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SAVOY JAZZ 1500シリーズ ( 25タイトル ) \1,500(税込)

音質向上。こんどのサヴォイは、見逃せない。
太く伸びのあるサウンドを実現!

アート・ペッパー(as)のファースト・リーダー・スタジオ・アルバム。
ジャズ界屈指の名作。

サーフ・ライド/アート・ペッパー(as)
COCB-53401
50年代プレ・モダン・ジャズの傑作。ジュリアン・キャノンボール・アダレイ(as)の記念すべき1stリーダー・セッション。
プレゼンティング・キャノンボール/キャノンボール・アダレイ(as)
COCB-53402
ペッパーの初リーダーセッション(ディスカバリー原盤4曲とレッドの初レコーディングをカップリングした傑作。
トゥ・アルトス/アート・ペッパー、ソニー・レッド(as)
COCB-53403
豪華サイドメンを擁したのウイルバー・ハーデン(flh)人気のリーダー作品。コルトレーンが参加したサヴォイ不滅の貴重盤。
メインストリーム1958/ウィルバー・バーデン〜ジョン・コルトレーン
COCB-53404
ハンク・モブレイのハード・バッパー宣言ともいえる意気込みに溢れた好演奏で人気の必聴盤。
ザ・ジャズ・メッセージ・オブ・ハンク・モブレイVOL.1(ts)
COCB-53405
パーカーの後継者と言われたフィル・ウッズとともにパーカーの名曲に挑んだリアル・ジャズ作。
ヤードバード・スイート/ハービー・マン(fl,ts)
COCB-53406
50年代英国ジャズの息吹をカップリングした幻の名盤。
チェンジング・ザ・ジャズ・アット・バッキンガム・パレス/ディジー・リース&タビー・ヘイズ
COCB-53407
第2期サヴォイ時代の幕開けを告げるハード・バップの傑作にしてバードの希少な単独リーダー・アルバム。
バーズ・ワード/ドナルド・バード(tp)
COCB-53408
兄キャノンボールとともにNYに進出したナット・アダレイ(2000年1月没)初リーダー・アルバム。追悼盤。
ザッツ・ナット/ナット・アダレイ(cor)
COCB-53409
ジャズ史上屈指の名盤でありジャズ喫茶の永遠の愛聴盤。SJゴールドディスク。
ブルースエット/カーティス・フラー(tb)
COCB-53410
アフター・アワーズ風リラクゼーション溢れるスタジオ・ジャムの傑作。歴史的名盤。SJゴールド・ディスク。
オパス・デ・ジャズ/ミルト・ジャクソン(vib)
COCB-53411
シグナル原盤作品。ジョーダンのベスト3に入るハード・バップ名作。SJゴールド・ディスク。
トリオ&クインテット/デューク・ジョーダン(p)
COCB-53412
ファンキー・ジャズ名曲とキャノンボールを世に問うた歴史的名盤。ジャズ・クラブの盛況ぶりをスケッチした名演奏盤。
ボヘミア・アフター・ダーク/ケニー・クラーク(ds)
COCB-53413
DEE GEE原盤。アニー・ロスの初吹き込みを中心とした3人の歌姫のオムニバス。アート・ペッパーの参加も注目。
シンギン・アンド・スインギン/アニー・ロス他 (vo)
COCB-53414
ガレスピー・クラシックスのほとんどが収録された代表作。
ザ・チャンプ/ディジー・ガレスピー(tp)
COCB-53415
当時ポスト・クリフォード・ブラウンの一番手と言われた天才リー・モーガンが18歳で残した初リーダー作。
イントロデューシング・リーモーガン/リー・モーガン(tp)
COCB-53416
サヴォイ名物オパスシリーズの1枚。カンサス風スイングが魅力。
オパス・イン・スイング/フランク・ウェス(ts,fl)
COCB-53417
ハード・バッブの申し子モブレイが、リー・モーガン、ドナルド・バードを迎えた極上の逸品。
ジャズ・メッセージ・オブ・ハンク・モブレイVOL.2/ハンク・モブレイ(ts)
COCB-53418
ミルト・ジャクソンのリーダー・セッションとして吹き込まれたMJQのデビュー作。
モダン・ジャズ・カルテット/モダン・ジャズ・カルテット
COCB-53419
名手ハンク・ジョーンズのサヴォイ初スタジオ・セッション。寛ぎの絶品。
ハンク・ジョーンズ・カルテット&クインテット/ハンク・ジョーンズ(p)
COCB-53420
若きデトロイター達が腕を競った活気に満ちたジャム・セッション。
ジャズメン・デトロイト/ケニー・バレル(ds)
COCB-53421
燻銀名手のサヴォイ唯一のリーダー作。
ワイルダーン・ワイルダー/ジョー・ワイルダー(tp)
COCB-53422
コルトレーンの名演が心をくすぐるマニア推薦盤。
ジャズ・ウェイ・アウト/ウィルバー・ハーデン(tp.flh)
COCB-53423
ジョージ・ウォーリントン(p)の絶頂期のスタジオ録音盤。
ジャズ・アット・ホッチキス/ジョージ・ウォーリントン(p)
COCB-53424
エレクトラに残された唯一のブレイキー作品にサヴォイが陽の目を当てたもの。
ミッドナイト・セッション/アート・ブレイキー(ds)
COCB-53425

「サヴォイ」の魅力は"円熟と寛ぎ"

モダン・ジャズがいままさに黄金時代を謳歌していた1950年代中期から後期にかけて「ブルーノート」や「プレスティッジ」が新作を競ってリリースするなかにあって、独自の路線でファンの心を捉え続けたもう一つの人気レーベル---それが「サヴォイ」だった。「サヴォイ」の歴史は60年の長きに及ぶが、テディ・リーグが40年代にパーカー=ガレスピーをはじめとしてビバップの歴史的な演奏を記録紙続けたあと、1954年から59年にかけてレーベルのプロデューサーをつとめたのはオジー・カデナだった。カデナはジャズに関しては一家言を持っており、「サヴォイ」で彼が打ち出した音楽的な方向は他のレーベルの路線とははっきりと一線を画していた。カデナはジャズに"円熟と寛ぎ"を求めたのである。他社がアート・ブレイキーやフィーリー・ジョー・ジョーンズのドラムに象徴されるハードなサウンドとテンションを前面に押し出していたときに「サヴォイ」はモダン・ジャズ・ドラミングの開祖ケニー・クラークをレーベルの音楽的な基軸に据えて風格に溢れる大人の"リラクゼイション"を確保し、名人芸というべき絶妙のスインに乗せてミルト・ジャクソンやフランク・ウエスやラッキー・トンプソンといった巨人が繰り広げる即興演奏の醍醐味を据えていったのである。かくして「オパス・デ・ジャズ」や「ボヘミア・アフター・ダーク」といった数々の魅力溢れる名作が生み出されたのだ。「サヴォイ」のもう1人の立て役者として忘れてはならないのはケニー・クラークとともにハウス・リズム・セクションの要としてコンビを固め、多くのアルバムに芸術的ともいえるリラックスしたスイングといぶし銀のように光り輝く流麗なるソロをもたらしたピアニストのハンク・ジョーンズだ。この2人の名手の活躍を抜きに50年代の「サヴォイ」を語ることは出来ない。彼らに共通する音楽的な特質はおよろ流行などとは無縁の"Good Tasts"(趣味の良さ)であり、これこそが「サヴォイ」の<50'sプレ・モダン・ジャズ・シリーズ>を貫く尊い精神となっているのである。

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