1.時の流れに身をまかせ / テレサ・テン
Part1に収録した『別れの予感』の項にも書きましたが、とにかくテレサの曲は「力まずサラリと」が最大のポイントです。
「着物」や「暖簾」、「北風」や「日本海」といった演歌特有の哀愁は捨てて、むしろ能天気にスキップでもする勢いで唄うと 丁度良いかもしれません。
しおらしくも聞かん坊で、かなり無鉄砲な女性の歌です。可愛らしさを忘れずに。
また曲名が似ているからといって、「川の流れのように」と同様の壮大感を出そうとすると大変なことになりますのでご注意ください。