上野耕平
茨城県東海村出身。
8歳から吹奏楽部でサックスを始め、東京藝術大学器楽科を卒業。
これまでに須川展也、鶴飼奈民、原博巳の各氏に師事。第28回日本管打楽器コンクールサクソフォン部門において、史上最年少で第1位ならびに特別大賞を受賞。2014年11月、第6回アドルフ・サックス国際コンクールにおいて、第2位を受賞。現地メディアを通じて日本でもそのニュースが話題になる。また、スコットランドにて行われた第16回世界サクソフォンコングレスでは、ソリストとして出場し、世界の大御所たちから大喝采を浴びた。2015年9月の日本フィルハーモニー交響楽団定期公演に指揮者の山田和樹氏に大抜擢。この公演は、クラシックサクソフォンの可能性が最大限に引き出され、好評を博す。また2016年4月のB→C公演では、全曲無伴奏で挑戦し高評価を得ている。
CDデビューは2014年『アドルフに告ぐ』、2015年にはコンサートマスターを務める、ぱんだウインドオーケストラのCDをリリース。
現在、演奏活動のみならず「題名のない音楽会」、「報道ステーション」等メディアにも多く出演している。
また2016年4月からは昭和音楽大学の非常勤講師として後進の指導にあたっている。
《The Rev Saxophone Quartet》ソプラノサクソフォン奏者、ぱんだウインドオーケストラコンサートマスター。
【使用楽器】
楽器:YAMAHA YSS-875EXG、YAS-875EXG、YTS-875EXG
マウスピース:SELMER S90 180
リガチャー:HARRISON 復刻GP/リード:VANDOREN TRADITIONAL3.5
Kohei Ueno is a 25 year-old Japanese saxophonist of great talent internationally renowned.
As a saxophone prodigy, Ueno won special musical awards at the age of 19 granted by the Prime Minister of Japan, Governor of Tokyo, and another minister, and attended to the 16th World Saxophone Congress in Scotland as a soloist in 2012.
Ueno took the second place of “the 6th Adolphe Sax International Competition” held in Belgium in 2014, and the news was taken up in many media of the world and created a big sensation in Japan. He has released 2 full albums from Nippon Columbia since his debut in 2014 and proved the big possibility of the saxophone in the classical music.
He also performs as a member of “The Rev Saxophone Quartet” that released the 1st album in August, 2017 and as a concert master of “Panda Wind Orchestra.”