上野耕平アドルフに告ぐ

DISCOGRAPHY ディスコグラフィ

上野耕平

アドルフに告ぐ

[ALBUM] 2014/10/22発売

アドルフに告ぐ

COCQ-85070 ¥2,500+税

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  • 1.吉松隆:ファジーバードソナタ
    Takashi Yoshimatsu:Fuzzy Bird Sonata
    I Run,bird

  • 2.吉松隆:ファジーバードソナタ
    Takashi Yoshimatsu:Fuzzy Bird Sonata
    II Sing,bird

  • 3.吉松隆:ファジーバードソナタ
    Takashi Yoshimatsu:Fuzzy Bird Sonata
    III Fly,bird

  • 4.アルフレッド・リード:バラード
    Alfred Reed:Ballade for Alto Saxophone and Piano

  • 5.ポール・モーリス:プロヴァンスの風景
    Paule Maurice:Tableaux de Provence
    I 若い娘達のファランドール
    Farandoulo di Chatouno

  • 6.ポール・モーリス:プロヴァンスの風景
    Paule Maurice:Tableaux de Provence
    II いとしい人への歌
    Cansoun per Ma Mio

  • 7.ポール・モーリス:プロヴァンスの風景
    Paule Maurice:Tableaux de Provence
    III ジプシーの女
    La Boumiano

  • 8.ポール・モーリス:プロヴァンスの風景
    Paule Maurice:Tableaux de Provence
    IV アリスカンの魂は嘆きて
    Dis Alyscamps l'amo Souspire

  • 9.ポール・モーリス:プロヴァンスの風景
    Paule Maurice:Tableaux de Provence
    V カブリダン
    Lou Cabridan

  • 10.ポール・クレストン:サクソフォン・ソナタ
    Paul Creston:Saxophone Sonata Op.19
    I. With vigor

  • 11.ポール・クレストン:サクソフォン・ソナタ
    Paul Creston:Saxophone Sonata Op.19
    II. With tranquillity

  • 12.ポール・クレストン:サクソフォン・ソナタ
    Paul Creston:Saxophone Sonata Op.19
    III. With gaiety

  • 13.ジュール・ドゥメルスマン:ファンタジー
    Jules Demersseman:Fantaisie Sur un theme original

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サクソフォン:上野耕平  Saxophone:Kohei Ueno
ピアノ:佐野隆哉  Piano:Takaya Sano
録音:2013年8月26〜28日秩父ミューズパーク 音楽堂
Recorded at Musepark,Chichibu,Saitama,26-28 August 2013

ファジーバードソナタの3つの楽章は、
彼のような若い音楽家に捧げる3つの言葉で出来ている。
すなわち、「Run(走れ)」「Sing(歌え)」そして「Fly(飛べ)」。
吉松 隆(作曲家)

上野さんとマルタン作曲の「バラード」で共演した際、リハーサルで彼の発した第一音を聴いた瞬間に、ただ者ではないことが分かった。
卓抜した技術はもちろんのこと、叙情性に溢れ、音楽が歌で満たされている。作品の構成をもとに、音楽の方向が見定められていて、物語性を感じることができ、聴き手は音楽を聴くと同時に、ストーリーの展開にも身を委ねることになるだろう。 そういったことが凝縮して、このCDに収められているのがとても嬉しい。僕自身、初めて聴く曲が多いのだが、すぐに上野さんの世界に引き込まれてしまう。特筆すべきは彼のピアニッシモでの甘いドルチェのサウンドだ。もともと、そのような趣向性をもった楽器であるにせよ、お若いのにこんなにも色気が芳香する演奏は稀有なのではないかと思う。 もちろんこのCDでは、ピアニスト佐野隆哉さんの素晴らしい寄り添いがあってこそのものであり、これ以上望めないペアでの演奏には心が踊る。
最後に、上野さんの歌い回し、歌心がどこから湧いているかと思うのだが、それは上野さんの心の温かさ、優しさから生まれているのだと思う。
上野耕平ワールドが世界に広がっていくことを祈ってやまない。
山田和樹(指揮者)

新しい音の出現である。上野耕平が舞台に登場し、楽器をかまえ、その第一声を響かせた瞬間、まるで今初めてサクソフォンの音を聴いたような感覚にとらわれた。詩情あふれる音色、甘美な抑揚、サックス特有のやんちゃな歌い回し、様々な表現の使い分けが見事。まちがいなくサクソフォン音楽の歴史を塗り替える存在となるだろう。
新井鴎子(音楽構成作家)

これからのサクソフォン界をリードする新しい可能性が花開いているように思う。卓越したテクニックや歌い回しはもちろんのこと、音楽表現の上で、まさに阪口新が望んでいた、ヴァイオリンやフルートに比肩し得るレヴェルに到達した新時代の音楽家の到来と言っていいだろう。
佐伯茂樹(音楽評論家)ライナーノーツより