別府由来 インタビュー
別府由来が語るキャラクターソング「空想談義」
キャラソンとしてものすごく的確だと思った
3/1に発売される『暴太郎戦隊ドンブラザーズ キャラクターソングアルバム』に収録されるサルブラザー/猿原真一のキャラクターソングを歌唱された別府由来さんに、レコーディングの感想をお聞きしました。
――「空想談義」のレコーディングを終えた感想を教えてください。
猿原っぽい、侘び寂びを愛している曲になっていますね。「外から見える真一」ではなく、あくまで真一目線の歌詩なので、実は最初に見た時に、大丈夫かな?って少し思ったんです。視聴者の方の目線で考えるとこの歌詩は少し違うと思ってしまう部分があるかもしれないけれど、真一のキャラソンとして真一が思っていることだと考えると実は間違っている部分はないんです。たぶん視聴者の方から見たら狭いんだけど、真一自身は「心が広い」と思っているとか。真一のプライドが高い部分とか。キャラソンとしてものすごく的確な歌詩だなと思いました。
――お気に入りの歌詩はありますか?
セリフのようになっている部分の歌詩が好きですね。「ここで一句を」とか。コーラスの箇所とか少しふわーっとしているのも真一っぽいし。あとやっぱり侘び寂びって言葉がサビに入っているのが好きかな。真一目線の「器も視界も広く持ち流されず」とかが、先程お話ししたような、真一の見え方としてファンの方にどう思われるのかなって思った箇所でして。でも、真一自身は器も視界も広く持っているつもりになっているので、この歌詩もすごく的確だなと思ったりしました。それと、全体的に曲の感じもふわーっとしているのが、真一っぽいですよね。
――「月ノミゾ知ル。」という戦隊史上でも類を見ないデュエット曲がありましたが、ドンブラザーズの中で他に聴いてみたい組み合わせのデュエットはありますか?
みんな物語上のペアがありますからね。でも、48話でソノイと共闘したので、せっかくだしブルー同士でも歌ってみたいですね。はるかとの安定の関係で歌ってみたいとも思いますし。雉野と犬塚とのペアは怖いですけど、友達同士って感じで歌ってみたい気持ちもありますね。
――普段はどのような音楽を聴いていますか?
邦楽が多いです。僕は音楽のラジオ番組を持っているので、日本のロックバンドを聴くことが多いです。Alexandros、ELLEGARDEN、とか。あとアニメも好きなので、アニソンも聴いてますね。
――ステージで「空想談義」を実際に歌唱する際の意気込みをお願いします。
真一として心で歌って、侘び寂びを大事にしてのらりゆらりと歌いながら、でもそこに真一の自我もしっかりと入れて、真一純度100%な歌を披露できればと思っています。
「空想談義」
歌:サルブラザー/猿原真一(別府由来)
作詩:ミズノゲンキ
作曲・編曲:設楽哲也
3月1日(水)発売の『暴太郎戦隊ドンブラザーズ キャラクターソングアルバム』に収録。