■2007年8月8日発売「ヴァンガード名盤選」リスト一覧
1. サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン付」
フランク:交響曲 ニ短調
COCQ−84307 \1,260(税込)
2. ボスコフスキー
/ウィーンのロリポップ
COCQ−84308 \1,260(税込)
3. ボスコフスキー
/ウィーンのクリームケーキ
COCQ−84309 \1,260(税込)
4. ブレンデル・プレイズ・モーツァルト COCQ−84310 \1,260(税込)
5. リリー・クラウス/シューベルト ピアノ・ソナタ集
COCQ−84311 \1,260(税込)
6. リリー・クラウス・プレイズ・バルトーク COCQ−84312 \1,260(税込)
7. エルマン/クライスラー愛奏曲集 COCQ−84313 \1,260(税込)
8. エルマン
/ヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリン・マスターピース
COCQ−84314 \1,260(税込)
9. エルマン・プレイズ・ヘブライ・メロディー COCQ−84315 \1,260(税込)
10. ディアス/スペイン・ギター音楽の4世紀 COCQ−84316 \1,260(税込)

■2005年1月26日発売「ヴァンガード名盤選」リスト一覧
1. ボールト
/ベートーヴェン:交響曲第3番《英雄》
COCQ−83880 \1,260(税込)
2. フィストゥラーリ
/リスト:ハンガリー狂詩曲集
COCQ−83881 \1,260(税込)
3. ボスコフスキー
/マリアのワルツ〜ウィーンの舞踏音楽
COCQ−83882 \1,260(税込)
4. アブラヴァネル
/そり滑り〜ルロイ・アンダーソン名曲集
COCQ−83883 \1,260(税込)
5. ロジーナ・レヴィーン
/ショパン:ピアノ協奏曲第1番
COCQ−83884 \1,260(税込)
6. シゲティ
/モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集
COCQ−83885〜8 \3,990(税込)
7. ヤニグロ
/ベートーヴェン:チェロ・ソナタ全集
COCQ−83889〜90 \2,100(税込)
8. レオンハルト=アーノンクール
/ラモ:コンセールによるクラヴサン曲集
COCQ−83891 \1,260(税込)
9. ユージン・リスト・プレイズ・グレインジャー COCQ−83892 \1,260(税込)
10. ディアス
/朱色の塔〜近代スペイン・ギター名曲集
COCQ−83893 \1,260(税込)

■2004年9月22日発売「ヴァンガード名盤選」リスト一覧
1. ベートーヴェン:交響曲第7番、他 COCQ−83831 \2,100(税込)
2. ハイドン:交響曲第100番<軍隊>、
101番<時計>
COCQ−83832 \1,260(税込)
3. チェイコフスキー:交響曲第4番、他 COCQ−83833 \1,260(税込)
4. メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
/ラロ・スペイン交響曲
COCQ−83834 \1,260(税込)
5. コープランド/メノッティ:ピアノ協奏曲 COCQ−83835 \1,260(税込)
6. ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集 COCQ−83836〜9 \3,990(税込)
7. シューベルト:ピアノ五重奏曲<ます>、他 COCQ−83840 \1,260(税込)
8. バッハ:平均律クラヴィーア全集 第1巻 COCQ−83841〜2 \1,260(税込)
9. シューベルト:即興曲集 COCQ−83843 \1,260(税込)
10. リスト・リサイタル COCQ−83844 \2,100(税込)

■好評発売中「ヴァンガード名盤選」リスト一覧
1. モントゥー・コンダクツ・チャイコフスキー COCQ−83788〜89 \2,100(税込)
2. ストコフスキー/
ヴァージル・トムソン、兵士の物語
COCQ−83790 \1,260(税込)
3. マッケラス/展覧会の絵 COCQ−83791 \1,260(税込)
4. クラウス/シューベルト:ピアノ・ソナタ D.960
/さすらい人幻想曲
COCQ−83792 \1,260(税込)
5. ブレンデル/モーツァルト:
ピアノ協奏曲第9番・14番
COCQ−83793 \1,260(税込)
6. シゲティ/バッハ:
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ
COCQ−83794〜95 \2,100(税込)
7. シゲティ&バルトーク・ライヴ・リサイタル COCQ−83796 \1,260(税込)
8. エルマン/ジュビリー・アルバム COCQ−83797 \1,260(税込)
9. ヤニグロ/チェロ愛奏曲集 COCQ−83798 \1,260(税込)
10. カントルーブ:オーヴェルニュの歌 COCQ−83799〜800 \2,100(税込)

○半世紀の歴史を誇る米マイナーレーベルの雄
 アメリカのクラシック系インディペンデント・レーベルの名門ヴァンガード・クラシックスは、シーモアとメイナードのソロモン兄弟によって、戦後1950年に創設されました。
 第二次世界大戦直後から高価なドルをたずさえて、戦禍で疲弊したヨーロッパに才能あるアーティストを求め、アメリカのレコード会社は次々に進出してゆきます。ウェストミンスターと、作曲家メンデルスゾーンの子孫が経営するVOXはその代表格。ヴァンガードもそれに続き、数々の歴史的名盤を世に送り出してきました。
 そのため、これら3レーベルに共通している点は、アメリカのレコード会社であるにもかかわらず、レコーディングされたアーティストは、音楽の都ウィーンを中心に活躍した人々が、かなりの割合を占めているということ。ヴァンガードのオーケストラ録音が、ユタ交響楽団とともに、ウィーン国立歌劇場管弦楽団と、ザグレブ室内合奏団によって行なわれている理由は、そういうレーベルの歴史があるためです。
○メジャーでも活躍した巨匠・ヴィルトゥオーゾが目白押し

 ライヴ録音されたピエール・モントゥーのような巨匠の他にも、実力派の指揮者やソリストが数多くの録音を残しました。そのカタログは、新しいロゴマークの中に記されているように、まさにRecordings for the Connoisseur(=通、玄人)に彩られています。

指揮者 レオポルド・ストコフスキー、エイドリアン・ボールト、チャールズ・マッケラス、モーリス・アブラヴァネル、モーエンス・ヴェルディケ(ハイドンのスペシャリスト)、ヨハネス・ソマリー(合唱指揮の名人)
ピアノ アルフレート・ブレンデル、リリー・クラウス、ジャンヌ=マリー・ダルレ、アール・ワイルド、ユージン・リスト、ミエチスラフ・ホルショフスキー、パーシー・グレインジャー、ピーター・ゼルキン
ヨゼフ・シゲティ、ミッシャ・エルマン、アレクサンダー・シュナイダー、アントニオ・ヤニグロ
管・声楽、他 グスタフ・レオンハルト(チェンバロ)、ジュリアス・ベイカー(フルート)、ヘルムート・ヴォービッシュ(ウィーン・フィルのトランペット奏者)、ネタニア・ダヴラツ(ソプラノ)、エーリヒ・クンツ(バス・バリトン)、アルフレッド・デラー(カウンター・テナー)
○新生ヴァンガード・クラシックス

 創設者の死去の後、ヴァンガード・レーベルの原盤権が、オメガ・グループからアルテミス・レコードに移りました。アメリカでも新たなロゴを冠し、新生ヴァンガード・クラシックとして2003年よりリリースが始まっていますが、作曲家毎にまとめた2枚組のコンピレーションが多く、ジャケット・デザインも文字のみと、廉価ではあるものの、往事を知る日本のファンにとってはややさびしい体裁となっています。

○今回の国内盤シリーズについて

 当社では今回国内盤をリリースするにあたり、基本的に旧オメガ時代のオリジナルのカップリング、体裁に戻しています。また、解説も1点を除き、シドニー・フィンケルスタイン等が執筆したオリジナル・テキストからの翻訳を使用。貴重なプロデューサー・ノートやテクニカル・インフォメーションも省略せずに掲載しました。また、声楽作品である「オーヴェルニュの歌」は歌詞・対訳付き。録音年代の新旧にかかわらず定評のあった良心的な音作りももちろんそのままパッケージされています。


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