「コミュニケーション」の方法は数え切れないくらい増えたのに、悩みの大半は人間関係なのはなぜだろう。
便利なのにあなたの顔も声も気持ちも思い出せないのはなんでだろう。小学生の時に私が傷つけてしまった友達の顔は今も覚えていて胸が痛むのに。
人間の体はチンパンジーから進化しても、人間の心は2024年の今も柔らかいままで、心にまで届く栄養は昔から変わらないのかもしれないです。
見えないコミュニケーションに窒息してしまいそうな時、心が凍ってしまいそうな時、一緒に前に進もう。一緒に火をつけよう。一緒に戦おう。
2023.8.19 大阪の梅田シャングリラにコカレロのイベントで呼んでもらった。
私にとってはゴリゴリのHiphopやパンチーなアーティストの方々との対バン。
なのに出番がトリというプレッシャー。めちゃくちゃビビって乗り込んだ結果、めちゃくちゃにいい夜になった日。
まるでジャングルに入っていくようだったけど、そこにはただ音楽に純粋な気持ちを持つ人しかいなかった。
年齢を重ねると緊張やビビることは減っていく。
でもその中へ勇気を出して飛び込むと、お金やいい車や美味しいものとは比べ物にならない奇跡みたいな愛おしいパワーが自分に入ってくる。
あの日梅田で一緒に過ごしたKZ君、SPI-K君、RowHoo君、チプルソ君、会場にいた皆ありがとう。
愛おしくて仕方ないです。今日緊張する出来事があるあなたへ、心から応援しています、ジャングルに飛び込め!
RHYMESTERの音楽を聴いた日から私の人生は変わりました。「いつか一緒に音楽を」なんて考えられなかったほど自分にとっては大きすぎる存在。
そんな私にある時、三重県桑名市のアンバサダー「魅力みつけびと」をやってもらえないかというお話が舞い込んできました。
推薦してくださったのはなんとMummy-Dさん。そんなきっかけで、私は桑名の祭や歴史、人や土地に触れ、その魅力にのめり込んでいきました。
そして桑名の皆とDさんと酒を酌み交わし色々な話をしました。あぁ、こんな大切な時間を思い出じゃなくて音楽にしなくちゃ、そう思いました。
私がDさんからバトンを受けとったように、全国それぞれの土地に文化や歴史や伝統を継承しようとする若者や子ども達がいます。
沢山のガヤも目に耳に入ってくるこの世の中で、自分が守りたいものを大事にするのはとても難しい。
あなたのビートが絶えず鳴り響きますよう、Mummy-D・NakamuraEmi・伊澤一葉・カワムラヒロシの音があなたの音頭になれたら嬉しいです。
私の背中を押してくれた桑名の皆と石取祭、ありがとう!
〈from Mummy-D〉
Emiちゃんは憧れのパイセンとコラボしたつもりなのかも知れないが、オレの認識は違う。
ありとあらゆるミュージシャンとコラボしてきた世界一尻軽なラッパーからしても、あなたの詞と歌声は尊い。最近特に!成長してる!身長伸びてる!わはははは!
要はオレの方がフィーチャリングされたかったのだ。コクられ待ちだったのである。大人はずるい。
しかしファンをデビューの頃から公言してくれてたEmiちゃんを幻滅させてしまってはならぬので、メチャメチャ気合い入れた。そう見えないように心掛けたが、バレているかも知れない。
結果メチャメチャ好きな曲に仕上がった。 お祭りとメッセージ性を同居させるのは中々至難の業だが、奇跡的なバランスで成り立ったと思う。
カワムラヒロシ、伊澤一葉も流石であった。そして何より、オレはNakamuraEmiというアーティストを本当にリスペクトしている。そう見えないように心掛けるが、バレてしまうかも知れない。
”晴るく”[晴れるようにする][迷いを晴らす]
桜が舞い散る季節になると学生の頃を思い出して、あの頃との違いを痛感したりもします。
でも大人になった今の方が桜の綺麗さが沁みてきて、それも悪くない。自分の機嫌は自分で取りながら、焦らず何歳からでも自分のスタートを切っていける。
桜が咲いたらこの曲を聴きながら桜の下を歩きたいと思っています。
大人の青春ソング、皆様にとって気持ちが晴れる瞬間があれば嬉しいです。
家族、恋人、友達、職場。大事な関係を築いていけばいくほど、
本当に感じたことや本当の自分のことが言いづらくなったり。
伝えたら嫌われるかも、喧嘩にもなるかも。それでも伝える時が来たり、
やっぱり伝える勇気がでなかったり。
それもやっぱり人生だから、そんな時一緒に寝そべる曲になれたら嬉しいです。
地元厚木に珍しく大雪が積もった日のことを書いたこの曲は、デビュー前に手作り販売していたCDに収録していました。
今回10年の時を経て、同じ神奈川は湘南育ちのさらさと、自分が一ファンとしてずっと聴いてきた伊澤一葉さんという、
なんだか自然界のパワーを感じるお二人を迎え、静かに強く生まれ変わりました。
カワムラヒロシさんの計り知れないアレンジ、何百回聴いても脱帽してしまうさらさの心を溶かすような深い歌声、
伊澤さんの降り積もり舞う雪のようなピアノの音が自分の曲に降り注ぐこの5分間、神秘的で感激で溶けてしまいそうです。
〈from さらさ〉
神奈川が大雪の日に書かれたという「雪模様」をご一緒させていただきました。
私にとってEmiさんは、大好きなアーティストでありお姉ちゃんのようでもある、大切な存在です。
大切に思っている人と作品を残せることは幸せで、お話をいただいた時はすごく嬉しかったです。
私は冬が苦手で、低い音が好きで、恐らく雪景色を目に曲を書けば、どこか暗く力の抜けた表現ばかりが出てくる気がするので、
Emiさん、カワムラさん、伊澤さんの作り出す、切なくて冷たいのにキラキラと輝くサウンドをご一緒させていただけたことは、新鮮で挑戦的な経験でした。
ぜひアルバムを通してお楽しみください!
〈from 伊澤一葉〉
レコーディング当日、さらささんとエミちゃんカワムラさんと同時に演奏させて頂いて 皆さんのレベルの密度に圧倒された記憶が蘇ります。
カワムラさんのアレンジも光っててエミちゃんの歌詞とグルーヴ、さらささんの声色、全てが心地良かったです。
参加できて光栄です。
皆さんに楽曲が優しく柔らかく届きますように。
HAPPY PLUSさんの " 偶然の出会いを楽しもう " というコンセプトに
グッときて歌詞が浮かびました。お子さん優先で自分のものは
どう安く買えるかを探すお母さん。年齢を重ね、年相応な色や形に
収めがちな私達。両者とても一生懸命です。「一目惚れ」より堅実を
選びながら、ハッピーばかりじゃない毎日でもなんとか踏ん張りながら
とても一生懸命です。そんな自分自身に、たまには「キュン」とする瞬間を
素直に受け止めて動いてみたら、踏ん張る毎日にも楽しさがプラス
されるかもしれません。
この曲が少しでも皆さんのハッピーを作るお手伝いになれたら幸せです。
海の中には違う潮の流れがぶつかりあう「潮目」というものがあって、普段はそれぞれの潮の中にいる色々な魚や海底にいるプランクトンもそこでは皆が混ざり合って上下左右している。
生態系としてはカオス、でも自然界としてはとても豊か。
初めてライブを観た時、その独特な世界観に射抜かれファンになったMASSAN×BASHIRY、Instagramをボケーっと眺めていた時に一瞬で耳も目も叩き起こされたXinU、
そして出会わなかったら私は今ここにいないプロデューサーのカワムラヒロシ。育った町も世代も違う5人が『迎春』というイベントで一気に混じり合い、全員の息継ぎが最高な潮目を生みました。
コロナ、多様性etc、時代が激変する荒波の中でも生き抜いてやろうじゃないか、
そしてしわくちゃになってもここで集まって「Hello!!」て言い合えたら最高だよな。そんな仲間とこの曲を作れたこと、宝物です。
〈form XinU〉
XinU(シンユウ)です。
ライブをご一緒して、その勢いのまま一気に制作も進んでいきました。なんとレコーディングも3組同時に。
また出来上がった楽曲にあとから飛び込むというのも初めての経験でした。
どんな明日になるかわからない日々の中でも挑戦を続けていきたい!という今の私の気持ちを重ね合わせて、歌詞を書き上げました。
XinU作品にはない自分への新しい発見もありました。ぜひ聴いてパワーを感じてください!
〈from MASSAN×BASHIRY〉
惜しみない幸福感、感動のタイミングとか、大好きな音楽が似通っていても
NakamuraEmiのフィルターで濾過された音楽は鋭く、そして優しい。
感覚が超近くて兄弟みたいだけど、全く違う成長をしてきた
俺たちにしか作れない曲を「ゼロから一緒に作ろう」。これが1番大きかった。
リリースするとか二の次で、曲作りは光の速さで進み、
わずか数日でのライブ披露となったのは今は伝説かも。
2023年明けて直ぐのクラブチッタで初披露「(仮)迎春」は翌年
マスバシとも親交の深い”XinU”が新たに飛び込んでくれて
また一つ曲の世界観がググッと広がった瞬間だった。
瞬発的で運命的な衝動が「Hello Hello」として形にできたことは
マスバシにとってすごく幸せなことで、それができたのも
我々のこの関係だからこそだよね。最高だ。そしてありがとう。
誰かの楽しそうな休日の写真と、質素な自分の休日との差に、私の休日ってもしや寂しい?残念なのか?と一瞬比べてしまったことがきっかけで出来た曲です。
ONとOFFを上手にコントロールできる人もいれば、何もしないことが贅沢な時間の使い方の人もいるし、休みといえど仕事や家事や家族から目を離せない人もいる。
きっと人の数ほど休み方があるのだと思います。でも自分の心が「ホッ」とする瞬間を知ってるのは自分だけ。マスクを外す生活が始まった今、せっかくだから沢山深呼吸してやりましょう。
そして数時間でも数分でもあなただけの「究極の休日」がありますように!
小学生の時に通っていた算盤、特に何の取り柄もなかった私はただ先生が大好きで通っていた。
そこから何十年後、私がデビューをして地元のCDショップでインストアライブをした時に、サイン会の列に先生が並んでいた。『お祝い・そろばん 岩崎』とお祝いを包んだ封筒を持って。
「デビューおめでとう」と先生が渡してくれたその封筒は中身もそのまま今も大切に残してあります。
畳の匂いも先生の声も算盤のカチカチなる音も。今の私には全く関係していなさそうで、私を作っている大切な一部です。