<メッセージ>
先日はご多忙の中来園していただき本当にありがとうございました。
子どもたちにとってはかけがえのない思い出のクリスマスに、私にとっては生涯忘れられないクリスマスの一日になったと確信しております。
今回イベントのお話をいただき、子どもたちへは事前に「私の好きなアーティストが園に来てくれることになったから、是非聴きに来てね!」と伝えてありました。当初は、ライブの開始時間が夜遅いこともあって、中高生の子どもたちのみが参加する見込みでしたが、私の熱い(?)アピールが効いたのか、当日は小学校低学年の子どもたちも含め多くの子どもたちがライブを聴きに来てくれました。
ライブ前には、いったいどんな人たちが来るのだろう、と子どもたちのドキドキした表情が窺えました。ライブが始まると、ダンデライオンのお二人の楽しいおしゃべりで子どもたちもすぐに打ち解け、ライブに見入っていました。私は後方からライブを拝見させていただいていたのですが、『君の足元へ』や『空よ』で子どもたちが一緒になってダンデライオンの歌を歌っている姿を見たときは、今まで想像し得なかった光景に、夢か現実なのか不思議な感情を覚えましたが、少しずつ感慨深い感情がこみ上げてきて目頭が熱くなりました。
ライブ中もライブ後も、子どもゆえに遠慮のない発言や行動で失礼をおかけしてしまいましたが、ダンデライオンのお二人は嫌な顔一つせず、子どもたち一人ひとりと暖かく接してくださいました。ライブ後は子どもたちのサイン攻めでしたね・・・(笑)
その素晴らしい歌と楽しいお話で、ダンデライオンのお二人は「歌が上手でかっこよくて楽しいお兄さん」として、あっという間に子どもたちのヒーローになりました。子どもたちがリラックスした表情でダンデライオンのお二人との時間を心から楽しめたということは、子どもたちの「また来てね!」という声からも容易に想像できました。
さらに、一緒にライブを拝見した職員からも、「素敵な声だったねぇ。聴きに来てよかった」との声をたくさん聞けて、年齢の壁を超えてほんとに多くの人の心にダンデライオンの歌が響いていたことをうれしく思いました。
今回のキャンペーンの当選を受けてからライブが始まる前までは、ダンデライオンの大ファンである自分が「自分のために歌いに来てくれるんだ」という気持ちで興奮して喜んでいましたが、ライブを通じて子どもたちの楽しそうな表情を見て、「ダンデライオンのお二人は子どもたちのために来てくださり、子どもたちに喜びとかけがえのない思い出を作ってくださったんだ」と、今振り返って考えることが出来ました。
ダンデライオンというアーティストが子どもたちにあまり知られていなかったのは事実ですが、今回のイベントを通じてダンデライオンの歌と温かい人柄に触れ、今後もダンデライオンのお二人のさらなるご活躍はもちろん、同時に子どもたちの成長を心より願っている次第です。
私にとっては職場では”非日常”だったダンデライオンの存在が、今では子どもたちの部屋からダンデライオンの歌が聞こえてくるようになり、不思議な感情と感激の気持ちでいっぱいです。これからは、ダンデライオンの歌が園の”日常”になっていくことを楽しみにしています。
今回このような機会を設けていただいたのは、ひとえにダンデライオンのお二人をはじめ、リズメディアマネージャー様、コロムビアミュージックエンターテインメントの担当様、そして今回のイベントの実現にご協力いただいたすべてのスタッフの方々のおかげだと思っております。本当にありがとうございました。
懐かしい子どもたちの顔を見に、
また来園していただけることを子どもたち・職員一同心より楽しみにしております。
末筆ながら、厳しい寒さの折、皆様方にはくれぐれもお体の方
ご自愛くださいますようお願い申し上げます。
平成19年12月28日
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