==2004年来日記==

・2004.4.21

・2004.4.22

・2004.4.23

・2004.4.24

・2004.4.25〜26

　メンバー全員が喫煙者というElviss。到着ゲートを出るや否やみんなダッシュで外へ。「12時間近くも我慢してたからもう限界！」とタバコを取り出しましたが成田エクスプレスの時間が迫ってたので断念。残念ながら禁煙車を予約してたのですが、列車内で喫煙可の車両があると知るとまたもやみんなで「ホント〜〜！！？？行こうぜ〜〜！！」とダッシュ！仲が良くて微笑ましい一面が垣間見れました。

　メンバー全て日本は初めてということで何もかもが新鮮だったよう。特にギターのエドは四六時中カメラやビデオで撮影。「ね、すごい観光客みたいでしょー。」と照れ笑いをしていました。ボーカルのカールとドラムのジェフは携帯電話のカメラでパシャリパシャリ。どこの国も同じなんですね。

　その日の夜は和風居酒屋でディナー。まずお通しの豆腐に挑戦。カール以外のメンバーは実に見事にお箸を使いこなしていました。まず最初に豆腐を口にしたギターのエドがぽつりと一言。「チーズかと思ってた・・・。」
その後海老チリ、バンバンジー・サラダ、焼きそば、焼きうどん、餃子と、メンバー全員なんでもパクパク食べていました。中でも「これが一番おいしい」と焼きうどんを食べて感動してたのはジェフ。
　新加入であり一番年下のベースのストゥルースはちょっとおとなしめ。「まだElvissに加入して3ヶ月くらいだし、一番年下だし今やっとメンバーにも慣れてきたところなんだ。」とぐびぐびビールを飲みながらこっそり教えてくれました。

　とにかく無事に日本上陸を果たしたElvissご一行。時差ボケとの戦いが次の日から始まるとも知らずに午前3時にホテルへと帰ってゆきました。   

「あまり取材慣れしてないんだよねえ。」

というメンバー、ちょっと緊張してた？

　その後ラジオ番組出演（アコギでのパフォーマンス！）のため局に移動。タクシーでの移動中、今まで騒いでいたのに突然カールが静かになり、どうしたのかと思ったらウトウト居眠りしていました。みんなの笑い声ではっと目覚め、照れ笑いしながら一言、「天気もいいし時差ボケだし、どうしよう、歌えるかな〜。」さて、どうなることでしょう・・・。

　この日のアコギパフォーマンスはニューアルバム「デッド・キャット・アンド・シャークシック」からリードトラックの"レディオ（キル・イット）"と"プロトコリック"。演奏の前に、カールがその昔リンゴ・スターのバックバンドでドラムをたたいていたことやジェフが以前ポップ・グループ、S CLUB ７の後ろでプレイしていたことなどをDJから突っ込まれると「何で知ってるの！」と爆笑＆驚愕！
　そのままパフォーマンスへと突入したのですが、そのプレイに今度は聴いてるこちらが驚愕！パンクのアコギということで、どうなるのか！？と一同ドキドキでしたが実に素晴らしいものでした！エドのギターも切れがよく、カールの歌声もしっかりと低音から高音までカバーし、アコギでもやはりパンクはパンクでした・・・！

　その後、夜は渋谷、新宿のタワー・レコード、HMVを訪問。どこのお店でも店内放送でニューアルバム「デッド・キャット・アンド・シャークシック」がかかっていることに感動しつつ、きちんと看板がつき、視聴機に入れたれた自分たちのアルバムの展開にさらに感激。どの店舗でもお店の方、ファンの方に「ありがとう、ありがとう」と感謝しつつサイン、写真を残してきました。ご覧になりたい方は是非お店に急いでください！！

　「明日は大切なライブの日だから飲まないよ。」

といいつつこの夜も遅くまで飲み歩いていたのでした・・・。