Riitiir
リーティール

OUT: September 26, 2012
COCB-60073 Yen2,381+tax
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遂に日本デビュー、プログ・ブラックの鬼神!!

唯一無二のオリジナリティ、圧倒的クオリティ、そして徹頭徹尾のインサニティ・・・
エンスレイヴド、待望の新作!!

ジャケット画像

Line up:

  • Guitar:
    Ivar Bjornson
  • Vocals & Bass:
    Grutle Kjellson
  • Drums:
    Cato Bækkevold
  • Keyboards & Vocals:
    Herbrand Larsen
  • Guitar:
    Ice Dale

ENSLAVED online:

プロフィール

デビュー以来、20年の年月が経過し、ついに日本デビューが決定したプログレッシヴ・ブラック・メタルの覇王Enslaved。新作RIITIIR(リーティール)で彼らは改めてその多元的なサウンドメイキングでリスナーを異世界へと誘うことだろう。 カテゴライズ不能、壮大かつ、ダークで残忍、そして果てしなく美しい世界へと。

ノルウェイの都市HaugesundにてEnsllaved が結成されたのは1991年。Bjornson (当時13歳)、Kjellson (17歳)の2人がバンド名に選んだのが、ブラック・メタルのオリジネイターのひとつであるImmortalのデモ・トラック “Enslaved In Rot”だった。 1992年夏に初のデモ Yggdrasill をリリース、翌93年、同郷のEmperor と伝説的なスプリットEP Hordanes Land を制作、その後同EPは単体でリリースもされている。1994年にはファースト・アルバムVikingligr Veldi を母国ノルウェイのレーベル (Mayhemの Euronymous主催)Deathlike Silence Productions からリリース。
また同年にはFrost アルバムをフランスのレーベルOsmose Productionsから発表、その類まれなるオリジナリティで一気に評価を高める。 97年リリースのEld、98年のBlodhemn (血の復讐)、でもその進化、深化は留まるところを知らず、リリースを重ねるごとにメディア、ファンを驚嘆させる。
2000年に発表されたMardraum: Beyond The Within、2001年のMonumension (この作品からアーティスト/画家のTruls Espedalとの共同作業が始まっている)、そして2003年のBelow The LightsでいわゆるProg Black Metalと呼ばれる彼ら独自のスタイルが固まったと言って良いだろう。

また同2003年には大規模なメンバーチェンジが勃発し、Cato Bekkevold (Red Harvest, Ashes To Ashes)、Arve Isdal aka Ice Dale (Trinacria, I)、Herbrand Larsen (Audrey Horne) の3人が新加入、しかしバンドのコンセプト、音楽性に陰りが差すことはなく、ライヴ・パフォーマンスにおいても、ビデオアートの導入など更なるヴィジュアル効果の増強を図る。
そして2004年、新規ラインナップによる初の作品Isa を発表。コマーシャリズム、そしてコア・メディア以外には見向きもされなかったブラック・メタルというカテゴリーの中で、彼らは(ツアー中で授賞式は欠席だったのだが)ノルウェイのグラミー賞的な位置づけをされているSpellemann Award でベスト・メタル・バンドを獲得したのみならず、Alarm Prize も受賞している。
2006年には Ruunを発表、再びノルウェイ版グラミーにて、Best Metal Albumを獲得、2007年にはそれを記念したUS/カナディアン・ツアー、そしてユーロ・ツアーを実現させている。
2008年初旬にレコーディングされたVertebrae は3枚連続で同じラインナップで制作された初めての作品となり、バンド・メンバーのIvar Bjornson、Herbrand Larsen、 Grutle Kjellsonの3人によってプロデュースされている。
美と暗黒を完璧にマッチさせた彼ら独自の手法はさらに評価を高め、Vertebrae は3作目のノルウェイ版グラミーを獲得。
2010年のAxioma Ethica Odini では何と4年連続で “Best Metal Album”をゲットしただけでなく、Terrorizer Magazineの読者投票で同年のベスト・アルバムBest 100 の1位、 Billboard誌のHeatseekers (New Artists) チャートでも16位を記録、DIMMU BORGIR との全米ツアーを終了させ、自身のアニヴァーサリー・ツアー “20 Years of No Compromises” (with Ghost & Alcest)を終えた後に彼らを待っていたのは、ノルウェイ政府公認の賞であるNorwegian Artist & Songwriters Association Honorary Award 受賞の知らせであった。音楽産業への貢献を記念した同賞をメタル・バンドが受賞したのは初めてという偉業だった。

そして2012年。 RIITIIRがそのヴェールを脱ぐ。
バンド内部からプロデューサーを立てているのは以前と同様で、: Ivar Bjørnson, Grutle Kjellson, Herbrand Larsen の3人と今回はIver Sandøy (2010年作品 Axioma Ethica Odini、7インチ”Thorn EP、12インチ The Sleeping Gods EPを手掛ける)が外部から参加。 ノルウェイの都市Bergenでほとんどの作業が行われ、Ivar Bjørnsonのギター、 Grutle Kjellsonのベース、Cato Bekkevoldのドラムは Duper Studios でレコーディング、Herbrand Larsen、Ice Dale のヴォーカル、キーボード、そしてギターはEarshot Studiosで作業が施された。また、Solslottet Studios、Peersonal Soundで残りの作業が行われている。レコーディングは同時進行で行われ、プロデュースを担当したメンバー、プロデューサーがスウェーデンはorebro にあるFascination Street Studiosに飛び、Jens Bogren がそのマテリアルをミックス、マスタリングを Tony Lindgren が担当した。

:Ivar Bjornsonコメント
“今回は作業の主要メンバーを変えずに、その拡大を図った。外部プロデューサーを含めて、プロデュース・チームを拡げる作業というのは、非常に大きなチャレンジだったと認めるけど、結果は俺が予想していたものよりも遥かに良いものだった。バンドにとって理想的なレコーディング形態というものを見つけることができたし、作業に携わった皆に感謝しているんだ。”

バンドの旧知の友人でもあるアーティストTruls Espedalは本作が7作目のコラボレートとなるが、彼はこうコメントしている。 “彼らの音楽はつねに進化して、拡散しているから今回のアルバムのコンセプトはそれを反映させたかった。2001年のMonumension 以降、僕は彼らのアルバムに関わっているけど、それぞれの作品は常にそれ以前の作品と密接に関係している。シンボリズム、幾何対称的であり、北欧アートに多くの影響を受けている。そして、Riitiirのアートにはリアリズムの影響が色濃いんだ。完成したアートを見てくれれば、僕の言っていることが分かってもらえると思う。”
Bjornsonはアートに関してのコメントを残さないが、新しい楽曲に関して、特にその長さについては事前に計画されているのはないと主張する。

“ENSLAVEDらしいとしか言えないんだ。それがどういう意味であろうとね。数えきれないほど多くの要素の集合体で、以前の作品よりもさらに複雑さを増しているとは思う。でも、俺はそこにキャッチーで感動的な要素を見いだせるよ。
俺は制作する立場だから、その意味はバンド以外のリスナーに任せたいんだ。
俺はこのアルバムに自分の全てを捧げたと言っても良いよ。でも、ホームスタジオでギターをレコーディングして時に病院からの電話を待っていたことは認めないとね。最初の子供が生まれる時だったんだ…とにかく美しいパートはより美しく、残虐なパートは徹頭徹尾残虐に作ってある。ラフミックスをしている時に、俺たちの歴史の中でもっとも長い作品になっているということを偶然に発見したんだ。レコーディング前のリハ、レコーディングしている最中でさえ、それには気づかなかった。自分たちがレコーディング作品の長さについて批評的ではなかったのか考えたんだけど、アルバム全体を聴いて、切るべき個所がまったく見当たらなかった。”

ENSLAVEDはアルバムごとにコンセプチュアルなアプローチを取ることでも有名だが、本作 RIITIIRとは?

Bjornson コメント: “これは俺たちが作った造語なんだ。北欧風な単語、意味としては儀式とかそういうものだね。“人間の儀式”とでも言い表せるかな。歌詞それぞれに意味はあるけど、それを読む人々がそれぞれに探求、解釈、それどころか無視してくれても構わない。ファンそれぞれの解釈次第なんだよ。”

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