Entity
エンティティ

OUT: June 22, 2011
COCB-60010 Yen2,381+tax
  1. Expulsion Of Furyエクスパルション・オブ・フューリー
  2. Purgatoryパーガトリー
  3. Conceiving Deathコンシーヴィング・デス
  4. Swarmスウォーム
  5. Saligaサリギア
  6. The Descentザ・ディーセント
  7. Forneverフォーネヴァー
  8. Committedコミティッド
  9. Banishing Illusionバニシング・イリュージョン
  10. Consequence Of Solutionコンシークエンス・オブ・ソリューション
  11. Evolution Of Extinctionエヴォリューション・オブ・エクスティンクション

前作、08年発表の4作目“Antithesis”(完全なる相違の意)がBillboard誌のHeatseekersチャートにランクインするなど、デス系アーティストとしては異例のヒットを記録したカンザス州出身の5人組、Orgin の通産5作目。常軌を逸したかのような凄まじいテクニックと吼え狂うデス・ヴォイスの嵐は大物の風格十分。5月開催予定だった“Kabuto Metal fes” での来日公演は惜しくもキャンセルとなってしまったが、新作“Entity ”をひっさげての全米ツアーも決定しており、更なる飛躍が期待される。

ジャケット画像

Line up:

  • Guitars, Vocals:
    Paul Ryan
    ポール・ライアン
  • Drums:
    John Longstreth
    ジョン・ロングストレス
  • Bass, Vocals:
    Mike Flores
    マイク・フローレス

Origin online:

97年7月4日(アメリカ独立記念日)結成。Paul Ryan(G&Vo) とJeremy Turner (G& Vo)の2人が共通の知人を通して出会い、以後定期的に行っていたジャム・セッションがバンドの骨格となり、Clint Appelhanz(B)、Mark Manning(Vo) が97年10月、翌98年1月にはGeorge Fluke(Dr) がラインナップに加入。Origin というバンド・ネームはその時からのもの。スピード、ブルータリティ、テクニック、そしてミュージシャンシップをすべて兼ね備えたバンドを作る事が目的だった。

98年5月23日、Suffocation(Nuclear Blast所属)のサポートでオフィシャル・コンサート・デビュー。その年の夏、4曲入りの自主制作/流通盤デモ“A Coming into Existence” を発表、同年10月に開催されたDeath Across Amerika というパッケージ・ツアーのオープニングを飾る(他参加バンド:Nile、Cryptopsy、Oppressor、Gorguts)。

99年2月、George Flukeの後任としてJohn Longstreth(Dr / ex-Angel Corpse)、 Clint Appelhanz の後任としてJohn の紹介で、Doug Williams(B / ex-Cephalic Carnage ) がそれぞれ加入。4月には早くもNapalm Deathのサポートを務め、その後もツアーを続行、テキサスで開催されたDismember Metalfestにも参加した。そして12月にはRelapse Records との契約を獲得する。

2000年7月11日、ファースト“Origin”をリリース。ニュージャージーで開催されたthe March Metal Meltdown、Contaminated 2000(他出演バンド:Exhumed、Cephalic Carnageなど)、カリフォルニアではNovember to Dismemberなどのフェスに参加。Death Across America 2000 TourではポーランドのVader(Nuclear Blast所属)、Cephalic Carnage、Dying Fetusらとの共演も果たす。

その後もCandria、Cryptopsy、Poison the Well らとのツアーを敢行。01年にはMilwaukee Metalfest 、Summer Slaughterなどへの出演を経て、セカンド“Informis Infinitas Inhumanitas”を発表、それは2人のニュー・メンバー、James Lee(Vo / ex Ill Omen)、Mike Flores(B / ex Once Living )のお披露目でもあった。

同作をリリース後、Nile、Arch Enemy、Hate Eternalらとのツアーに出るのだが、創設者の1人、Jeremy Turner が脱退、Clint Appelhanzがバンドに戻る(今回はギタリストとしての参加)。Immolation、Vader、The Berzerkerとのツアー、その後もAll That Remains、Scar Culture、Crematoriumらとロード・サーキットを続けるが、03年1月のNuclear Assault とのツアーは脱退問題でキャンセル、John Longstrethがバンドを抜け、James King(Dr / ex - Unmerciful)が加入。

ニュー・ラインナップによる初めてのギグはホームタウンのトペカで03年9月に行われた。バンドにとって初のPV“Portal”もその現場で撮影。翌04年、ヘッドライン・ツアーを西海岸で敢行(Uphil Battle がサポート)、夏には中西部をサーキット、Milwaukee Metalfest 2004 、The Texas Death and Grindfestにも出演(w/ Soilent Green、Kill the Client )。

05年3月15日、James KingとClint Appelhanz (ギター・プレイヤーとして参加)を迎え新作“Echoes of Decimation”をリリース。New England Metal and Hardcore Festiva(トリ)、Ohio Deathfest等に参戦。 サマー・ツアーではMalevolent Creation、Animosity らとサーキット、52日間という長丁場で、全米30州&メキシコを制覇、総移動距離は16,000マイルを超え、多くの会場がソールド・アウトとなった。

2006年春、James King、Clint Appelhanzの2人が脱退、 UnmercifulというバンドをJeremy Turner、Tony Reusらと結成。 しかし4月にJohn Longstreth(Dr)がバンドに戻り、5月にはバンド初のヨーロッパ公演が実現する。同年夏のUSツアーではPaul Ryanが全てのギター・パートをこなしている。

07年2月のヨーロッパ・ツアーではMisery Index 、Necrophagist、Diskreet(バンドと同じ街の出身)と共演。そのツアーの終了後、Jeremy Turner(G&Vo) が復帰、次回作の制作にとりかかる。 08年2月に作業終了、待望の新作“Antithesis”は4月1日にリリースされ、Billboard誌のHeatseekersチャートで21位を記録。同作からのシングル“Finite”も制作され、MTV2 の番組“Headbanger’s Ball”でプレミア放映されている。

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