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COCP-32561 \3,000(tax in)

魂の合体だっ!
GO!THE SKIPの生き様とたろーの生き様には運命を感じる。彼等には、たろーと同じ魂が宿っている!
それはきっと"サムライ・ダマシイ"と呼ばれるものなんだろう。

こせきこうじ〈まんが家〉


10代の後半に嗅いだロックの匂いが、ゴーザにはあった。自分のロックの幅が広がっていくその頃、ロックはイントロであって、彼等の"トゥートゥル トゥトゥートゥウ"を聴いたとき、「あっ!来たぞ、久しぶりに。ちゃんといるんだこういう奴等が」という安心感と嬉しさがあって、「どんな奴等がやっているのかな」と気になり「もう一回聴きたい」と思いました。彼の歌声と3ピースのバンドという情報も分かり始めた時、GO!THE SKIPには、痛さがあった。青春という一言では片付けられない痛み。倒れたらそのまま海に落ちていくような崖っぷちにいながら、なんとか振り向いて花が咲いている所に手を伸ばそうともがいている。それが綺麗な青春でなくて、かといって、汚れている青春でもない、痛い青春。ずるい青春では決してない。正直で、もがきながらも等身大の音楽をやっている、「OH!琉球」や「かえるのうた」の様に、ちゃんと自分たちの足元を見ながら、嘘のない言葉を音にしている。そして彼等の歩幅+α+α、そこに彼等は、夢を求めていて、そこに傷ついていて、そこが痛かったのかもしれない。
 これから、人とたくさん出会って、いろんな人の生き方と自分たちを照らし合わせたりしながら、自分たちの音を作り続けて欲しい、坂道をまだまだ転がり始めたところだから。どんな大スターも最初はポケットの中は空っぽだったのだから、アルバムを手をしたあなたも、これからゴーザの音楽と共に転がり方みたいなものを探してくれたらいいと思います。
                                

赤坂 泰彦(DJ)



拝啓 GO! THE SKIPさま

 メジャーデビューから数ヶ月がたちました。お元気ですか?私は今、沖縄行きの飛行機の中であなたたちの初アルバムを聴いています。『OLEっち』の厳しいミッションをクリアした、思いのいっぱい詰まった曲たち。そして私の知らなかったあなたたちもこのアルバムの中にいます。・・・・涙が止まりません。
 沖縄での五週間に渡る合宿生活の日々。Tシャツにジーンズ姿で、汗だくになってステージセッティングしていたね。「おはようございます」と直立不動で挨拶してくれたあなたたち。「元気?曲できた?」と聞く私に、3人が口をそろえて、「ハイ!もうバッチリです」。いつも全力疾走。立ち止まることを知らない。くぼちん、激しくて切ない声にやられました。ひろし、人一倍、優しさを感じ取れる男なんだよね。あいちゃん、泣き虫のロマンチスト!あなたたちがドラムを担いで沖縄入りしたこと、忘れません。又、あの沖縄の海で朝日を見ましょう。これからも私の肝(チム)をグィッグィッと引っ張ってってください。
それでは季節の変わり目、体にはくれぐれも気を付けてください。
敬具

追伸
 あなたたちを愛するスタッフのみんなと一緒に、コーラスに参加できたこと、光栄に思ってます。

きゃんひとみ(DJ)