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コロムビアメールマガジン
「クラシックメールマガジン」の配信サンプルです。

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    /\  Columbia ☆ Classical Mail News
   /  \ ♪2008.02.15. No.001
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 ○○ 様

 立春を過ぎても関東地方は寒い日が続いていますが、路地を歩くと塀越しに白い
 梅の花がちらほら咲き始めているのがみえ、小さな春の訪れを感じさせる今日こ
 の頃ですが、如何お過ごしでしょうか。

 この度はコロムビア・クラシック・メールマガジンへのご登録有難うございます。
 今回は記念すべき創刊号。
 第1号は美しいプリマ、幸田浩子の話題からスタートいたします。
 以降、おつきあいの程、どうぞよろしく御願いいたします。

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♯―INDEX―♭
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  <新譜情報:幸田浩子「モーツァルト・アリア集」いよいよ発売!>
  <この1枚:スメタナ四重奏団 モーツァルト弦楽四重奏曲 
                         第15番、第17番「狩」>
  <クレスト400タイトル記念 プレゼントセール実施中>
  <メールマガジン スタート記念プレゼント実施中>
  <編集後記>
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_◆_幸田浩子 モーツァルト・アリア集_◆_
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☆オペラ・ファンを魅了する名ソプラノ・幸田浩子待望のソロ・アルバムがいよ
いよ発売されます。そこで、このアルバムについての情報を皆様にいち早くお届
けいたします。

☆まずは、このアルバムについての幸田浩子のコメントです。
  私がこれまで大切に歌い込んできたモーツァルトの作品を集めたアルバムが誕
生いたしました。
エレガントでシンプルで官能的なそのメロディー!モーツァルトを歌っていると、
歓びが自然に体の中から溢れてきます。
一曲ごとに思い出深く、共演者の顔や稽古風景、舞台、その土地の空気、さまざ
まな感情や情景がよみがえってくる、愛しい曲ばかりです・・・続きは下記まで
http://columbia.jp/artist-info/koudahiroko/COGQ-30.html

☆プラハでのレコーディング      中里順夫(ディレクター)
  待ちに待った幸田浩子のレコーディングは2007年8月、爽やかな気候が続くプ
ラハで行われました。
  レコーディングが行われたのはルドルフィヌム―以前は"芸術家の家"と呼ばれ
た建物です―のドヴォルザーク・ホール。チェコ・フィルの演奏会場としておな
じみですが、黄金のちりばめられた美しい内装で飾られ、極めて豊かな残響を持
っています。お客としてここに座って聴けたらさぞかし素晴らしいことでしょう
が、今回はマイクを通してしか聴けないのが残念でした。
  共演のプラハ・フィルは名匠ビエロフラーヴェクが創設・育成したオーケスト
ラ、指揮者は彼の一番弟子で現在このオケの首席指揮者をつとめるフルーシャ。
彼は最近スプラフォン社が5年もの専属契約を結んだチェコ期待の若手で、わが
国にも新日本フィルに何度か登場、今春は東京都響の定期で指揮する予定です。
  今回はスタッフ、ソリスト、オーケストラの3者すべて初顔合わせでしたので、
ペースを掴むまでがなかなか大変で幸田さんには何回もテスト録音を御願いしま
した。しかし彼女の持ち前の明るさと真摯さで苦しさを乗り越えてしっかりと録
音が進められました。その歌声はもちろん、彼女の人間的な素晴らしさが若いフ
ルーシャにも伝わって、たいへんフレッシュでかつ練り上げられた演奏が実現し
ました。リハーサルに1日、続いて2日間の録音、1日置いてまた2日間の録音、
最後に撮影日という強行軍。オペラやリサイタルとは全く違う負担がかかってい
たに違いないのですが、疲れも見せずに笑顔で全力投球してくれた幸田さんには
心から感謝です。

  このアルバムに盛り込まれているのは彼女のテクニックの披露ではありません。
彼女はもちろん当代最高のコロラトゥーラ・テクニックを持っているのですが、
さらに素晴らしいのはそのテクニックがすべて音楽の表現のために使われている
という点です。彼女の歌は隅々まで情が通っているし、すべての音域において音
楽的で艶やかな美しさを湛えています。それはコロラトゥーラ技巧の象徴ともい
える「夜の女王」のアリアをお聴きいただけば明らかでしょう。まず正確に歌う
ことだけでも大変なのに技巧を越えて"怒り"の表現までが要求されるこの曲に、
彼女はさらにもうひとつ"女の情感"をも加えることに成功しています。この夜の
女王はまさに幸田浩子にのみ可能な表現。私は大好きです。また、そんな情念を
もっと濃厚に押し出しているのがK.418のコンサート・アリア《神よ、あなたに
お伝えできれば!》。深いです。聴かせます。
十八番の「踊れ、喜べ・・・」や、スザンナやツェルリーナの愛情あふれるアリ
アから「アヴェ・ヴェルム・コルプス」の祈りまで、彼女の歌が皆様を幸福にし
てくれると思います。


☆耳より情報:プロモーション・ビデオ撮影について
  歌劇《ドン・ジョヴァンニ》より「恋人よ、さあこの薬で」
このアリアは歌劇《ドン・ジョヴァンニ》の第二幕でドン・ジョヴァンニに殴ら
れた恋人マゼットを慰めるためにツェルリーナが歌う曲で「薬屋の歌」としても
知られています。
この撮影はまさに最高の舞台!モーツァルトがこのオペラのプラハ初演のために
滞在し、作曲したプラハ郊外の「ベルトラムカ荘」で行われました。
扉が開くとそこには白いドレスのツェルリーナ、いや幸田さんが現れ、
「恋人よ、さあこの薬で」と歌う映像はまさにオペラの世界から抜け出たようで
す。特設ページのPVボタンから視聴下さい。
http://columbia.jp/koudahiroko/disco.html

☆PVフル・ヴァージョン視聴のお知らせ:
このヴィデオのフル映像は2月20日(水)〜22日(金)までの間、特設ページ上で
ご覧になれます。是非、幸田さんと夏の日差しが美しいベルトラムカ荘の映像を
ご覧下さい。

〔商品情報は下記まで↓〕
http://columbia.jp/koudahiroko/disco.html

☆幸田浩子CD発売記念サイン会
08年2月23日(土) 14:00―: 石丸 SOFT 3

☆幸田浩子CD発売記念ミニ・コンサート
08年04月9日(水) 18:30―:山野楽器本店7階 Jamspot
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_◆_この1枚:スメタナ四重奏団
  モーツァルト弦楽四重奏曲 第15番、第17番「狩」_◆_
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☆ここではDENONの名盤にまつわるエピソードをご紹介いたします。
まず、第1回はスメタナ四重奏団の1972年録音のモーツァルトです。

 1972年4月24日、当時、地下鉄外苑前駅近くの青山タワーホールでは記念すべ
き録音が開始されようとしていた。演奏家はチェコが誇る室内楽奏者スメタナ四
重奏団。曲目はモーツァルト:弦楽四重奏曲第15番KV421と第17番KV458《狩》。
録音モニター室からは長いケーブルが路上に駐車してあったトラック上の総重量
1トン近くある録音機材に繋がれていた。
  当時日本コロムビアの洋楽部は68年にCBSがソニーと契約、離れたために、そ
の穴を埋めるべく、カタログ充実が急務であった。また録音部はオーディオ・
ブームの下、音質改善のために、アナログ・レコードの歪補正装置などを開発し
たが、大きな改善とは言えなかった。そんな時期の1970年、NHK技研で開発され
たデジタル録音試作機を借り出して「ツトム・ヤマシタの世界」など2枚のLPを
発売し、アナログ・テープレコーダからの離脱とデジタルの将来性に目を向けた
が、実用性では多くの問題点を抱えていた。さらに進んだ性能と、実用化という
問題を解決したプロ用録音機が完成したのは1972年の4月、まさしく、この録音
こそが以降の音楽産業を変えたデジタル録音(PCM録音)の商業的クラシック録
音の第1号であった。
  サウンドを決める重要なメインマイク位置はディレクター:結城、録音エンジ
ニア:林、デジタル録音エンジニア:穴澤の3名とスメタナ四重奏団のメンバー
による度重なるテスト録音で、客席数列目のセンターに置かれた。
3日間の録音で作られたLPは同年のレコード・アカデミー賞を受賞し、またその
鮮烈な音はPCM録音の威力をみせつけるなど、音楽、音質面で高い評価を得たが、
一方で新たな問題も露呈した。
中でも、録音期間の問題は大きかった。スプラフォンでは彼等は1アルバム録音
に1週間前後費やし、推敲を重ねた録音スタイルを確立していたので、滞在日程
の限られた日本での次回録音が難しいことは制作陣を悩ませた。
まして、ベートーヴェン四重奏曲全集のデジタル録音での再録音オファーの実現
は日本録音では不可能だった。
また、精緻な四重奏曲の解釈の議論、意思の疎通では言語の壁も横たわった。
結果としてこの録音は「アーティストの現地で録音」という海外制作への飛躍と
それに伴う録音機の小型化とデジタル録音技術の開発という以降のDENONレーベ
ル確立への大きなスプリング・ボードとなった。
  1982年2月、この録音から10年後、スメタナ四重奏団は同一曲をプラハで再録
音し、同年10月、世界初発売CDの1つとして全世界にリリースされた。
デジタル創世記の大きなベンチマークに彼等の同一演奏曲目があるのは、偶然
とはいえ、不思議な気がする。

〔商品情報は下記まで↓〕
http://columbia.jp/prod-info/COCO-70431/ (1972年録音)
http://columbia.jp/prod-info/COCO-70792/  (1982年録音)
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応募締切:2008年3月31日

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_◆_ご意見・ご感想をお寄せ下さい!!_◆_
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「クラシックマガジン」ではクラシック音楽の愛好家が集い、自分の「声」や
「思い」を発信することができるコミュニティーづくりに取組んでいきます。会
員様の"声"を是非お聞かせ下さい。
また本メールマガジンや、商品企画などにつきましても忌憚のないご意見、ご要
望などお聞かせ下さい。
皆様からの"声"を楽しみにお待ちしております。
〔皆様のご意見、ご要望は下記まで↓〕
cme-mag@cme-bin.net
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□■<編集後記>
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クラシック・メール・ニュースの創刊号は如何だったでしょうか。
これからも音楽の制作現場からのタイムリーな話題をお届けいたします。
次回は4月発売の「田部京子+カルミナ四重奏団:シューベルト:ピアノ五重奏
曲《ます》の制作レポートです。
また制作スタッフしか知りえない名盤に纏わるエピソード、次回は「1989年アリ
アーレ・レーベルの誕生」をお届けする予定です。
最後に、記事内容に行き届かない点が多々あるかと思いますが、「創刊」に免じ
てお許しいただきたく思います。(久)

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次回の定期配信は2008年 3/15頃の予定です。
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□発行/編集 : コロムビアミュージックエンタテインメント株式会社
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編集担当 : 第4マーケティング部
□発行日 : 2008年2月15日
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