CD番号/COCJ-31728

「ご祝儀曲:翁千歳三番叟」
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歌舞伎のごく初期(1620年ごろまで)にはまだ三味線がなかったので、能の囃子が主な楽器として使われていた。笛のほか、小鼓、大鼓、太鼓の四種を四拍子(しびょうし)と呼ぶ。いづれも馬の革を使用し、演奏に際しては小鼓は唾液などで革の湿気を調節、大鼓は演奏前に火鉢・電熱器などで極端に乾燥させる。小鼓の革は50年あるいは100年近くもつが、大鼓の革は四、五回使用すると舞台では使えない。胴の部分と革の部分はふだんは別にしておき、演奏前に紐(調べ緒)で組み立てる。小鼓はもっともよく使用される。歌舞伎の発達に伴って囃子も変化・発達し、劇場備えつけの大太鼓とともに効果を発揮する。小鼓の胴は桜材で長さは250〜260ミリ、直径は100ミリでくびれている。革の直径は200ミリほどが標準。大鼓も胴は桜材で長さは280〜295ミリ、直径は125ミリでくびれている。革の直径は230ミリが標準の大きさ。大鼓は中指と薬指の二本、またはこれに人差指を加えた三本の指で、指先には指皮(和紙で作る)をはめて打つ。
1. 小鼓独奏曲:重陽
2. ご祝儀曲:翁千歳三番叟
3. 宴
4. 山伏(勧進帳)
5. 獅子
6. ひとだま
7. 荒城の月
8. 剣の舞
9. テイク・ファイブ

(鳴物)
堅田喜三久社中、他