RELEASE
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ソロデビュー20周年記念作品
上妻宏光の原点、津軽五大民謡で魅せる津軽三味線の決定盤! -
今作は三味線、民謡界より重鎮を迎え、「津軽じょんから節」を澤田勝秋と「旧節・中節・新節」のメドレー曲、「津軽あいや節」の変遷を本條秀太郎の三味線と津軽三味線で巡るオリジナル作「南風」。
「津軽じょんから節(中節)」を津軽民謡歌手長谷川勝枝(唄)、二代目成田雲竹女(太鼓)との共演で綴る。
“日本の伝統芸能”津軽三味線の技術と、国内外での演奏経験を元に後世へ残すべく完成させた上妻流三味線、渾身のアルバム。
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TSUGARU
2020/3/4 RELEASE
COCB-54296 ¥3,000 (¥2,727+TAX)
※M1,2,3,4,6,7,8 青森県民謡
※M1,2,4,6,8 津軽三味線:上妻宏光
■津軽じょんから節(新節) 手元Ver.
■津軽じょんから節(新節)
PROFILE
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1973年茨城県出身。いばらき大使、日立大使。
6歳より津軽三味線を始め、幼少の頃より数々の津軽三味線大会で優勝する等、純邦楽界で高い評価を受ける。
ジャズやロック等ジャンルを超えたセッションで注目を集め、2000年に本格的にソロライブ活動を開始し、ニューヨーク、ニューオリンズで地元ミュージシャンとセッションも行う。
帰国後デビューアルバムの制作に入り、2001年1stアルバム『AGATSUMA』をリリース。 同アルバムと、6thアルバム『○-エン-』で「日本ゴールドディスク大賞純邦楽アルバム・オブ・ザ・イヤー」を受賞する。
2003年にリリースされた2ndアルバム『BEAMS ~AGATSUMAII』は全米リリースされ、アメリカ東海岸ツアーも行う。
これまでEU、アフリカ等、世界30ヵ国以上で公演を行っており、ハービー・ハンコック、マーカス・ミラー等との共演も果たしている。
そのほかNHK 大河ドラマ「風林火山」(作曲:千住明)の紀行テーマを担当。
また上川隆也主演舞台「その男」への楽曲提供や、テゴマスのアルバムに楽曲提供するなど各方面のアーティストや舞台、映画、ドラマ他、様々なシーンへの楽曲提供でも活躍している。 2013年には内閣総理大臣主催の「TOKYO2020公式夕食会」、「第5回アフリカ開発会議公式首脳晩餐会」において、日本を代表して演奏を披露。
近年では歌舞伎の本公演(主演:市川海老蔵)に津軽三味線奏者として初めて参加、音楽を担当するなど伝統芸能との交流も深めている。
2016年、唯一の愛弟子である志村けんと「キリン氷結R」のTVCMにて、師弟による出演。
2017年、カザフスタン「2017年アスタナ万博」で日本文化を世界へ発信する上妻宏光プロデュース公演を行い、2019年から中国で単独公演の実施や大型フェスへの出演。
2020年、オリンピック聖火リレーに地元茨城での聖火ランナーとして決定している。
伝統をふまえながら時代に応じた感性を加え、ジャンルや国境を越えるボーダレスな活動で津 軽三味線の”伝統と革新”を追求し続けている。
また、日本全国の小学校において日本の伝統音楽の魅力を伝える授業を行っており、次世代への文化伝承にも力を注ぐ多岐にわたる活動は、三味線奏者として開拓の第一人者と言える。
2020年ソロデビュー20周年を迎え、3月4日にはソロデビュー20年記念アルバムとして、津軽五大民謡を三味線で綴る古典アルバム「TSUGARU 」を発表。
同日、2014 年にニューヨークにて矢野顕子とのコンサート共演に始まったコラボレーションユニット「やのとあがつま」のデビューアルバム「Asteroid and Butterfly 」をリリース。
---A leading player of traditional Japanese music, Hiromitsu Agatsuma has been pursuing capabilities of “tradition” and “innovation” in the Tsugaru shamisen, a Japanese string instrument, by collaborating with other genres of music such as jazz, rock and dance originally from other countries.
https://agatsuma.tv/ ▶
Agatsuma has toured and performed in more than 30 countries. In summer of 2017, he representatively directed and performed on the stage at Japan Pavilion of “Astana Expo 2017” held in Kazakhstan in order to introduce Japanese culture to the world.
CONGRATULATIONS MESSAGE
この度はソロデビュー20周年、誠におめでとうございます。
上妻さんとは何度も舞台でご一緒させていただいておりますが、 その度に市川海老蔵という役者をよくわかっていただいているなと感じます。
津軽三味線の音色で舞台全体をコーディネートする楽曲、演奏はいつも素晴らしく、舞台に立つ私を躍動させます。
また、上妻さんが掲げている「伝統と革新」という指針は私も共感する価値観であり、 共演させていただく度に楽しく、刺激のある時間を過ごさせていただいております。
これからのご活躍を心よりお祈り申し上げます。
上妻っちがソロデビューしてもう20年!?
お祝いコメントを寄せさせてもらえる仲になって、まことに嬉しい限りだが、悔やまれるのは、彼と出会えたのはデビューからだいぶ経ってからであった。
津軽生まれのぼくは、彼の三味線には体の芯まで安心して癒やされる。当然だがホンモノだ。津軽民謡以外を演っている時に、それは明白に際立つのがその証拠と思う。
そしてここ数年、断続的に続いている彼とのツアーは実に楽しい。
普段のぼくの活動には出会えないお客さんにも毎回会えて、「楽しみながら楽しんでもらうってコレだよなあ」と、いつもニンマリしている。
これからもよろしくね。この際、茨城も東北になっちゃう?(笑)
上妻さんソロデビュー20周年おめでとうございます。
僕のラジオに出て頂いたのがキッカケで弟子入りをお願いしてから、16年ぐらいになりますが、時の経つのは早いもんですね。
この間に色々な経験をさせてもらいました。 ライブに参加したり、CMで共演したり、僕の演奏をCDに収録して頂いたり色々な事がありました。
中でもライブに参加させてもらってから、もう10年経つとは考えられないくらい鮮明に出番前の事を覚えています。
舞台でもご指導頂き、弟子入りのキッカケでもある「紙の舞」を舞台で弾けるようになり、上妻師匠にはとても感謝しております。
ありがとうございます。
今後ともご指導宜しくお願い致します。
この度はソロデビュー20周年誠におめでとうございます。
ソロデビュー20周年おめでとうございます。
2007年NHK大河ドラマ「風林火山」の紀行テーマを演奏して頂いて以来、津軽三味線の新たな扉を開け続けている姿に感銘を受けます。
One and Only であり続ける運命を噛み締めて、こらからも世界で唯一無二のアーティストとしてチャレンジを続けてください!
例えば誰かと共演する道を歩む芸術家にとっての肝は「旺盛な探求心、センスと包容力」の三点だ。吾輩は上妻君が座長の「能舞音楽劇『義経記』」なる公演を能シテ方山井綱雄君と共にかれこれ8年ほど演り続けている。愉しい。伝統芸継承者にとって「未来における古典」の創造は数多の逆風に抗う作業だ。身近で観ていて良く分かる。だが座長の、上記三点バランス感覚の鋭敏な部分を吾輩は毎回「素敵だ!新鮮だ!強い!」と思って演っている。吾輩も大概の長期多処で「座長」を努めて来たが、そんな吾輩がそう思う。音楽の技術者として卓越しているばかりではなく「最終判断を任せられる座長」である。何より「一緒に演って」と吾輩に声を掛けたセンスが素晴らしい、ウハハハ~! ソロ活動開始20周年だと? まあ大した数字ではないが、一応「慶祝!」。
「日本の伝統文化を背負い、可能性にもチャレンジを続ける上妻君とはデビュー当時から共感し、時には共にゴールドディスク大賞を競い、いつも刺激的な存在です。
一緒にあちこち遠征した時にはいつも何かしらの事件に巻き込まれるのも不思議なコンビだよね。
忘れられない思い出ばかり。またその気さくな人懐っこい人となりは良き弟みたいな感触で、にいちゃんはとても嬉しいよ。
世界に誇る同志としてこれからもガンガン行こうぜ!」
海外の人に「日本人を代表する演奏家は誰か」と問われたら自分は上妻宏光と答える。
日本人に「日本がもっとも誇る音楽家は誰か」
と聞かれたら上妻宏光と答えるだろう。
デビューする前だって、レコードを出すようになって20年の間だって、これから先の50年だって、上妻宏光は"津軽じょんから節"を演奏し続けている。
そしてただの一度も同じものを生み出すことがないのだ。
津軽の歌も熊本の歌も、彼の演奏で世界へ旅に出る。
これからも世界中の人々へ音楽を届けてください。
ソロデビュー20周年おめでとうございます。
あなたの才能と努力によって今、輝かしい未来がさらに待ち受けていることと思います。
ご自分の積み重ねたジャンルにとらわれる事なく、多くの方々とのコラボレーションは新しい魅力の源であろうと思います。
思いがけない出会いが私にもあり、大いなる刺激を頂くこととなりました。
アナログとデジタルの両極の間を生きている今、そこに新しい道があると確信しています。
これからの貴方をもっと見続けていきたいと思っております。