Reborn In Defiance
リボーン・イン・ディファイアンス

OUT: February 1, 2012
COCB-60040 Yen2,381+tax
  1. 9:IIIX6.941
  2. Vengeance Is Mine
  3. Decay
  4. Reborn
  5. Killing Me
  6. Countdown Doom
  7. Come Alive
  8. Vows Of Redemption
  9. Waste Away
  10. You Were Wrong
  11. Skullcrusher
  12. Never Give In
  13. Season The Sky

NY はブルックリン出身、87年結成のオルタナティヴ/ハードコアの元祖、バイオハザード。2006年に一旦解散を発表するが、2008年に奇跡的に再結成を果たし、Nuclear Blast と契約。オリジナル・メンバーとしては何と17年振りの新作リリース!!
80年代後半のNY で産声を上げたBiohazard、ハードコア、メタルの融合という今では多くのバンドが試みているミクスチャーを当時から実践し、そのオリジナリティ溢れるサウンドは世界中のファンの心をつかむ。
92年リリースの“Urban Discipline”(Roadrunner Records)、そして94年の“State of the World Address”( Warner Brothers) はともに100万枚以上のセールスを記録。今回顔を合わせたオリジナル・メンバーの4人、Billy Graziadei、 Bobby Hambel、Danny Schuler、Evan Seinfeld のレコーディングを指揮したのはALICE IN CHAINS, METALLICA, KORN といった大物バンドのレコーディングに携わっていた伝説的プロデューサーToby Wright。
残念な事にレコーディング終了後にEvan Seinfeld はバンドを去ったが、現在行われているUK ショー・ケース・ライヴではScott Roberts(2005年の„Means to an End“以来のベース・プレイヤー)がEvan の穴を埋めている。

メンバー・コメント

"オリジナル・ラインナップでレコーディングするのは17年振りだ。いっしょに演奏した最後の時期からずいぶんと長い時間が経ってたんだな。すべてが上手く行ってる。60分以上のアルバムになると思うんだけど、これをファンの皆と共有できるのは嬉しい限りだね。” Danny Schuler (Dr)

“ニュー・アルバムは骨が砕けるようなリフ、ダークなメロディ、妥協のない歌詞がたくさん詰まってる。俺たちだけが出来るスタイルのサウンドだね。危険な連中が戻ってきたぜ…” Evan Seinfeld (vocals/bass)

"旧友たちと同じ部屋でレコーディングするのは最高だよ。当時俺たちはユニークな音楽を作ってきたけど、またツルんで、その当時のヴァイブを再びキャッチできて嬉しいね。時間がそのまま止まってた感じで、俺たちはまだ19歳みたいな感じだよ。" Billy Graziadei (G/Vo)

ジャケット画像

Line up:

  • Evan Seinfeld はレコーディング後脱退を表明
  • vocals/bass:
    Evan Seinfeld
  • vocals/guitar:
    Billy Graziadei
  • drumset:
    Danny Schuler
  • lead guitars:
    Bobby Hambel

Biohazard online:

オリジナル・ラインナップによるBiohazard が再び姿を現したのは2008年の、バンド生誕20周年を祝うため数本のサマー・フェスに出演した時だった。NY 出身の4人組で、ハードコア、メタル、パンク、そしてHip Hop の要素さえも自在に自分たちの音楽スタイルに組み入れたハイブリッド・サウンドは結成時から大きな話題を呼び、その後のミクスチャー・ロッカーたちへの大きな道しるべとなっていた。
Evan Seinfeld(B/ VO), Billy Graziadei(G/Vo), Danny Schuler(Dr),Bobby Hambel(G) の4人が揃うことは95年以来なかった。サード・アルバムにして、メジャー・デビューとなった"State of the World Address"のツアー終了後にBobby が脱退を表明したためである。
その後Schuler は新たなプロジェクト Bloodclotへ参加、他アーティストのミキシングなども行い、時折Graziadeiとのコラボレーションも行っていた。
Suicide Cityを結成したGraziadei は自らのスタジオUnderground Sound Studiosをオープンさせ、様々なアーティストがレコーディングを行う。
Seinfeldは最も大衆の目を引く活動を行っていたかもしれない。ケーブル・ステーションHBOで放映されていたシーズン5にも及ぶ人気ドラマ"Oz"への出演、そして VH1 のドキュメント、別々のバンドに所属するスーパー・スターたちがスーパー・グループを結成、ステージに立つまでの苦闘を描いたリアリティ・ショー/ドキュメンタリー"SuperGroup"への参加。またStuff Magazineへのコラム執筆、Playboy, Penthouse、FHMなどでのカメラマンとしての活動の他にも、ウルトラ・ヒットとなったビデオゲーム・ソフト"Manhunt"、"The Warriors" 、"Grand Theft Auto IV" での声優活動、更にはTeravisionというアダルト・ビデオ製作会社を立ち上げ、自分の妻Tera Patrickをマネージメントする他、彼女の作品の監督、そして出演も果たしていた(Spyder Jonezを名乗っている)また、サイド・プロジェクトThe Spyderzも結成している。

Seinfeld はこれらのいわゆる課外活動の数々が自らのルーツ、Biohazard での成功に負うところが大きいと認め、そこに戻る事を楽しみにしていると認めている。
"BIOHAZARDは俺の人生の最も重要なチャプターだからね"彼は言う。 "俺たちの音楽が4人をひとつにしてくれたんだし、ブルックリンという街から出るチャンスを与えてくれたんだ。その旅は素晴らしいものだったし、俺にとって、そして兄弟のような3人、Billy, Bobby and Dannyにとってもそうだし、何よりもオリジナルのラインナップで俺たちがカムバックすることを信じてくれていたファンのためにもね。この4人がBiohazard というハードコア・ブランドを再び掲げて立ち上がった事を俺は誇りに思ってるよ。モッシュ・ピットで会おうぜ。"

Hambelが付け加えた。 "俺たちは自分自身とオリジナル・ラインナップを見たいって思うファンに借りがあったんだ。沢山の音楽業界の仲間、ミュージシャンを失ったけど、俺たちはまだここにいる。ようやく時間が来たわけさ。"

1990年のデビュー以来、15年もの長きにわたってBiohazard は8枚の優れた作品を残してきた。その間、音楽業界はさまざまなトレンドが来ては去る、という循環を繰り返している (ヘア・メタル、グランジ、ニュー・メタルなど)。またその活動期間中、彼らは2枚のゴールド・アルバム(全米セールス50万枚以上のディスクに与えられる)に寄与している。"Nativity in Black: A Tribute to Black Sabbath"ではアルバムのオープニングを飾る "After Forever"をプレイ、また大ヒット映画"Judgment Night"のサウンドトラックではHip HopグループOnyx とコラボレーションしタイトル・トラックを演奏している。彼らの名前が一気に広まったのは1992年にリリースされた"Urban Discipline"アルバムからシングルカットされた "Punishment"の大ヒットによる。 MTVの人気プログラム "Headbanger's Ball" でこの曲は史上最も多くOA された楽曲であると同時に当時インディ・レーベルとしてスタートしたばかりだったRoadrunner Records の最初の大ヒットとなった(実際に、2006年に開催されたレーベルの20周年記念ライヴで、出演アーティストたちが一堂に会して"Punishment"をオープニングに演奏した)。

その後、彼らはメジャー・レーベルWarner Brosとの契約を手に入れ、2作のアルバム1994年の"State of the World Address" 、1996年の "Mata Leao"をリリース。そして1999年にMercury Recordsに移籍。1999年に "New World Disorder"を発表。その後は SPV に拠点を置き、3作のアルバムを発表している。 また、数多くのフェスにも出演、60カ国以上をサーキットし、合計で約3,000回のギグを行っている。

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