1999年、フィンランド人の Tuomas Saukkonen はローカル・バンドのドラマーとしての活動に区切りをつけるため、BEFORE THE DAWNを結成。その後活動を本格化させたプロジェクトは10年以上のキャリアにおよび、3作のデモ、5枚のスタジオ・アルバム、DVD1枚、そして2作のミニ・アルバムへと結実する。
しかし、我々が認識している BEFORE THE DAWN 名義のプロジェクトは実は2011年6月25日にいったんその活動に終止符を打っている。Nummirock festivalでのショーを最後に、 Lars Eikind (bass/clean vocals) とAtte Palokangas (drums)が音楽的な方向性および、個人的な理由でバンドを離れた。しかしその後もリーダー兼、ソングライターである Tuomas Saukkonen とリード・プレイヤーの Juho Raiha の2人が“Deadlight”アルバム(2007年リリース)以来バンドの主要メンバーであることに変わりはなく(Tuomas が楽曲を手がけ、Juhoがミックスを行う)、 その後も“Decade of Darkness” 、“Deathstar Rising”という良作を生み出している。最終的に2人はバンドの続行を決断する。