花井悠希(ヴァイオリン)

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9月15日生まれ 三重県出身 A型
3歳よりヴァイオリンを始める。
第15回三重音楽コンクール大学・一般の部第1位。
2010年4月、王子ホール東京)でデビューリサイタル。同月、日本コロムビアより『主人公~さだまさしクラシックス』『光の風~ヴァイオリン・クラシックス』の2タイトルのCD同時リリースでデビュー。同年11月には、クラシカル・ユニット「1966カルテット」のメンバーとしてビートルズナンバーをカヴァーしたアルバム『ノルウェーの森 ~ザ・ビートルズ・クラシックス』をリリース。
最新アルバムは2011年3月2日リリース『譚詩曲-11 stories on Violin』。初のフォトブック「ばよりん彼女 花井悠希フォトブック」が発売される等、今後の活躍が期待されている演奏家の1人である。
これまでに、ヴァイオリンを植村祐子、小林健次、大谷康子、嶋田慶子、菅沼ゆづき各氏に師事。現在、浦川宜也氏に師事。ヴィオラを百武由紀氏に、室内楽を百武由紀、齋藤真知亜、苅田雅治各氏に師事。

1966カルテット:松浦梨沙(ヴァイオリン) 花井悠希(ヴァイオリン) 林はるか(チェロ) 長篠央子(ピアノ)
https://columbia.jp/artist-info/1966quartet/
デビューアルバム『ノルウェーの森~ザ・ビートルズ・クラシックス』COCQ-84856 2010年11月17日発売。

花井悠希新・抒情派ヴァイオリニスト

美しいメロディに奉仕する清らかな感性をたたえた、新世代を切り拓くヴァイオリニストの登場です。
24歳の現役音大院生。ヴァイオリンに憧れていた母の影響で、3歳からヴァイオリンをはじめます。植村祐子氏に師事し、日々研鑽を積む中、小学校5年生の時に、地元の弦楽合奏団に入団します。地域の老人介護施設や小学校などを巡回しながら、有名クラシック曲から演歌・ポピュラー音楽まで、様々なジャンルの音楽を演奏。聴衆が有名曲に反応し素直に喜ぶさまをみて、音楽の力を実感することになります。この合奏団での活動経験は、彼女のジャンルを問わず良質の音楽を追い求める姿勢の原点といえるでしょう。
高校は英語科に進学し、ヴァイオリンを続けながらも、ロックミュージックやファンタジー小説などにも親しみ、普通の高校生と変わらない生活を送ります。高校1年生および2年生時には、音楽学生向けの室内楽セミナーや、いしかわミュージックアカデミーに参加。著名音楽家から室内楽、ソロ等のレッスンを受講し、改めてクラシック音楽の奥深さに感化されます。また、同世代の参加者たちの音楽にまつわる熱のこもった話や、演奏に対する真摯な姿勢に大いに刺激を受けたことも転機となり、音楽大学への進学を志します。この時期に初めて聴いたオイストラフ&ロストロポーヴィチのブラームス「二重協奏曲」も、彼女のクラシック世界への傾倒を後押しする出会いとなりました。2007年、東京音楽大学に入学。主に大谷康子氏に師事し、更なる研鑽を積みながら現在に至ります。
なにげない日常を過ごしながらも、ヴァイオリンへの惜しみない愛と、たゆまぬ努力を傾ける。一見両立しない2つの面を軽やかに行き来しながら、どこまでも自然体な彼女の生み出す音楽は、「歌」や「メロディ」に対する感覚に、新世代の瑞々しい息吹を感じさせます。どこまでもひたむきに、どこまでもナチュラルに。音楽の悦びを、そして新しい「抒情」のかたちを提示し、クラシック新時代の訪れを感じさせる、次世代のヴァイオリニストがいま、デビューします。