新生ゴットハード、ついに始動!!炎の中から蘇れ、不死鳥たち!!
GOTTHARD – Firebirth
炎の中で息絶えたフェニックスが灰の中から再生、飛翔するがごとく、GOTTHARDのメンバーたちは終わりのない悲嘆の中で、心の平穏を取り戻し、力強さ、勇気を取り戻すべく 奮闘していた。
そして新生GOTTHARDの新たなスタートを切る作品が、ニュー・アルバム“Firebirth”である。バンドの活動歴20年の中、最もエモーショナルであると同時におそらく最も重要な作品として位置づけられるであろう。
2010年秋に突如メンバーを襲った伝説的なフロントマン、Steve Leeの悲劇的な交通事故死を乗り越え、新たなシンガーNic Maederを迎えての待望の新作である。
2011年11月にバンドに参加したNic。スイス生まれだが、人生の大半をオーストラリアで過ごしていた彼は、人生で最も困難で、また最もエキサイティングな役割を引き受けることとなった。
そのモティヴェーション、自信、そして思いやりが数多くのライヴァルを退け、Leo Leoni (guitar)、Marc Lynn (bass)、Hena Habinger (drums)、そしてFreddy Scherer (guitar)という残されたラインアップへの参加への決め手となった。そして、シンガー、そしてソングライターとしての責務を担うこととなったのである。
すでにフリーダウンロード形式で発表されたNic をシンガーとした第1弾シングル “Remember it’s Me”により、新生 Gotthardがマジックに満ち溢れ、その音楽への情熱がまったく色あせていないことを疑うものはいないだろう。そして、それはニュー・アルバム “Firebirth”においても同様である。力強く、アーシー、かつリアルなサウンドがそこにある。
本作のプロデュースを担当したのはLeo Leoni と、Paul Lani – アメリカ人である彼は以前にも“G” 、“Homerun”といった作品でバンドと仕事をしており、バンドの方向性を最も熟知した人間である。また、レコーディングはバンドが所有するYellow House studio (Lugano / Switzerland)でリラックスした状況で行われている。そして、バンドは収録された楽曲すべてがシングルになっても不思議ではないようなエネルギーに満ち溢れ、エモーショナルな作品を完成させたのである。
また、“Firebirth”は彼らの正直なロックへの思いをこめたアルバムだと感じることが可能だろう。完成したアルバムからはバンドがいかにこの作品を楽しんで制作したかが存分に伝わってくるし、それぞれの楽曲のキャラクターが見事に際立っている。バンドはライヴのフィーリングをアルバムに込めることに成功し、 GOTTHARD の持つ、巨大なエネルギーがまさにそこには封じ込められた。
“新作は100%の GOTTHARDなんだ”。とバンドは語る。
“俺たちはルーツに立ち返り、ピュアでダイレクトなGOTTHARD サウンドに仕上げた。今回のゴールは最も大事なことに集中すること。それは楽曲なんだよ。”
驚くべきことに アルバム収録曲、“now”とキャッチーなニュー・シングル “Starlight”は新作の誕生過程において、その方向性を決めた初期の楽曲である。その後、アルバム収録の楽曲が次々と生まれてゆく。 “Give me Real”やバラード“Shine” 、ロック・チューン “the Story is Over”、レイドバックした “feel good”や、軽快な “Yippie Aye Yay”、 “I Can”など。
そして、アルバムを締めくくるのがSteveに捧げられた “Where are You”では、5人のアーティストの心がリスナーに伝わってくるだろう。GOTTHARD にとって、これは単なる楽曲ではないのだ。
バンドにとって、Nicとの作業は非常に心地よいものだったようだ。情熱の再生、それは20年前にバンドがスタートした時に彼らが感じた世界を征服しようという野望を再び感じさせるものなのである。
レコーディング作業中の彼らにとって、それはインスピレーションとアイディアの爆発と呼んでさしつかえのない数ヶ月間だった。ルーツに立ち返ること、そして新たな天空へと駆け上るようなアティテュード。 “Firebirth”こそ。Back To Roots を体現した作品と呼んで良い。
世界中で300万枚のセールスを記録し、過去にリリースされた13枚すべてのアルバムがスイス国内チャート1位を獲得。
ダイアモンド・アウォード受賞、クアドロ・プラチナ(プラチナx 4)1枚、トリプル・プラチナ2枚、ダブル・プラチナ6枚、プラチナ5枚、プラチナ・シングル1枚、スイス・オリンピック・チームへのテーマソング提供、スイス・ナショナル・サッカー・チームのオフィシャル・ファン・ソング提供、そして数え切れないツアー、彼らはスイス出身のロック・バンドとして、破格の成功を記録している。
GOTTHARDが帰って来た!!5月のアルバム・リリース後、南米を皮切りにワールド・ツアーを開始、その後はヨーロッパの主要フェスをサーキットし、9月には待望のジャパン・ツアーも決定している。
主なフェス:Bang Your Head(ドイツ)、Sweden Rock(スウェーデン)、 Graspop(ベルギー)、Gods of Metal(イタリア)、Masters of Rock (チェコ) など