20年以上の長きにわたってエクストリーム・メタルの頂点に君臨し、カナディアン・シーンを代表するバンドとして活躍するモントリオール出身のKATAKLYSM 。
“Hyperblast北の帝王”と称される彼らの通算12作目となる新作»Waiting For The End To Come«が10月23日にリリースされることとなった。
Zeuss (HATEBREED, SUFFOCATION, CHIMAIRA, ALL THAT REMAINS) がミックス、マスターを担当し、新たなる暴虐の伝説が幕を開ける。
今回、ニュー・ドラマーとしてNEURAXIS に在籍していた Oli Beaudoin が参加、6月にスタートするコスタ・リカからのツアーにも彼が同行することになった。Jean-François Dagenais (G) "Oli は去年の 70000 Tons Of Metal cruise に参加してくれて、最高のパフォーマンスをしてくれたんだ。"
Maurizio Iacono (Vo):
" KATAKLYSM にとって変化が欲しかった。新しいサウンドへのチャレンジという点でもね。キャリアの中で新しい方向を模索することは健康的だし、Zeuss は俺たちが好きなバンド、HATEBREED 、 SUFFOCATIONと仕事をしてる。フルパワーのサウンドで各パートが鳴っている状態で、それをうまくコントロールする点でZeuss は最高の一人と言って良い。彼が、俺たちが探している音を届けてくれることに疑いはないよ。"
Zeuss:
"もう何年も KATAKLYSM を聴いて、ライヴも見ている。遂に彼らといっしょに新作を作れるんだ。彼らの歴史の一部分になれるのは嬉しいね。"
KATAKLYSM のギター・プレイヤーで、長年バンドのプロデュースも務める Jean-François Dagenais (MALEVOLENT CREATION, MISERY INDEX, DESPISED ICON, EX DEO)が指揮を執ってレコーディングは進められた。
『Waiting For The End To Come』には2種類のアートが用意されている。Peter Sallai (SABATON)の描いたイラストは通常盤とスペシャル・カセット(日本は除く)に、Eliran Kantor (TESTAMENT, HATEBREED) の作品がデジパックとアナログに使用される。
Maurizio Iacono : " Eliran Kantorの作品が、よりアイコニックなアプローチだと思う。 人類を意味する男が、存在の礎を揺らす。それは破壊の始まりを象徴しているんだ。俺たちのロゴにも使われている ‘tribal sun’が揺れている…もっとも、これがバンドの終りだとは思わないでほしい。ある存在の終り、そして新たなる時代の訪れという風に解釈してくれれば良いよ。"
12月にはオーストラリアでのツアーも決定、その後2014年春には長期のユーロ・ツアーも予定されている。