暴太郎戦隊ドンブラザーズ

スペシャル

柊太朗 インタビュー

柊太朗が語るキャラクターソング「朧」

犬塚翼の日本人っぽさ、大和魂っぽさが込められている

柊太朗

3/1に発売される『暴太郎戦隊ドンブラザーズ キャラクターソングアルバム』に収録されるイヌブラザー/犬塚翼のキャラクターソングを歌唱された柊太朗さんに、レコーディングの感想をお聞きしました。

――「朧」のレコーディングを終えた感想を教えてください。

そうですね、「アバターパーティー!ドンブラザーズ!」で歌わせていただいてますが、みんなそれぞれ1パートくらいだったので、こんなにちゃんとした1曲を歌うのは初めてだったので、こんなに歌えるんだろうかって最初は恐れ多かったです(笑)。でも歌っていくうちに、楽しくて。歌詩の中に漢字も多くって、犬塚翼の日本人っぽさ、大和魂っぽさが込められていて、犬塚をきちんと意識しながら歌うことができたと思います。

――今までレコーディング経験はありましたか?

ミュージカル『テニスの王子様』で歌は歌っていたのですが、きちんとレコーディングをした経験は無かったので気持ちよく歌わせていただきました。レコーディングは本当に楽しかったです。キーも自分に合わせてくださっていたので、歌いやすくて気持ちよく歌っていました(笑)。

――お気に入りの歌詩はありますか?

リズムも含めてなんですけど、Bメロの「朧夜 微睡む光に照らされ」と「晦冥 この身に纏いし外套」は犬塚が逃亡者だからこその歌詩なんだろうなと思いました。その中で熱い男であることも表現されていたり、すごい素敵な歌詩だと思いました。あと、日本舞踊のようなリズムがクセになって好きでしたね。ハードボイルドとは少し違う、人情味のあるクールというスーパー戦隊の“黒”担当の像を表現しているように思えて素敵でした。

――「月ノミゾ知ル。」という戦隊史上でも類を見ないデュエット曲がありましたが、ドンブラザーズの中で他に聴いてみたい組み合わせのデュエットはありますか?

翼とソノニは掛け合いみたいな楽曲になりそうで、聴いてみたいですよね。今までのシーンを思い起こすとしっとりな曲調になりそうなんですが、関係性がフランクに変わっていったりしていたので、逃げていく翼と追うソノニの関係性も表現できたら素敵な曲になりそうだと想いました。異色なところでいうと、雉野つよしとドンムラサメとか(笑)。混沌としたカオスな感じが、ドンブラザーズっぽいかなって。ほかのみんなはムラサメに呪われたりして接点があるんですが、たぶんつよしがムラサメと一番接点が少ないと思うので、ここでいきなりデュエットさせられたら面白いですよね。

――普段はどのような音楽を聴いていますか?

親が佐野元春さんとか、海外だとジョージ・マイケルとかが好きで、子どもの頃はずっと車の中で一緒に聴いてました。僕自身は忌野清志郎さんとか斉藤和義さんとか、バンドだとエレファントカシマシとかサンボマスターが好きでずっと聴いてました。元気出したい時とか、ちょっと寂しくなって地元の北海道のことを考えちゃう時は今も聴いちゃいますね。

――ステージで「朧」を実際に歌唱する際の意気込みをお願いします。

歌詩もメロディもリズムも全てが素敵な楽曲で、本当に好きな楽曲になりました。犬塚翼のカッコ良さをたくさん詰め込んでいただいた楽曲なので、このカッコ良さを全面に出せたらいいんですけど、生歌となると緊張もすると思うので、間違うことを恐れずに「これが翼の歌だ」と伝える気持ちを大事に歌いたいと思います。地元の北海道でのファイナルライブツアーの公演の日の夜の空に、朧月が輝いていたら素敵ですよね。

「朧」
歌:イヌブラザー/犬塚翼(柊太朗)
作詩:eNu
作曲・編曲:設楽哲也

3月1日(水)発売の『暴太郎戦隊ドンブラザーズ キャラクターソングアルバム』に収録。

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