いつき ひろゆき 1932年、福岡県に生まれる。47年、朝鮮より引揚げ。早稲田大学文学部露文科中退。66年、『さらばモスクワ愚連隊』で小説現代新人賞、『蒼ざめた馬を見よ』で第56回直木賞受賞。『青春の門 筑豊篇』で吉川英治文学賞をうける。代表作は『朱鷺の墓』『戒厳令の夜』『蓮如』『大河の一滴』『他力』『日本人のこころ』(全6巻)。翻訳にチェーホフ『犬を連れた貴婦人』リチャード・バック『かもめのジョナサン』ブルック・ニューマン『リトル ターン』等がある。第一エッセイ集『風に吹かれて』は刊行40年をへて、現在総部数約460万部に達するロングセラーとなっている。ニューヨークで発売された、英文版『TARIKI』は大きな反響を呼び、2002年度「Book of the YEAR」(スピリチュアル部門)に選ばれた。また02年度第50回菊池寛賞を受賞。1981年より休筆、京都の龍谷大学において仏教史を学ぶが、85年より執筆を再開し、現在直木賞、泉鏡花文学賞、吉川英治文学賞その他多くの選考委員をつとめる。 |
自らの人生とともにある昭和の歌謡曲を、ひとつひとつ慈しむように語り下ろした「わが人生の歌がたり」(角川書店)は、NHK「ラジオ深夜便」で好評のコーナーから生まれた作品。トークと歌詞を併載。 | |
第1巻「わが人生の歌がたり〜昭和の哀歓〜」(発売中) |
第2巻「わが人生の歌がたり〜昭和の青春〜」(08.3.25発売) |