美空ひばり最後のディレクターから、J-POPのディレクターまで
業界初! 社内競作をリスナーがジャッジ!!!
事の始めは去年の11月。大川本人とコロムビアの代表執行役社長と前述の専務執行役が会食をした中で
｢演歌界の活性化のために何か面白いことをやろう｣という話から誕生したもの。
6名のディレクターがそれぞれ別々の作家に発注し、楽曲を制作、提供しながら順次レコーディング、発表していく。
それぞれ2曲ずつ制作するため、全12曲となる。(配信スタート日：11/21〜2/6の毎週水曜日)
各ディレクターが｢大川栄策が歌唱する｣ことを前提に楽曲を制作しているため、ディレクターによって、 いろいろな大川栄策を打ち出すことになり、それぞれの楽曲がどういった色合いになってくるかが楽しみでもある。
また、これはあくまで配信限定でのリリースとなるため、CDなどのパッケージ化は今のところ予定していない。
ただし、CD化はされないが、それぞれの作品のジャケット写真は独自に制作され、アートワークとして配信。
ダウンロードのみのジャケットとなり、これも演歌界初の試みとなる。
これに向けて、大川栄策は以下のように語っている。
｢今回の企画は、コロムビアの社長と食事を一緒にしているときに『演歌界を何か盛り上げたい、何か面白い話題を作れないか?』という雑談から立ち上がった企画でした。『じゃあ、最近話題のネット配信を使ってみてはどうだろう』ということでスタートしました。
配信というと、若い世代の人たちには馴染みがありますけど、これを演歌好きの人たちにも馴染んでもらえれば、もっと演歌界も活性化できるんじゃないかと思って挑戦してみました。
実際に始めてみて、6人の違うディレクターと全12曲連続でレコーディングするなど大変な作業でしたが、色んな”大川栄策”が出せて本当に面白かったし、来年(2008年)の40周年に向けていろいろ勉強にもなりました。
配信というのは僕自身もあまり馴染みはなかったけど、実際にやってみると、本当に簡単にダウンロードできるので、是非、皆さんにもやっていただいて、今までとはちょっと違う僕の曲を聴いてもらいたいです。｣
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