タカハシシンノスケ インタビュー
タカハシシンノスケが語るキャラクターソング「What's EMO」
感情的な曲なので気持ちを乗せて歌えればいいなって
3/1に発売される『暴太郎戦隊ドンブラザーズ キャラクターソングアルバム』に収録されるソノザのキャラクターソングを歌唱されたタカハシシンノスケさんに、レコーディングの感想をお聞きしました。
――「What's EMO」のレコーディングを終えた感想を教えてください。
いやー、難かったですね。歌を上手に歌うこともですけど、キャラクターとか劇中のシーンの補完というか、その時の気持ちが歌に情感として出て欲しいと思って歌ったので、それを表現するのが難しかったですね。
――お気に入りの歌詩はありますか?
どのセクションも好きなんですけど、「人間はこんなにも簡単じゃないだろ」という歌詩はそれこそ22話「じごくマンガみち」のなかのセリフ「人間はこんな簡単に好きになるのか?」のようにハルカの漫画を通して人間に問いかけているというか、人間に対して問いを強く持つソノザのシーンというのは劇中によくあったので、その情景の象徴的なフレーズだなって思って好きでしたね。
――「月ノミゾ知ル。」という戦隊史上でも類を見ないデュエット曲がありましたが、ドンブラザーズの中で他に聴いてみたい組み合わせのデュエットはありますか?
やっぱ翼とソノニ、はるかとソノザとかはみんなも聴いてみたいだろうし、僕も聴いてみたいですけど。そうだな、つよしと翼も良いですよね。みほと夏美を奪い合っている同士の感じとか。あとは脳人三人で歌う曲も聴いてみたいですし。ほんと、ドンブラザーズっていろんな人の組み合わせが成立する気がするんですよね。でも、真一だけ浮いているんだよな(笑)。あと意外と絡みはなかったけど、ジロウとソノザとかは歌のノリが近い気がしていて、この組み合わせも聴いてみたいですね。例えば、表のほうのジロウとソノザの「筋肉体操」みたいな体操曲とか有りな気がしていて(笑)。
――普段はどのような音楽を聴いていますか?
元々はPUNKが好きで、世代的にはGREEN DAYとかをめっちゃ聴いてて、高校時代にはコピーバンドもやっていて。あとは、マキシマム ザ ホルモンとかのミクスチャーバンドも好きで、Red Hot Chili PeppersとかRage Against the Machineとか。PUNKとかハードコア系を学生時代から今でもずっと聴いているんですけど、Hi-STANDARDとか。でもテクノ系も好きで、電気グルーヴとかエイフェックス・ツインとか。あとPOPSも聴くし、メタルも聴くし、RAPやHipHopも。邦楽や洋楽といったジャンルも関係なく聴いてます。でも思い入れが深いのはPUNKとかテクノとか、学生の時から聴いていたジャンルの音楽ですね。
――ステージで「What's EMO」を実際に歌唱する際の意気込みをお願いします。
意気込みはとにかく詰まらずに歌う、ってことですね(笑)。息を吐き続けてとにかく歌うっていうのと、あとはテンポが速くないので感情とか情感が入る余地がありそうなので、それを表現していきたいですね。歌の最後の「次はまだか つかみかけた」などはちょっと切ないフレーズでもあるので、そこまでライブで歌う日が来るかわからないですけど、ただ歌うだけじゃなく、感情的な曲なので気持ちを乗せて歌えればいいなって思います。
「What's EMO」
歌:ソノザ(タカハシシンノスケ)
作詩:ミズノゲンキ
作曲・編曲:Tak Miyazawa
3月1日(水)発売の『暴太郎戦隊ドンブラザーズ キャラクターソングアルバム』に収録。