実に17年ぶりとなる、本格的なオーケストラ・プロジェクトが遂にその全貌を表す。
ボーナスDVDには、“Speak of the Dead” アルバムの楽曲を中心としたライヴ(オーケストラとの共演)を収録!!
1996年の時点において、すでにRAGE はドイツ産メタル・バンドとして、確固たる地位を築き上げていた。結成から10年を記録し、そのメロディとキャッチーさの同居したスタイルは“ジャーマン”・メタルというジャンルの日本での認知度のアップに多大な貢献を果たしていた。
そのRAGEが踏み出した野心的なステップが、ジャーマン・メタル史上初となるオーケストラとの本格的な共演であった。それは »Lingua Mortis« というアルバムで結実、RAGEの過去の楽曲を再アレンジ、オーケストラとのダイナミックな融合を果たしたのだった。
2010年に開催されたGerman Rock Hard Festivalにおけるオーケストラを導入したライヴ・ショウの後、RAGE は次なるオーケストラ・アルバムへと着手する。LINGUA MORTIS ORCHESTRA とネーミングされたプロジェクトは2013年、遂にその全貌を表した。
シンプルに »LMO« とタイトルされたプロジェクト第2弾。ほぼ全てのパートのスコアは今やRAGEの音楽面でのリーダーと言って差し支えないVictor Smolski によって書き下ろされた。
ヨーロッパでは8月2日に発売される本作、翌3日にはドイツの国民的メタル・フェス、Wacken Open Airが控えている。
RAGEの3人に加え、女性シンガーとして Jeannette Marchewka と Dana Harnge を起用、さらにスペイン、ベラルーシの交響楽団が本作に参加。
Peavy Wagner が歌詞の題材/コンセプトに使ったのは1599年に実際にドイツの街Gelnhausenで起こった“魔女狩り”事件。
アルバムへの総参加人数は優に100名を超えたこの一大プロジェクト 。プロデュースにはSmolski と、彼らの盟友プロデューサーCharlie Bauerfeind (BLIND GUARDIAN, HAMMERFALL)が当たり、地元ドイツのTwilight Hall Studioにてレコーディングが行われた。
LINGUA MORTIS ORCHESTRA 、遂にその全貌を…