Tisziji Muñoz(ティシージ・ムニョス)プロフィール

PROFILEプロフィール

Tisziji Muñoz(ティシージ・ムニョス)

Tisziji Muñoz(ティシージ・ムニョス)

1946年生まれ。3歳からドラムを始める。5歳の時に事故に会い、左手首の神経を損傷。その後アフローキューバン・リズムを独学でマスターし、13歳でモンゴ・サンタマリア・バンドに入る。ドラムの神童として、その名をとどろかせるが、22歳でアメリカ軍に入隊する。440thジャズバンドでドラマーとして活躍する傍ら、ギターを学び始め、除隊後はカナダに移住。70年から2年間キーボード・プレイヤー、ポール・シェイファーと活動。「ヘアー」等もミュージカルでプレイ。74年、アメリカに帰国してからは、ファラオ・サンダースのギタリストとして6年間活躍。その個性的なプレイは注目され、NYの有名ジャズクラブで多くのセッションを行なう。エルビン・ジョーンズや名ベーシスト、アート・デイビスなどとのレコーディングも行うなど、アグレッシブに活動。その後、音大でハーモニーや音楽セオリーを勉強し、自分の音をより深く追求し始める。ソロ作を次々に発表し、「ギターのジョン・コルトレーン」と称されることとなる。彼は、現在最もスピリチャルで、クリエイティブなギタリストとして、リスナーのみならず、世界中のプレイヤーを魅了し続けている。手首の損傷のために、ワンノートしか弾けないという、彼の演奏スタイルと音楽性は、様々なギタリストにも影響を与えた。アメリカでは、サンタナやソニー・シャーロック、アラン・ホールズワーズ、ジョン・マクラフリンなどと並び称されている。