坂忠(Chuu Kosaka,1948- 日本)…1969年に「エイプリル・フール」(細野晴臣、松本隆、柳田ヒロ)参加~解散後、1972年に「小坂忠とフォージョー・ハーフ」(、林立夫、松任谷正隆、後藤次利、駒沢裕城)を結成。1975年には細野晴臣、鈴木茂、林立夫、松任谷正隆を中心に結成されたティン・パン・アレーの演奏によるオリジナルアルバム『HORO』リリース。翌1976年、クリスチャンとなり、1978年、日本初のゴスペルレコード会社「ミクタムレコード」設立。ゴスペル・シンガーとして活動の場を移し今も精力的に活動中。

(※4)シンコペーション(Syncopation)…音楽用語で、全体的なリズムを壊す事なく、通常の等間隔のリズムの中に入れられる変則的なリズムの事。



亀渕友香

BIG MAMA YUKAと呼ばれる日本のゴスペルシンガーの第一人者、ヴォイストレーナー。

1944年北海道札幌生まれ、東京育ち。東京声楽音楽専門学校(現・昭和音大)オペラ科を卒業。
バーバラ・ゴブに専門ゴスペルを、ウィリアム・バッキンハイムに発声学、カーマイン・カルーソにジャズ理論及び演奏形態を学ぶ。1968年、R&Bグループ「リッキー&960ポンド」のヴォーカリストとしてデビュー。そのパワー溢れるリズミカルなサウンドは、日本のR&B界の伝説となる。その後、一時渡米。
帰国後ゴスペルをベースにミュージカル、映画音楽、TVラジオ出演など意欲的に活動の場を広げる。
1993年ゴスペルを主とするクワイアー「亀渕友香&The Voices of Japan(VOJA)」を結成し、リーダーとして活動を開始。
2008年には「第1回 野口英世アフリカ賞」の授賞式および記念晩餐会にて、天皇皇后両陛下や歴代総理大臣、アフリカ各国の大統領や国王といった国賓の前で演奏した。
最近では様々なミュージシャンとのコラボレーションを行うなど、ソロ活動にも積極的に取り組んでいる。