米フィラデルフィア生まれ。15歳でエルヴィス・コステロやボブ・ディラン、パティ・スミスに強い影響を受けギターを始める。現在はニューヨーク在住。
X-Fileの主演男優、デヴィッド・デュコブニ−への想いを曲にした彼女の、後にデビューシングルとなる「David Duchovny」のデモが、X-Fileのプロデューサーの手に渡り、99年の番組のクリスマスパーティで、そこに招待されたブラット・ピットやジョージ・クルーニー、ウーピー・ゴールドバーグ等セレブが合唱したことが業界で噂となり、ブリー・シャープは一躍、時の人となる...。
その「David Duchovny」を収録したアルバム「Cheap and Evil Girl」(日本未発売)でブリー・シャープは99年、米Trauma Records(BushやNo Doubtが所属した)よりデビューする。
シュガー・レイの前座やLilith FairやMTV Campus Invasion等のイベントにも出演している。
その実力はRolling Stone誌で「ハンパじゃなく天才的なシンガーソングライター」と、またEntertainment Weekly誌でも「作曲能力を備え持ったクレバーなアーティスト」と評されるほど。

ところが、順調に見えた彼女の未来に暗雲が立ち込める…。
1stシングル「David Duchovny」、2ndシングル「America」と発表したところで、所属レーベルTrauma Records のInterscopeに吸収合併騒動にまき込まれ、ブリー・シャープは契約を失ってしまう。しかし、彼女自身とマネージャーによるレーベルAhimsa Recordsを立ち上げ、この2ndアルバム「ブリー・シャープ」(原題:「More B.S.」)を前作同様、ドン・ディレーゴ プロデュースのもとに完成させる。
アルバムからの米国でのファーストカット「レイジー・アフターヌーン」や最新シングルの「エヴリシング・フィールズ・ロング」、ドン・ヘンリーによるオリジナルを超える出来映えの「ボーイズ・オブ・サマー」に代表されるような彼女の持ち味であるキャッチ−かつア−シーなロックを凝縮した、デビューアルバムをはるかに上回る捨て曲なしの一枚!
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