エリアフ・インバル指揮
フランクフルト放送交響楽団、
キース・ルイス(テノール)、
ハンブルクNDR合唱団、
ORFコンサート協会合唱団
録音:1988年[PCM デジタル録音]
推薦:レコード・アカデミー賞、レコード芸術特選
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宗教音楽のイメージを塗り替える問題作。光と闇の世界をインバルが鮮やかに描く
レクイエムは作曲者本人が最も重要な作品と考えていたもの。
4組のブラス・バンド、8対のティンパニ、巨大な合唱を加え劇的に描かれる
「最後の審判」、鋭いリズムが胸をえぐる「ラクリモサ」、それまでの宗教音楽の
イメージを塗り替える革命的問題作。ベルリオーズの近代性に深い共感をもつ
インバルの表現は、圧倒的なクライマックスやかぎりなく優美な音楽を
描きながら、その根底に常に一貫した説得力が流れている。