バリー・グレイ『サンダーバード音楽集 ~オリジナル・スコアによる』2016年4月13日発売 COCQ-85289 ¥3,000+税 広上淳一 指揮 東京ガーデン・オーケストラ(2015年最新録音)

2016/08/30
INFORMATION 7/31(日)開催のN響ほっとコンサートの模様が、9/4(日)夜にEテレ「クラシック音楽館」で放送されます。
2016/04/28
INFORMATION 4/16(土)に行われたコンサートの映像をUPしました。
2016/04/15
INFORMATION 「産経ニュース」に紹介されました!
2016/04/14
INFORMATION CINRA「特撮の申し子・樋口真嗣監督に訊く、『サンダーバード』の衝撃」のインタビューが公開されました。
2016/04/08
INFORMATION 「スポニチアネックス」に紹介されました!
2016/03/25
INFORMATION 購入者対象特典情報をUPしました。
2016/03/23
特設サイトオープン!!
発見されたオリジナル・スコア UPしました。
2016/03/16
RELEASE 楽曲試聴スタート!
2016/03/10
MOVIE 「サンダーバード・マーチ」演奏映像をUPしました。
2016/03/07
INFORMATION フェイスブックページを公開しました!
2016/02/05
INFORMATION サンダーバード放送50周年。オリジナル・スコアによる世界初録音!4/13発売。サンダーバード&フィルム・ミュージック・コンサート開催決定!
COCQ-85289ジャケット写真

バリー・グレイ
『サンダーバード音楽集 ~オリジナル・スコアによる』

2016年4月13日発売

COCQ-85289 ¥3,300 (税抜価格 ¥3,000)

  • 1 オープニング・テーマ
  • SOS原子旅客機・組曲
    2 フッドとファイアーフラッシュ号
    3 ファイアーフラッシュ号着陸
    4 ペネロープ号の追跡
    5 トレーシー・ラウンジ・ピアノ
  • 6 サンダーバード・マーチ
  • 7 ロケット太陽号の危機
  • 8 火星ロケット輸送車
  • ニューヨークの恐怖・組曲
    9 独占スクープ失敗
    10 エンパイア・ステート・ビルの移動
    11 ネッドの救出
  • 12 サンダーバード6号
  • 13 トレーシー島
  • 14 ゼロX号のテーマ
  • 15 スポーク・シティ・ジャズ
  • ジェット“モグラ号”の活躍・組曲
    16 ゴングの命運
    17 危険な穴
    18 救助!
  • 19 イージーリスニング・ラジオ・ミュージック
  • 死の谷・組曲
    20 東南アジア道路でのドラマ
    21 絶望的な挑戦
    22 救助に向かうサンダーバード
  • 23 エンディング・テーマ
  • 24 日本版「サンダーバード」主題歌
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★楽曲試聴はこちら>>>

指揮:広上淳一
演奏:東京ガーデン・オーケストラ
歌:IL DEVUメンバー/TOKYO-FM少年合唱団(24)
録音:2015年12月28日 杉並公会堂

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発見されたオリジナル・スコア

神尾保行(監修)

このCDは、当時のサントラと同じオリジナル譜面を使って、世界で最初に新録音された画期的なアルバムだ。ただこの録音に至までには大変長い道のりがあった。
長らく『サンダーバード』のサントラというのは、TVシリーズが始まった65年以降は作られていなかった。最も大きな原因はマスターテープが紛失しており、サントラを作ることが困難であった点で、過去に何度も、映像から聞こえてくる音楽を参考に楽譜を採譜したりして再現を試みたが、やはりオリジナルとは異なってしまうのであった。
そんな中、バリー・グレイの熱烈なファンの一人が、噂をたよりに93年頃からこのマスターテープを探し始めたのである。その噂とは、“どこかの倉庫にあるらしい”という実に断片的なものだった。しかし彼は十年間探し求めて遂にその宝を掘り当てるのだった。マスターテープが見つかったのはイギリスの地方TV局の倉庫の中だった。さらにうれしいボーナスが付いていた。なんと録音で使用したオリジナル楽譜が一緒に保管されていたのである。
これを見つけた人物こそ、現バリー・グレイ協会の代表者であるラルフ・ティタートン氏だ。また彼はバリーの生誕100年に合わせて、2008年にロンドンでコンサートを開催、当日は『サンダーバード』のほかにバリーの代表作である『謎の円盤UFO』をはじめ、『スティングレイ』、『ジョー90』、『決死圏SOS宇宙船』、『スーパーカー』などがプログラムに組まれた。
私はこのコンサートの事を聞き、非常に感心を持っていた。『サンダーバード』の音楽をいつか生で再現したいとの願望があったからだ。特に2015年はサンダーバードの生誕50周年なので、これはまたとない大きなチャンスだった。14年の夏にバリー・グレイ協会にコンタクトをとった私は、楽譜のレンタルを打診、幸いにも同じバリー音楽を好きな者同士で意気投合し、なんと協会から楽譜を特別に貸してもらうことになったのである。
そして15年4月26日、三鷹市芸術文化センターで、日本での初のお披露目が行われた。
この公演は全体を映画音楽プログラムで構成、うち2部の後半30分が『サンダーバード』にあてられた。
コンサート当日には全国から集まったファンのほか、サンダーバード好きの業界関係者や著名人も多く来場し、華やかなコンサートとなった。
演奏を担当した東京ガーデン・オーケストラは、都内の音大生で構成される若い演奏団体だ。非常に優秀な人材が揃っており、ドライでシャープな弦と、重厚に響き渡る金管、元気で若々しく、クオリティも申し分ない。『サンダーバード』においては炸裂するブラスが特徴的で、特にトロンボーンとチューバは重要である。ここが弱いとサンダーバードではなくなってしまうのだ。しかしながら彼らの出す音は迫力があって、本当に素晴らしかった。コンサートの反応は上々で“見事にサントラを再現してくれた”と、多くの方からお褒めの言葉を頂いたのだった。
公演後に日本コロムビアのプロデューサーから、是非録音したいとのお話をいただき、レコーディングの話が進むことになった。バリー・グレイ協会でも是非との事で、トントン拍子に話が進んだ。ただ、録音となると経験がない若いオケにはかなり重荷になるため、当初はプロ・ オケでという選択肢もあった。しかし私としては、せっかく再現できていた音が変わってしまう恐れがあるのでなるべく同じオケでやりたいとの思いから、そのまま起用することをお願いしたのだった。
また、指揮者に関してはプロデューサーと協議した結果、世界的な日本を代表する指揮者の一人、広上淳一氏にお願いすることになったのである。氏は『サンダーバード』の根っからのファンで、いつか自分で振ってみたいと思っていたそうだ。
(以下略~ライナーノートより抜粋)

あの偉大な音楽が今、蘇る!

その昔、血沸き肉踊る思いで毎週日曜日NHKテレビ午後6時からの放送を楽しみにしていた。
1966年だから私は8歳、今から50年も前のことだ。私はこの作品の音楽に魅せられ、憧れた。
その雄大で快活で臨場感溢れる偉大な音楽の素晴らしさが子供心にも感じられたのだろう。“5、4、3、2”そして“ワン”とカウントダウンが始まるともう居ても立ってもいられなくなった。きっと私たちの世代は皆そうだろう。
バリー・グレイというイギリスの天才作曲家が書いた作品だった。
2016年、今そのサウンドが甦ったのだ。しかも日本の若い世代の音楽家達によって!彼らはリアルタイムを知らない。しかし作品の持つ力は普遍だった。
時を越え見事に再現されたサンダーバードの世界!私は指揮者をやっていて本当に良かった!
この作品とともに思う存分タイムスリップすることができたのだから。こんな幸せ者はいない!さあ発進だ!

広上淳一

広上淳一

広上淳一 / 指揮者

東京生まれ。東京音大指揮科に学ぶ。1984年第1回キリル・コンドラシン国際青年指揮者コンクールに優勝し、国際的な活動を開始。フランス国立管、ベルリン放響、コンセルトヘボウ管、モントリオール響、イスラエル・フィル、ロンドン響、ウィーン響などメジャー・オーケストラへの客演を展開。91~95年ノールショピング響首席指揮者、98~2000年リンブルク響首席指揮者、97~2001年 ロイヤル・リヴァプール・フィル首席客演指揮者、91~2000年日本フィル正指揮者を歴任。06~08年には米国コロンバス響音楽監督を務め数々の名演を残した。国内では全国各地のオーケストラの客演多数、2015年4月京都市交響楽団とともにサントリー音楽賞受賞。京都市交響楽団常任指揮者兼ミュージック・アドヴァイザー。東京音楽大学指揮科教授。

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