商品情報
人間国宝 義太夫 豊竹山城少掾
COCJ-33971 ¥3,080 (税抜価格 ¥2,800)
蘆屋道満大内鑑〜葛の葉子別れの段〜
ASHIYADOMAN OUCHIKAGAMI〜KAZUNOHA KOWAKARE NO DAN〜
浄瑠璃:豊竹山城少掾
Joruri:TOYOTAKE YAMASHIRONOSHOJO
三味線:鶴澤清六
Shamisen:TSURUZAWA SEIROKU
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瑞々しい気品と荘重さに溢れた語り口は山城風といわれ称えられた。
豊竹山白少掾(とよたけ やましろのしょうじょう)
近代の義太夫節の最高の演奏家。第一人者。東京生まれ。本名金杉彌太郎。竹本政子太夫に手ほどきを受け、のり五世竹本津賀太夫に学び竹本小津賀太夫。1889年修行のため大阪へ行き二世竹本津太夫(のちの七世綱太夫)に学び竹本津葉芽太夫。1909年二世豊竹古靱太夫を継ぎ、42年文楽座の櫓下に就任。46年日本芸術院会員。47年秩父宮より山白少掾の豊竹掾位を受け、藤原重房と名乗る。55年第一次の重要無形文化財保持者(人間国宝)の認定を受ける。59年に引退。60年文化功労者。
近代の義太夫節はこの人のおかげで生き返ったといっても過言ではないだろう。曲の解釈・表現、とくに音遣いと心理描写は完璧で、山城風と言われる独自の芸風を確立して聴く者を圧倒した。生涯をまとめたものに渡辺保『豊竹山白少掾』がある。
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