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歌手を目指す2人の少女の生き様を綴った『さすらいの太陽』。本作品で音楽の担当者に課せられた役割は大きかった。
担当したいずみたくの魅力は幾つも挙げられるが、そのなかでも縦横に紡ぎ出される独特のメロディ・ラインと包容力を感じさせる優しい世界観は、彼の音楽に共通する要素に思える。
現存する音楽テープの状況から推測すると、本作『さすらいの太陽』の音楽制作作業は主題歌関連曲からスタートしている。主題歌レコードの発売元は日本コロムビア(現・コロムビアミュージックエンタテインメント)が務め、オープニング曲「さすらいの太陽」とエンディング用の「心のうた」という2曲の傑作が生み出されている。オープニングではスリー・グレイセスとボーカル・ショップという実力派2グループの共演となった。エンディング曲については、コロムビアの歌姫・堀江美都子の歌唱版と、のぞみを演じた藤山ジュンコ版の2種類がレコーディングされた。
本邦初の音楽アニメーションとなった本作を際立たせているのが、のぞみたちが劇中で歌う挿入歌の存在である。挿入歌に関しては当初はおもに既成曲から選ばれ、後々、「あなたに選ばれて」などの本作オリジナル曲が現われてくるという趣向である。既成曲についてはピンキーとキラーズの「愛に生き平和にいきる」など、いずみの楽曲も選ばれているが、「遠くへ行きたい」や「卒業させてよ」など、幅広い選曲となっている。 text
今回の音楽特典は、マスター音源としては初商品化となる主題歌のTVサイズと、のぞみらが劇中で歌う挿入歌で構成した。朝日ソノラマのソノシート以来、一度も再発されていない藤山ジュンコ版の「心のうた」も収録している。
挿入歌はマスター・テープが現存するもののなかからチョイスした。楽曲によっては、劇中では部分的にしか歌われなかったもの、まったく劇中には挿入されなかったテイクも選んでいる。
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