『ハッピーエンドの不幸なお話』 その他の短篇商品情報

『ハッピーエンドの不幸なお話』 その他の短篇

『ハッピーエンドの不幸なお話』 その他の短篇

[DVD] 2007/05/02発売

『ハッピーエンドの不幸なお話』 その他の短篇

COBM-5505 ¥4,730 (税抜価格 ¥4,300)

約65分
カラー・モノクロ
4:3
片面一層
日本語字幕
モノラル

これが、アニメーションの“新世代”だ!
各国の映画祭で受賞多数、世界のアニメーションの“今”を凝縮!


■「ハッピーエンドの不幸なお話」 Histoire tragique avec fin heureuse (約7分)
■「お坊さんとさかな」 Le moine et le poisson (約6分)
■「渡り鳥の珍道中」 La grande migration (約8分)
■「こころのダイアリー」 Le roman de mon ame (約6分)
■「小さな寄り道」Petite escapade (約6分)
■「ちいさな星の王子さま」 Le trop petit prince (約7分)
■「ラビオリ缶詰の魔人」 Le genie de la boite de raviolis (約8分)
■「廊下」 Le couloir (約16分)



カンヌ映画祭から生まれた世界最大規模、最古のアニメーション映画祭、アヌシー国際アニメーション映画祭のグランプリ受賞作品『ハッピーエンドの不幸なお話』や、アカデミー賞ノミネート作品『お坊さんとさかな』(『岸辺のふたり』のマイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット監督)など、世界各国の映画祭で評価された傑作短篇集。

フランスを代表するアニメーションスタジオのひとつ、Folimage (フォリマージュ)が厳選した新進気鋭の作家達。ドローイング、アクリル画、クレイ等様々な技法で製作された珠玉の8編。8作品中7作品が日本初ソフト化。日本未公開作『小さな寄り道』『廊下』を収録。

 フランス作品(「ハッピーエンドの不幸なお話」:フランス、カナダ、ポルトガル合作)


◆『ハッピーエンドの不幸なお話』推薦コメント◆

白と黒せめぎ合いから描き出される画面から、ギシギシと聞こえる主人公と世間との不協和音は、次第に幸福なハーモニーとなる。ユニークな絵と音の構成、いろいろな感情が凝縮されて、短編っていいなと思わせる味わい深い作品。
 山村浩二(アニメーション作家)

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■「ハッピーエンドの不幸なお話」 2005年
 監督:Regina Pessoa(出身国:ポルトガル)
人と違っていたいと望まないのに、違ってしまう人がいる。そういう人たちは、群衆の中に紛れ別人のようになり、違いを隠そうと必死になっている。周りの人たちが、その違いを受入れさえすれば、何事もないのに。
  
アヌシー国際アニメーション・フェスティバル(フランス、2006年、グランプリ、他)、ソウル国際カートゥーン・アンド・アニメーション映画祭(韓国、 2006年、グランプリ)、アニマムンディ(ブラジル、2006年、デザイン賞2位、他)、広島国際アニメーションフェスティバル(日本、2006年、国際審査員特別賞)、その他


■「お坊さんとさかな」 1994年
 監督:Michael Dudok de Wit(出身国:オランダ)
修道院の僧侶が1匹のさかなを捕まえようと昼夜を問わず奮闘する。シンボリックなテーマをコミカルに描く傑作。
  
アカデミー賞ノミネート(米国、1995年)、オタワ国際アニメーション・フェスティバル(カナダ、1994年、審査員特別賞)、アヌシー国際アニメーション・フェスティバル(フランス、1995年、審査員特別賞)、カートゥーン・ドール(ヨーロピアン・オスカー)受賞(EU、1995年)、セザール賞(フランス、1995年、最優秀短編作品)、その他


■「渡り鳥の珍道中」 1995年
 監督:Iouri Tcherenkov(出身国:クリミア)
越冬地を求めて大移動する鳥たちが、霧にのまれて方向感覚を失うコメディ。
  
モスクワ国際映画祭(ロシア、1996年、最優秀学生作品賞)、ベルリン映画祭(ドイツ、1997年、最終短編映画賞Green Bear)、シュトゥットガルト国際アニメーションフェスティバル(ドイツ、1998年,ProSiebenグランプリ)、その他


■「こころのダイアリー」 1997年
 監督:Solweig von Kleist(出身国:ドイツ)
古い日記を手にした女性が、予定どおりに行かなかった過去を辿る。
  
広島国際アニメーションフェスティバル(日本、1998年、審査員特別賞)、その他


■「小さな寄り道」 2001年
 監督:Pierre-Luc Granjon(出身国:フランス)
男の子は登校の途中で、森の中の塀によじ登り、通行人を観察する。寄り道のつもりだったのに、いろいろな空想を膨らませて、楽しい一日を過ごす。
  
ソウル国際カートゥーン・アンド・アニメーション映画祭(韓国、2001年、短編作品グランプリ)


■「ちいさな星の王子さま」 2002年
 監督:Zoia Trofimova(出身国:ロシア)
とても小さな星に住む、とてもきれい好きな小さな王子さまの一日は掃除に明け暮れる。コメディの中に地球環境を大切にする心を問い掛ける。
  
ベルリン映画祭(ドイツ、2003年、子ども審査員賞、国際審査員賞Crystal Bear)、シカゴ国際児童映画祭(米国、2003年、おとな審査員賞)、その他


■「ラビオリ缶詰の魔人」 2005年
 監督:Claude Barras(出身国:フランス)
ラビオリ缶詰工場で働くアルマンは、いつものように仕事を終えて帰宅する。夕食のラビオリ缶詰を空けると、缶詰の精が飛び出し、2つの願いを叶えてくれると言う。
  
第41回Journees de Soleure(スイス、2006年、最優秀アニメーション映画賞)、Solothurn Film Festival(スイス、2006年、アニメーション最優秀賞)、その他


■「廊下」 2005年
 監督:Jean-Loup Feliciol、Alain Gagnol(出身国:フランス)
失業中の男は、不思議な店で仕事を見つける。 それは、一日中座って、廊下を監視すること。男は仕事に熱中し、妻に逃げられる。男の目の前に現れたものは、幻覚だったのだろうか、それとも現世?
  
ザグレブ・アニメーション・フェスティバル(クロアチア、2006年、審査員特別賞)、広島国際アニメーションフェスティバル(日本、2006年、特別賞)、その他


(C) Folimage
(C) Folimage – National Film Board of Canada- Ciclope Filmes - Arte France
(C) Folimage/Studio Film Bilder/Arte France