93年結成:当時のメンバーは Karl Sanders (guitar/vocals)、Chief Spires (bass/vocals)、Pete Hammoura (drums)。バンド・コンセプトは彼らが以前から興味を持っていたエジプトの歴史、文化、神話とメロディック・デス・メタルの残虐性の融合だった。シンフォニックなアプローチを楽曲に持ち込む一方で、オーガニックな中東のメロディを加え、さらにエジプトの寺院彫刻、パピルス、ヒエログリフ(象形文字)、墓石絵画などに描かれた古代の戦争、儀式、宗教的なセレモニーをSandersが歌詞に織り込む独自のスタイルを確立していった。
1996年に Dallas Toler-Wade (G) が参加、“Amongst The Catacombs Of Nephren-Ka"でデビュー、その後も "Black Seeds Of Vengeance" (2000年発表:Terrorizer Magazineの“album of the year”受賞)、 "In Their Darkened Shrines"(2002年)と良作を次々にリリース。2005年には “Annihilation Of The Wicked" を発表、スウェーデンのアルバム・チャートで27位を記録。その時期にニュー・ドラマーとしてGeorge Kollias が参加。2007年にスタジオ第5作"Ithyphallic"を発表、Nuclear Blastからの初のリリースとなったアルバムはバンドの評価を決定づけるものとなり、ドイツ・チャートで76位、Billboard 紙においても162位を記録した。そして2009年には “Those Whom The Gods Detest”をリリースしている。
そして2012年夏、遂に完成したニュー・アルバム “At The Gate Of Sethu”…
初期作品 “Amongst The Catacombs Of Nephren-Ka” 、“In Their Darkened Shrines”を彷彿とさせるサウンド・メイキングに加え、Karl Sanders は全キャリア中で最も邪悪なヴォーカルを聴かせる。
Karl Sanders: “ニュー・アルバムは完全にピュアな作品だ。リスナーの心、脳、耳の中に邪悪な感情を呼び起こすように作ってある…