篠笛奏者・作曲家
九州は佐賀県唐津市の海辺に生まれる。
中学生で「唐津くんち」の囃子を学び、この時初めて横笛に触れる。ピアノ、ドラム、ギター弾き語りなど、音楽に没頭する 少年期を過ごす。大学卒業後、篠笛と出会い、その音色に魅了され、また、自身の想いを歌として表現するのにもっとも適しているのがこの楽器であることに気づき、篠笛奏者の道を志す。現在、東京を拠点に音楽活動を展開。
2012年06月には国宝・薬師寺東塔解体式典「宝珠降臨法要」にて献笛を勤める。
近年では、作曲家としての活動も展開し、2013年NHK連続テレビ小説『ごちそうさん』主題歌「雨のち晴レルヤ(ゆず)」には、モチーフとして自身作曲の「さくら色のワルツ」が採用され、作曲に携わる。 また同作は、2014年日本レコード大賞 優秀作品賞を受賞。
2016年には、佐賀県嬉野市の曲「ふるさとの空よ」を制作。同年、日本コロムビアからメジャーデビュー。「二十一世紀ノスタルジア」と評される佐藤和哉作品の数々は、今を生きる自分の心と素直に向き合うことで紡ぎだされる。その旋律を、素朴で優しく、しかし芯のある篠笛の音で唄いあげる“詩のない歌”は、聴く者に懐かしさや温かさ、優しさが万国共通のものであることを感じさせる。
主な履歴:
2018年04月 佐賀県立嬉野高等学校の校歌『若き命よ(作詞作曲:佐藤和哉)』を制作
2017年12月 自身初のカバーアルバムとなるメジャー2ndアルバム『唄の音』を発表
2017年05月 奈良 薬師寺「玄奘三蔵会大祭」伎楽にて、主役の「三蔵法師」を務める
2017年02〜03月 全国縦断 にっぽん演歌の夢祭り にてオープニングアクトを務める
2017年01月 映画 「本能寺ホテル」オープニングテーマ曲にて篠笛演奏を担当
2016年09月 Debutアルバム『フエウタイ』発表
2016年01月 佐賀県嬉野市「市曲:ふるさとの空よ」を発表 作詞作曲:佐藤和哉
2015年03月〜05月 初の全国ツアー「さくらの旅路」を名古屋・京都・福岡・大阪・仙台・横浜の6都市で開催
2014年12月 ゆずとの共同作曲作品「雨のち晴レルヤ」が2014年日本レコード大賞 優秀作品賞 受賞
2014年09月 2ndアルバム収録楽曲「古道」が、熊野本宮大社「瑞鳳殿」テーマ曲に決定
2014年05月〜09月 ゆずアリーナツアー2014「新世界」にサポートミュージシャンとして参加
2013年12月 紅白歌合戦 ゆず『雨のち晴レルヤ』にハレルヤ楽団として出演
2013年09月 ゆず『雨のち晴レルヤ』のモチーフに自身作曲「さくら色のワルツ」が採用され楽曲制作に参加 また、NHK連続ドラマ小説「ごちそうさん」の主題歌に決定
2012年06月 国宝・薬師寺東塔「宝珠降臨法要」にて篠笛献笛
<篠笛奏者 佐藤和哉 オフィシャル WEB>
http://www.kazuyasato.com/
Kazuya Sato is a Shinobue (Japanese bamboo flute) player / composer from Saga prefecture in Kyushu, currently based in Tokyo building his career as a player and a teacher of bamboo flute.
In June 2012, he had the honor of performing a sacred dedication at Yakushi-ji Temple, a national treasure, in Nara prefecture.
His “singing-like” playing style with Shinobue has received attention from not only fans of traditional music but also pop music regardless of age and gender.
Sato’s activities in the songwriting field have been highly acclaimed as well. In fact, he participated in the composition of “Amenochi Hareruya,” a song for a Japanese pop duo Yuzu. Sato’s original piece “Sakura Iro no Waltz” was selected for use in the song as a motif. The song was selected for the theme song of the TV drama “Gochisousan” and received an excellent work award at the “Japan Record Award 2014.” Sato even composed a piece for a city of Saga prefecture in 2016.