comment for planet zero


最初の作品を聴いてからどのぐらいの年月が過ぎたのか記憶に無いのですが、第一印象は初期作品のイメージを維持し、そして最新鋭の機器機材によるサウンドメーキングも聴きどころだと思いました。 そしてなによりもSA-CD 4chでのリマスターです。僕は冨田先生から何回か4chリミックス作品を聴かせていただきましたが、やはり冨田先生の作品は包み込まれる4chで聴くに限る!と改めて感じました。
  松武秀樹


早速『PLANET ZERO』を拝聴した。 まずひと言、どの音色も音像も、僕はやっぱりかなりの インスパイアを受けているんだなあ、と激実感であった。 TM NETWORK時代に「Dawn Valley」というインスト曲を 作った事があるが(アルバム『humansystem』に収録)、 フリューゲルホルンだけは生を使った。 レコーディング地は87~88年のLAである。 ぜひ比較してみて欲しい。 どれだけ僕が冨田先生から影響を受けているかが明白だろうな。 日本人として最も早い時代にグラミーに近付いた音楽家は、 僕がASAP共演を夢見る方には間違いない。
  小室哲哉

冨田先生のサウンドは音色の表情の豊かさが非常に特徴的です。
冨田サウンドには代用品は存在しません。日本に冨田先生が居てくれて本当に良かったと思っています。
  砂原良徳

幼い頃、冨田勲さんの音楽をよく聴いていたことを、今でも良く覚えています。
父は冨田さんの作品を何度も何度も聴いていました。
傍らで聴いていた私にとってそれは、電子音楽との初めての出会いであり、強烈な記憶として残っています。その音色と音域、そしてこの世のも のとは思えないテクスチャーと美しいメロディに魅了され、まるで壮大な夢のようでした。
いまも私は冨田さんの音楽を聴きますし、私のエレクトリック・ミュージックに大きな影響を与え続けています。今回のPLANET ZEROでも、ホル ストやワーグナーの名曲を冨田さんの独創的な解釈で聴くことができて素晴らしいです。
  Surgeon

もしこのプロジェクトが実現していたならば、この演奏が、日本の、世界の、そして 人類にとっての「新しい起点=0<ZERO>」となったことは間違いないだろう。しか し、その“未だ観ぬ体験Wが、今回こうして新たなる「惑星」の歴史に刻まれること となった!!!!!!!!!! これは「2011年因果宇宙の旅」の幕開けなのである!!!!!!!!
  宇川直宏