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♪アナログ時代の名レーベル、ドイツ「オイロディスク」の膨大な音源からの復刻シリーズ、第2弾!
ヘビー・ユーザーに訴求力の高い正規盤 世界初CD化7点、国内初CD化1点、また新マスタリング1点など、
“隠れ名盤”多数揃っています。
今回はヴンダーリヒ、ポップ以外の8タイトル全てドイツ、ソノプレス(オイロディスク)スタジオにて
オリジナル(一部カッティング・マスター)・テープより
96Khz・24bitのデジタルフォーマットにダイレクト・トランスファーされた音源よりCD化されたものです。
特に、ケルテスのマスターテープの発見とその演奏、録音の素晴らしさは大きな話題です。
第2回・2007/10/24発売 CD各\1,260(税込) |
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イシュトヴァン・ケルテス Istvan Kertesz
(1929-1973):
ケルテス幻のベートーヴェン録音を一挙に発売。1960年代前半のLP発売以来、実に40年ぶりのCD化です。
ケルテスは1973年、バンベルク交響楽団の首席指揮者就任が決定していましたが、図らずもテル・アビブでの水泳中の事故死により叶わないこととなってしまいました。
また、ベートーヴェンについてはこのオーケストラとの録音のみで、ケルテスが首席指揮者を要請された理由が納得できるみずみずしく推進力にあふれた名演です。いずれも良好なステレオ録音です。コロムビアーソノプレス(邦人技術者)の協力、探索によるオリジナル・マスターからの正規復刻は当初予想を遥かに超えた名演奏、名録音で、愛好家の大きな話題となることでしょう。
★第3回発売 ケルテス商品情報>>>
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ケルテスのマスターテープについて:COCQ-84384,84385
日系エンジニア(独、ソノプレス勤務)
「マスターテープ」という言葉は一般的にはレコード原盤作成に用いられる音源テー
プということになると思いますが、実は仕様的にははっきりした定義がなく、実際の 現場にはいろいろなマスターが存在します。特にLP時代のマスターテープにおいては
レーベルやプロデューサによってさまざまな考えや方針があり、その内容も多種多様です。
すなわち、手切り編集をした真のオリジナルテープをLPカッティング用のマスターとして使用する場合もあれば、オリジナルマスターの劣化の防止という観点や、スプライシングをなくして物理的に安定した走行と保存を得るためにマスターコピー
をとってそれを使用する場合、また録音によってはエコー付けや音質の調整をした上ではじめてマスター音源としてオーソライズされる場合、さらにはLPカッティングの用途に限定して最適なイコライジングをしたコピーをカッティングマスターとして使用する場合などがあります。
このため各社のテープ庫には色々な世代のいろいろなマスターテープが保管されている可能性があり、それらの中から真のオリジナルにたどり着けた場合はきわめて幸運なことだといえます。今回のオイロディスクヴィンテージシリーズの場合はそのようなオリジナルを捜し求めることにかなりの労力が費やされました。たとえばオイロディスクのマスターが保管されているソノプレス社のテープアーカイブには、各種アナログテープ、ディジタルテープ、光ディスクなどすべてを合わせると約40万本のマスターメディアが保管されています。(もちろんオイロディスクはその中のほんの一部です。)
この中から1950-60年代の知られざるテープを探し出すためには、録音デーや過去におけるすべてのリリース番号などのデータのほか、現場での忍耐強い捜索、スタジオでの音の確認、勘と経験のすべてを使う必要があります。
ケルテスのベートーヴェンの場合も捜索の結果テープ庫から何本ものマスターテープが出て来ましたましたが、幸運にもその中に真のオリジナルテープが見つけることができました。
気温、室温ともに24時間管理されたテープアーカイブで保存されてきたテープは録音後40年以上経っているとは思えないほどの物理コンディションを保っており、このスプライシングがびゅんびゅん通り過ぎる正真正銘のオリジナルマスターがテレフンケンンM15マスター再生機の上に載せられ、数十年ぶりの明るい光のもとで、オリジナルならではのみずみずしい音を聴かせてくれました。
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No.11
ベートーヴェン:交響曲第4番 変ロ長調/
レオノーレ序曲第3番/エグモント序曲/コリオラン序曲
★ イシュトヴァン・ケルテス指揮、バンベルク交響楽団
CD:COCQ-84384 \1,260(税込)
録音:1960年頃 バンベルグ
[正規盤世界初CD化]
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NO.12
ベートーヴェン:交響曲第2番 ニ長調/
ハイドン:交響曲第45番 嬰へ短調 《告別》
★ イシュトヴァン・ケルテス指揮、バンベルク交響楽団
CD:COCQ-84385 \1,260(税込)
録音:1960年頃 バンベルグ
[正規盤世界初CD化]
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ベルンハルト・パウムガルトナー (1887-1971):
名指揮者パウムガルトナーはザルツブルクのモーツァルテウム音楽院の院長を長く務め、その門下からカラヤンをはじめ優れた指揮者が育っています。
また、自ら創設し手塩にかけたオーケストラとともにモーツァルトを中心とするウィーン古典派の録音を残してきました。
このハイドンもその1枚で、学術的になるのではなく、すみずみまで血の通った名演です。
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NO.13
ハイドン:交響曲第100番 ニ長調 《軍隊》/第103番 変ホ長調 《太鼓連打》
★ベルンハルト・パウムガルトナー指揮
ザルツブルク・モーツァルテウム・カメラータ・アカデミカ
CD:COCQ-84386 \1,260(税込)
録音:1960年4月 ザルツブルグ
[世界初CD化]
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モニク・ドゥ・ラ・ブリュショルリ Monique
de la Bruchollerie (1915-1972):
第1回発売で大好評であったブリュショルリの名演をもう1枚。
モーツァルトにおける端正な姿とは別に、ブラームスではホロヴィッツもかくやという爆演ピアニストとしても知られる
ブリュショルリの面目躍如。その凄まじい集中力、たたみかける音楽のすばらしさは聴き手の耳を離さないでしょう。
モノラル録音ながら音質は聴きやすいものです。正規盤世界初CD化です。
★第1回発売 ブリュショルリ商品情報>>> |
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NO.14
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調
★ モニク・ドゥ・ラ・ブリュショルリ(ピアノ)、ロルフ・ラインハルト指揮
シュトゥットガルト・プロ・ムジカ管弦楽団
CD:COCQ-84387 \1,260(税込)
録音:1952年12月、シュトゥットガルト
[正規盤世界初CD化]
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ブロニスワフ・ギンペル:
オイロディスク・ヴィンテージ・コレクション第1回発売のブルッフ&メンデルスゾーンの協奏曲で再評価された名ヴァイオリニスト・ギンベル。彼はポーランドに生まれユダヤ人であったため、戦火を逃れてアメリカに移住しています。
しかし、大戦後はドイツのカールスルーエ音楽院などで教鞭をとるかたわら各地でソロ活動を行うなど、世界的に活躍してきました。このアルバムからも自由で艶っぽい巨匠の風格に満ちた演奏が聴かれます。
★第1回発売 ギンペル商品情報>>>
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NO.15
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調* ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲 イ短調
★ ブロニスワフ・ギンペル(ヴァイオリン)、アルトゥール・グリューバー指揮*
ベルリン交響楽団、ハンス・ツァノテルリ指揮
CD:COCQ-84388 \1,260(税込)
録音:1963年頃
[世界初CD化]
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アンドレ・ナヴァラ (1911-1988):
アンドレ・ナヴァラはフルニエやトゥルトゥリエと並ぶフランスの名チェリストです。
その活動はフランスのみならず、ドイツ、イギリス、オーストリアなど全ヨーロッパでソロ活動や教鞭をとるなど幅広く活躍しています。またレパートリーも幅広く、多くの作曲家が彼に作品を献呈したしたことでも知られています。
彼の演奏は表情が濃く、圧倒的な安定感と自然な息使いに満ちており、伴奏を務めるパウムガルトナーの豊かな音楽作りと相まって全編がまことに豊かな表情に満ちています。 |
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NO.16
ハイドン:チェロ協奏曲第2番 ニ長調
ボッケリーニ:チェロ協奏曲 変ロ長調
★ アンドレ・ナヴァラ(チェロ)、ベルンハルト・パウムガルトナー指揮
ザルツブルク・モーツァルテウム・カメラータ・アカデミカ
CD:COCQ-84389\1,260(税込)
録音:1959年6月、ザルツブルグ
[世界初CD化]
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藤川真弓:
1970年のチャイコフスキー国際コンクールで第2位を受賞するなど、国際的に高い評価を得ている藤川真弓。
かって、英デッカに録音した「モーツァルト/ヴァイオリン協奏曲全集」は名盤とされています。
オイロディスクに残されたこの録音はチャイコフスキーコンクールの翌年に制作されたものです。
彼女の素晴らしい技巧、深い音楽性を堪能できる当盤の復活は多くのヴァイオリン・ファンにとって朗報といえるでしょう。 |
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NO.17
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番《クロイツェル》
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
★ 藤川真弓(ヴァイオリン)、マイケル・ロール(ピアノ)
CD:COCQ-84390 \1,260(税込)
録音:1971年8月28,29日 ザルツブルク、クレスハイム城
[世界初CD化]
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ゲーザ・アンダ (1921-1976):
モーツァルトのピアノ協奏曲全曲録音をはじめとする幾多の名盤を遺したハンガリーの名ピアニスト、ゲーザ・アンダ。
彼がその死の前年に録音したこのショパンのワルツ集はゆったりとしたテンポで陶然と歌われてゆきます。
この音源はピアノの詩人ゲーザ・アンダの音楽の集大成ともいえるすばらしい演奏で、同曲名盤の中でも知る人ぞ知る名演として、国内盤の発売が望まれていたものです。 |
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NO.18
ショパン・:14のワルツ集
1. ワルツ第1番 変ホ長調 作品18 ”華麗なる大円舞曲”/ワルツ第2番 変イ長調 作品34-1
“華麗なる円舞曲”
2. ワルツ第3番 イ短調 作品34-2 /ワルツ第4番 ヘ長調 作品34-3 ”華麗なる円舞曲”
・・・他、収録曲は詳細>>>
★ ゲーザ・アンダ(ピアノ)
CD:COCQ-84391 \1,260(税込)
録音:1975年12月5〜11日 ベルリン、ジーメンス・ヴィラ
[国内初CD化]
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フリッツ・ヴンダーリヒ (1930-1966):
不世出の名テノール、ヴンダーリヒ26歳、まさに全盛期の美声が聴ける名盤。
フリッツ・ヴンダーリヒはリリック・テノールとして最高の名声のなか、不慮の事故により36歳の若さで早世、今なおその死を惜しみ残された録音は聴かれ、語り継がれています。
これは彼が一世を風靡したオイロディスクへの録音のなかの1枚で、この後彼はドイツ・グラモフォンにも同曲の録音を行っています。
14年ぶりの発売に際し今回は新規マスターを取り寄せてのリマスタリングを行います。
★第5回発売 ヴンダーリヒ商品情報>>> |
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NO.19
シューベルト:歌曲集《美しき水車小屋の娘》(全20曲)
シューベルト:セレナード(きけ、きけ、ひばり) D.889 ・・・他、収録曲詳細>>>
★ フリッツ・ヴンダーリヒ(テノール)、クルト・ハインツ・シュトルツェ(ピアノ)
CD:COCQ-84392 \1,260(税込)
録音:1957年
[リマスタリング]
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ルチア・ポップ (1939-1993):
世界でも最高の人気を誇ったリリック・ソプラノ、ルチア・ポップは円熟のさなかに癌に冒され54歳の若さで亡くなりました。
類まれなる美声と豊かな表現力、そしてそのチャーミングな容姿はオペラの舞台で、またリサイタルでファンを魅了しました。
これは1980年、彼女の絶頂期ともいえる美声でシューマンのロマンティックな世界を歌い上げているアルバムです。
20ビット・トランスファーによる高音質マスターテープによる原盤を使用します。 |
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NO.20
ルチア・ポップ/女の愛と生涯〜シューマン歌曲集
シューマン:歌曲集《女の愛と生涯》 作品42/
シューマン:もう春だ 作品79-24/春のよろこび 作品125-5/春の挨拶 作品79-4
・・・他収録曲
詳細>>>
★ ルチア・ポップ(ソプラノ)、ジェフリー・パーソンズ(ピアノ)
CD:COCQ-84393 \1,260(税込)
録音:1980年5月 ミュンヘン
旧:COCO-7759【MS-20bit Processing原盤使用の再発売】
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