笠置シヅ子とブギウギの時代

令和5(2023)年10月より放送中「NHK連続テレビ小説『ブギウギ』」の
ヒロインのモデルとなった
歌手・笠置シヅ子は、昭和9(1934)年にレコードデビュー。
以降、昭和31(1956)年に歌手を引退するまでの約20年間に、
多くの楽曲をコロムビアに遺しました。
この特設ホームページでは、笠置シヅ子や「東京ブギウギ」など
笠置シヅ子の多くのヒット曲を生み出した作曲家・服部良一など、
ブギウギとその時代の魅力を発信していきます。

更新情報

2024/03/30
インフォメーション 『連続テレビ小説「ブギウギ」オリジナル・サウンドトラック』Vol.1と2のサブスク配信が本日よりスタート!!
2024/03/29
インフォメーション 『ブギウギ 歌の大傑作集』(3/30発売)のCDに、ボーナス・トラックとして「東京ブギウギ(さよならコンサート Ver.)」を収録!!
2024/03/01
インフォメーション 連続テレビ小説「ブギウギ」ヒロイン・福来スズ子、茨田りつ子の歌声を堪能できる唯一のアルバム『ブギウギ 歌の大傑作集』、CD&アナログ盤で3/30発売決定!!
2024/03/01
インフォメーション 『連続テレビ小説「ブギウギ」オリジナル・サウンドトラック Vol.3』、3/30発売決定!!
2024/02/16
インフォメーション 『連続テレビ小説「ブギウギ」オリジナル・サウンドトラック Vol.2』(2/21発売)に福来スズ子(趣里)が歌う「コペカチータ(Edit Ver.)」「ジャングル・ブギー(Edit Ver.)」収録決定!!
2024/01/24
インフォメーション 連続テレビ小説「ブギウギ」茨田りつ子(菊地凛子)が劇中で歌う、「別れのブルース」が本日発売! 菊地凛子からコメントが到着!
2023/12/13
インフォメーション 連続テレビ小説「ブギウギ」劇中歌を集めたミニアルバム『福来スズ子傑作集』が本日発売! ヒロイン・スズ子を演じる趣里からコメントが到着!
2023/11/22
インフォメーション 笠置シヅ子 幻の音源「大島ブギー」発見!!! SP盤発売以来、73年の時を越えて初配信! 同曲を収録したアルバム『笠置シヅ子完全盤』、本日配信開始!!
2023/11/15
インフォメーション 『連続テレビ小説「ブギウギ」オリジナル・サウンドトラック Vol.1』、12/20発売決定!!

ブギウギ 歌の大傑作集

笠置シヅ子とブギウギの時代 関連商品はこちら

NHK連続テレビ小説「ブギウギ」主題歌「ハッピー☆ブギ」の情報はこちら"


おすすめメロディ

  • ♪ 買物ブギー

    歌:笠置シヅ子
    作詩:村雨まさを 作曲・編曲:服部良一
    昭和25(1950)年6月発売。
    「サンデー毎日」主催の日劇ショーの挿入歌として書かれたこの曲は、上方落語の「無い物買い」をモチーフにしている。「ヤヤコシ ヤヤコシ…」というくだりは、服部の珍妙な言葉の連続に、レッスン中の笠置シヅ子が音を上げたつぶやきがそのまま詩に織り込まれたもの。歌詩が長いため、全曲を演奏と共に歌い切るには5~6分を要してSP盤に収まりきらないことから、一部をカットして吹込まれた。テンポよく舌を噛まないで歌いこなす笠置の歌唱力は絶品そのもの。
    笠置は昭和27(1952)年の「第2回NHK紅白歌合戦」に初出場し、この曲を歌唱した。

  • ♪ ヘイヘイブギー

    歌:笠置シヅ子
    作詩:藤浦 洸 作曲・編曲:服部良一
    昭和23(1948)年4月発売。
    「東京ブギウギ」に続く、服部良一と笠置シヅ子コンビのブギ第二弾。まだ「東京ブギウギ」が大ヒットしている最中の昭和23(1948)年2月に、笠置が大劇のステージで歌い、やんやの喝采を受けた。ちょうど節分の時期であったため“節分的な陽気な歌”をコンセプトに『笑う門には福来る』を『ラッキー・カムカム』と日本流にしたところ、たちまち流行語になった。
    大映映画「舞台は廻る」の主題歌としてレコードが発売されたのは4月になってからのこと。
    笠置は昭和31(1956)年の「第7回NHK紅白歌合戦」でこの曲を大トリで歌唱。これが生涯最後の“紅白”出場になった。

  • ♪ ジャングル・ブギー

    歌:笠置シヅ子
    作詩:黒澤 明 作曲・編曲:服部良一
    昭和23(1948)年12月発売。
    黒澤明監督の映画「酔いどれ天使」のために監督自身が作詩した珍しい作品。当初の「腰の抜けるような恋をした」となっていた歌詩を見た笠置シヅ子の「こんなえげつない…」という言葉を耳にして、「骨のとけるような恋をした」に書き換えられたというエピソードが残っている。
    映画の中では笠置の大きな口がスクリーンいっぱいに映し出され、また日劇では笠置自らが虎や豹の着ぐるみを着て歌いまくり、“ブギの女王”の人気はうなぎ登りとなった。

  • ♪ 東京ブギウギ

    歌:笠置シヅ子
    作詩:鈴木 勝 作曲・編曲:服部良一
    昭和23(1948)年1月発売。
    作曲の服部良一が「胸の振子」の吹込からの帰り、国鉄中央線の車内でレール音とつり革の揺れる音に8拍子のブギのリズムを連想し、西荻窪駅前の喫茶店「こけしや」(現在は店舗建替のため休業中)に駆け込んで、ナプキンにメロディを一気に書き上げたのがこの曲。昭和23(1948)年の正月映画「春の饗宴」に笠置シヅ子が出演して歌い、3月の日劇ショー「東京ブギウギ」でこの曲は爆発。敗戦で虚脱状態だった日本人にカツを入れた日本のブギウギ第1号であり、笠置シヅ子の代表曲。

  • ♪ コペカチータ

    歌:笠置シヅ子
    作詩:村雨まさを 作曲・編曲:服部良一
    昭和22(1947)年11月発売。
    昭和21(1946)年3月、有楽座で行われた公演「舞台は廻る」で、喜劇王・エノケンこと榎本健一と初めて共演した笠置シヅ子のため、この公演の音楽監督であった服部良一が書き下ろした一曲。
    歌詩に「不思議なリズムだ」とある通り、まさに不思議なリズムの曲で、スウィング、ルンバなど様々なリズムやメロディが取り入れられている大傑作。
    劇中でこの曲をエノケンとともに歌った笠置シヅ子は、これをきっかけにエノケン主演の喜劇映画に出演するようになり、喜劇女優への第一歩になった曲ともいえる。

  • ♪ 夜来香

    歌:李 香蘭(山口淑子)
    作詩・作曲:金 玉谷
    昭和19(1944)年発売。
    「夜来香」とは、甘く匂う花を咲かせる夾竹桃科の植物のことで、昭和19(1944)年に満洲映画協会のスター・李 香蘭(山口淑子)が歌って大ヒットした。
    昭和20(1945)年8月、報道班員として上海に渡っていた服部良一は、音楽を通じた文化工作を行なう中で、李 香蘭と上海交響楽団によるコンサートを企画。李 香蘭のヒット曲である「夜来香」をコンサート用に編曲し、フルオーケストラによる「夜来香幻想曲(ラプソディー)」を編んだ。この曲にはブギウギのリズムが取り入れられており、戦後の「東京ブギウギ」など一連の「ブギ」楽曲の原点になったといえる。

  • ♪ アイレ可愛や

    歌:笠置シヅ子
    作詩:藤浦 洸 作曲・編曲:服部良一
    昭和21(1946)年11月発売。
    この曲が作られたのは昭和18(1943)年5月のこと。「笠置シヅ子とその楽団」を結成して全国を慰問していた笠置シヅ子のレパートリーの1つ。
    戦時中ゆえ、ジャズ曲はもちろん米英的な曲は許可されなくなったため、大東亜共栄圏の曲ならいいだろうという発想のもと「アイレ」を娘の名前ということにし、南方の曲調で作られた。服部良一は“Ire”というタイトルを見て、そのモチーフだけを使って作曲し、のちに「単純なメロディーが喜ばれたが、東南アジアものでヒットしたのはこの曲だけ。」と回想している。
    レコードは戦後の昭和21(1946)年になって発売され、笠置シヅ子初めてのヒット曲となった。

  • ♪ 雨のブルース

    歌:淡谷のり子
    作詩:野川香文 作曲・編曲:服部良一
    昭和13(1938)年5月発売。
    「別れのブルース」で初めて流行歌としてのヒットを放った、服部良一のブルース大衆路線の第二弾。服部は後に「メロディができ上がった時、野川香文に詩をはめ込んでもらった。メロディにピッタリ合ったものができて嬉しかった。その後も彼と組んで仕事をしたが、音楽的なユニークな作詩をしてくれた。」と語っている。野川は日本のジャズ評論界の草分け的存在で、日本のジャズの発展にも尽力した。
    淡谷のり子は「別れのブルース」と、この「雨のブルース」のヒットで一躍“ブルースの女王”となった。

  • ♪ 蘇州夜曲

    歌:霧島昇、渡辺はま子
    作詩:西條八十 作曲・編曲:服部良一
    昭和15(1940)年6月発売。
    昭和13(1938)年に発売された渡辺はま子「シナの夜」のヒットを受け、東宝は映画化を企画。音楽監督となった服部良一は、訪ねた蘇州の地で寒山寺や虎邱山を眺めながら春うららの一日を船で過ごし、かつて西湖で浮かんだ曲想をまとめたのがこの曲。劇中で歌った李香蘭(山口淑子)が当時はテイチク専属であったため、霧島昇と渡辺はま子がレコードに吹き込んで発売され大ヒットとなった。
    服部良一はこの曲を特に気に入っており、平成5(1993)年行われた自身の音楽葬では、遺言によりこの曲が、孫である服部隆之の指揮によって演奏され、参列者が斉唱して盛大に見送られた。

  • ♪ センチメンタル・ダイナ

    歌:笠置シヅ子
    作詩:野川香文 作曲・編曲:服部良一
    昭和15(1940)年3月発売。
    服部良一の和製ジャズ・ソングの1つ。翌昭和16(1941)年に開戦した太平洋戦争の戦地慰問では、笠置はほぼ必ずこの曲を歌った。従来の流行歌の32小節ワン・コーラスの繰り返しというパターンをとらず、全体をドラマ的に展開させて次第にホットに盛り上げていく服部の作曲法は、スウィング演奏のテーマ、アドリブ、テーマ、という形式を日本のボーカルそのものに適用した斬新な手法である。
    服部と笠置にとっても思い出深い曲で、昭和21(1946)年には再録音している。

  • ♪ ラッパと娘

    歌:笠置シヅ子
    作詩・作曲・編曲:服部良一
    昭和14(1939)年12月発売。
    コロムビアから発売された笠置シヅ子の正式なデビュー曲で、服部良一から提供された最初の作品。昭和14(1939)年、服部が音楽監督をつとめていた松竹楽劇団(SGD)の帝国劇場公演に、SGDのスターとして脚光を浴びた笠置のために書き下ろしたショーナンバー。笠置は、同年7月13日から31日まで公演された「グリーン・シャドウ」八景の中で歌唱。この公演中にコロムビア専属となり、入社第1回作品として吹き込みを行った。服部のジャズのセンスと、それに適した笠置の歌唱力とが合わさった傑作。

  • ♪ 恋のステップ

    歌:三笠静子(笠置シヅ子)
    作詩:高橋掬太郎 作曲・編曲:服部ヘンリー
    昭和9(1934)年8月発売。
    当時は「三笠静子」と名乗っていた笠置シヅ子の記念すべきレコードデビュー曲であり、同名義で発売した唯一の曲。大阪松竹少女歌劇「カイヱ・ダムール(愛の手帳)」主題歌で、シズ子ののびやかな歌声が印象的。作曲・編曲の服部ヘンリーは服部良一ではなく服部レイモンドの変名。
    なお、シズ子は翌昭和10(1935)年に三笠宮家が創設された後、三笠姓を避諱して「笠置シズ子」に改名した。

  • ♪ 別れのブルース

    歌:淡谷のり子
    作詩:藤浦 洸 作曲・編曲:服部良一
    昭和12(1937)年7月発売。
    淡谷のり子の代表曲であり、作曲家・服部良一が世に放った初の大ヒット曲。服部は同年に発売した森山久の「霧の十字路」をきっかけに“東洋的ブルースも有り得る”と自信をもってこの曲を作曲。当初の曲名は「本牧ブルース」だったが、土地を限定しないよう「別れのブルース」と改題して発表。それが功を奏して長崎・神戸・大阪・横浜と全国の港町を経てブームが東京へ到達し、全国的にブルース風が蔓延するきっかけになった一曲。

  • もっと聴きたい方はこちら

YouTube

オフィシャルYouTubeチャンネル「笠置シヅ子とブギウギの時代」

  • 第六弾動画 西武園ゆうえんちとコラボした「東京ブギウギ」ミュージック・ビデオを公開!!

    「東京ブギウギ Boogie Woogie Age Re-edit」を使用した「東京ブギウギ」のミュージック・ビデオを公開!
    このミュージック・ビデオは「心あたたまる幸福感に包まれる世界」の西武園ゆうえんちとコラボレーションして制作。西武園ゆうえんちでは生きた昭和の熱気がほとばしる“夕日の丘商店街”で「東京ブギウギ」の楽曲を題材としたエンターテインメントショー「夕日丘住人大集合 商店街名物 ブギウギ祭」を毎日開催しており、この新しい「東京ブギウギ Boogie Woogie Age Re-edit」の世界観とマッチすると考えたコロムビアの制作陣がコラボを提案し実現に至りました。ミュージック・ビデオでは実際のエンターテインメントショーに出演している夕日の丘商店街の住人たちが勢ぞろいし、「東京ブギウギ」の明るく楽しい新たな魅力を詰め込んだ映像になりました。ぜひご覧ください!

    ★西武園ゆうえんちホームページはこちら>>>

    オフィシャルYouTubeチャンネルはこちら

インフォメーション

『連続テレビ小説「ブギウギ」オリジナル・サウンドトラック』Vol.1と2のサブスク配信がスタート!!

  • 2024/3/30にアルバム『ブギウギ 歌の大傑作集』と『連続テレビ小説「ブギウギ」オリジナル・サウンドトラック Vol.3』が発売&配信スタート!
    そして既に発売され、ダウンロード配信がスタートしている『連続テレビ小説「ブギウギ」オリジナル・サウンドトラック』Vol.1と2のサブスク配信がスタート! ぜひお聴きください!

    詳細はこちら

アルバム『ブギウギ 歌の大傑作集』、CD&アナログ盤が2024/3/30発売!!

  • NHK連続テレビ小説「ブギウギ」ヒロイン・福来スズ子、茨田りつ子の歌声を堪能できる唯一のアルバムが発売!!

    連続テレビ小説「ブギウギ」の劇中歌や、主題歌「ハッピー☆ブギ」を集大成したアルバム『ブギウギ 歌の大傑作集』がCDとアナログ盤で発売決定!
    今作は、劇中でヒロイン・福来スズ子(趣里)が歌唱する「東京ブギウギ」、「ラッパと娘」をはじめ、本作に初収録される「ヘイヘイブギー」フルサイズ、「大空の弟(ブギウギ 巡業 Ver.)」や、茨田りつ子(菊地凛子)の「別れのブルース」、ドラマの音楽を担当する服部隆之が作詞作曲を手掛け、中納良恵(EGO-WRAPPIN')、さかいゆう、趣里が歌う主題歌「ハッピー☆ブギ」も収録された豪華な1枚。

    CDのボーナス・トラックとして、最終回で主人公・福来スズ子(趣里)が歌唱した「東京ブギウギ(さよならコンサート Ver.)」を収録!

    2024/03/30発売
    V.A.
    CDアルバム『ブギウギ 歌の大傑作集』
    COCP-42222 ¥3,300 (税抜価格 ¥3,000)
    ジャケ写

    収録曲詳細はこちら

    2024/03/30発売
    V.A.
    アナログ盤アルバム『ブギウギ 歌の大傑作集』
    COJA-9504 ¥5,500 (税抜価格 ¥5,000)
    ジャケ写

    収録曲詳細はこちら

『連続テレビ小説「ブギウギ」オリジナル・サウンドトラック Vol.3』、2024/3/30発売!!

  • 『連続テレビ小説「ブギウギ」オリジナル・サウンドトラック Vol.3』のリリースが決定!
    主題歌「ハッピー☆ブギ」のインストバージョンやドラマの重要なシーンを彩るBGMに加え、「買物ブギー(Edit Ver.)」や、子供時代の花田鈴子(澤井梨丘)が歌う「恋はやさし野辺の花よ(花田鈴子の夢 Ver.)」、李香蘭(昆夏美)が歌う「夜来香(とある日の上海 Ver.) 」など全36曲を収録した盛りだくさんの内容!

    2024/3/30発売
    CDアルバム『連続テレビ小説「ブギウギ」オリジナル・サウンドトラック Vol.3』
    音楽:服部隆之
    COCP-42223 ¥3,300 (税抜価格 ¥3,000)
    ジャケ写

    収録曲詳細はこちら ダウンロード/サブスクはこちら

『連続テレビ小説「ブギウギ」オリジナル・サウンドトラック Vol.2』、2024/2/21発売!!

  • 福来スズ子(趣里)が歌う「コペカチータ(Edit Ver.)」「ジャングル・ブギー(Edit Ver.)」も収録!

    『連続テレビ小説「ブギウギ」オリジナル・サウンドトラック Vol.2』がリリース!
    主題歌「ハッピー☆ブギ」のインストバージョンやドラマの重要なシーンを彩るBGMに、福来スズ子(趣里)が歌う「コペカチータ(Edit Ver.)」「ジャングル・ブギー(Edit Ver.)」を含む全32曲を収録!

    2024/2/21発売
    CDアルバム『連続テレビ小説「ブギウギ」オリジナル・サウンドトラック Vol.2』
    音楽:服部隆之
    COCP-42210 ¥3,300 (税抜価格 ¥3,000)
    ジャケ写

    収録曲詳細はこちら ダウンロード/サブスクはこちら

茨田りつ子(菊地凛子) シングルCD「別れのブルース」、2024/1/24発売!!

  • NHKの連続テレビ小説「ブギウギ」の中で、主人公・福来スズ子(趣里)の生涯のライバルとして登場する茨田りつ子(菊地凛子)が劇中で歌う「別れのブルース」「雨のブルース」を収録したシングルCDが発売!

    「別れのブルース」のオリジナル楽曲は、茨田りつ子のモデルにもなっている、淡谷のり子が歌唱。
    1937年 服部良一が作曲を担当、藤浦洸が本牧を舞台に詩を手がけた作品で、淡谷の代表作と言われている。
    ダミアの「暗い日曜日」を歌う淡谷のり子の歌声を聞いた服部が歌唱を依頼したが、これまで歌うことのなかった低音に淡谷は苦労したというエピソードが残されている。
    この後に発売した「雨のブルース」も大ヒットした淡谷は“ブルースの女王”と呼ばれるようになった。

    今後ますます目が離せないドラマ展開に加え、茨田りつ子(菊地凛子)の艶やかで哀愁を帯びたその歌声をぜひお聴き逃しなく!

     俳優として今出来る精一杯を、この茨田りつ子の「別れのブルース」と「雨のブルース」に込めました。 
     重責でしたが、淡谷のり子さんが見たであろう風景を、足元にも及びませんが、お芝居を通して見る事が出来たことは、これからの私の人生に大きな影響を与えてくれました。 
     その風景を、この曲を聴いて下さった方々と共有する事が出来たら、大変嬉しく思います。 

    菊地凛子 

    2024/1/24発売
    茨田りつ子(菊地凛子)
    CDシングル「別れのブルース」
    COCA-18170 ¥1,500 (税抜価格 ¥1,364)
    ジャケ写

    収録曲詳細はこちら ダウンロード/サブスクはこちら

ミニアルバム『福来スズ子 傑作集』、2023/12/13発売!!

  • NHKの連続テレビ小説「ブギウギ」の劇中歌を集めたミニアルバム『福来スズ子 傑作集』がリリース!
    ヒロイン・スズ子を演じる趣里からコメントが到着!

    NHKの連続テレビ小説「ブギウギ」の劇中歌を集めたミニアルバム『福来スズ子傑作集』がいよいよ発売。
    今作には、主人公のモデルにもなっている笠置シヅ子の大ヒット曲「東京ブギウギ」をはじめ、劇中で福来スズ子(趣里)が歌唱し、YouTubeやSNSで大きな反響を呼んだ「ラッパと娘」や弟・六郎を偲んだ「大空の弟(ブギウギ ver.)」など、「ブギウギ」ファン必聴の楽曲を収録。
    スズ子(趣里)の歌声を堪能できる唯一のアルバムをお聴き逃しなく!

     スズ子を演じる中で、ステージシーンなどから、歌を通してエネルギーをもらい、支えられている事を感じています。 
     どの曲も思い出深い曲ばかりですので、ドラマのシーンを思い浮かべながら聴いて頂けると嬉しいです! 
     “みなさん、スズ子のアルバム、よろしゅうたのんます!” 

    趣里 

    2023/12/13発売
    福来スズ子(趣里)
    CDミニアルバム『福来スズ子 傑作集』
    COCP-42192 ¥2,750 (税抜価格 ¥2,500)
    ジャケ写

    収録曲詳細はこちら ダウンロード/サブスクはこちら

アルバム『笠置シヅ子完全盤』、2023/11/22配信!!

  • 「ブギの女王」笠置シヅ子 幻の音源「大島ブギー」発見!!!
    SP盤発売以来、73年の時を越えて初配信!

    過去に笠置シヅ子の「大島ブギー」というレコードが出たが、その後商品化されていないという情報が、2023年の夏頃にコロムビアに寄せられ、コロムビアの社内史料を調査したところ1950/12/10に発売されていたことが判明。
    コロムビアには「大島ブギー」のSP盤が残されていませんでしたが、今回そのSP盤が発見され、その音源を使用してマスタリングし、「大島ブギー」を初配信することになりました。
    「大島ブギー」を収録したアルバム『笠置シヅ子完全盤』は2023/11/22(水)より配信!
    ★このニュースについての詳細はこちら>>>

    2023/11/22配信
    笠置シヅ子
    配信アルバム『笠置シヅ子完全盤』
    COKM-44671-3 <配信限定>
    ジャケ写

    ダウンロード/サブスクはこちら 収録曲詳細はこちら

    また「東京ブギウギ」「胸の振子」「蘇州夜曲」などの服部良一の名曲の数々を、雪村いづみとキャラメル・ママ(松任谷正隆、鈴木茂、細野晴臣、林立夫)が甦らせた1974年発売のアルバム『スーパー・ジェネレイション』も2023/11/22(水)より配信スタート!

    2023/11/22配信
    雪村いづみ
    アルバム『スーパー・ジェネレイション』
    COKM-44696 <配信限定>
    COCP-41697 ¥2,750 (税抜価格 ¥2,500)
    ジャケ写

    ダウンロード/サブスクはこちら 収録曲詳細はこちら

『連続テレビ小説「ブギウギ」オリジナル・サウンドトラック Vol.1』、2023/12/20発売!!

  • 『連続テレビ小説「ブギウギ」オリジナル・サウンドトラック Vol.1』がリリース!
    主題歌「ハッピー☆ブギ」のインストバージョンやドラマの重要なシーンを彩るBGMなど29曲が収録されており、ドラマの展開と併せて楽しめる充実の内容!

    2023/12/20発売
    CDアルバム『連続テレビ小説「ブギウギ」オリジナル・サウンドトラック Vol.1』
    音楽:服部隆之
    COCP-42144 ¥3,300 (税抜価格 ¥3,000)
    ジャケ写

    収録曲詳細はこちら ダウンロード/サブスクはこちら

「東京ブギウギ」をモダンにアップデート! Re-Edit と Remixが配信リリース!!

  • 「東京ブギウギ Boogie Woogie Age Re-Edit & Remix」、2023/10/11配信リリース!!

    笠置シヅ子の代表曲「東京ブギウギ」をより幅広い層にも触れやすい形で聴いて頂くため、現代的なスタイルにアップデート!
    「東京ブギウギ Boogie Woogie Age Re-edit」は国内和モノDJの第一人者で『和モノA to Z』の著者であるDJ 吉沢dynamite.jpが担当。オリジナル音源に中條 卓(THEATRE BROOK)のアコースティック・ベースと吉沢によるパーカッションをダビングし、オリジナルの雰囲気は残しながら、ボトムを持ち上げた立体的な音像に仕上げました。
    「東京ブギウギ Boogie Woogie Age Remix」はアイドルなどの作編曲を数多く担当し、前園直樹とのユニット「冗談伯爵」での活動でも知られる新井俊哉が担当。原曲のフレーズを活かしながら、リズムにブレイクビーツ的な解釈を加えたとびっきりのダンスチューンに進化させています。

    2023/10/11配信
    笠置シヅ子
    配信シングル「東京ブギウギ Boogie Woogie Age Re-Edit & Remix」
    1.東京ブギウギ Boogie Woogie Age Re-Edit (Re-Edit by DJ Yoshizawa dynamite.jp)
    2.東京ブギウギ Boogie Woogie Age Remix (Remixed by Toshiya Arai)
    Lyric 鈴木 勝 Music & Arrangement 服部良一 Vocal 笠置シヅ子
    ジャケ写

    ダウンロード/サブスクはこちら 「東京ブギウギ」MV視聴はこちら

ブギウギの時代ベスト×薄利多賣半兵ヱ コラボメニュースタート!!

  • 2023/12/1より、笠置シヅ子らの名曲と共に楽しめる!!
    ブギウギの時代ベスト(日本コロムビア)×薄利多賣半兵ヱ(ドリームリンク) コラボメニュースタート!!

    笠置シヅ子の楽曲をはじめとする、同時代に活躍した歌手、作家の作品を集めたコンピレーション・アルバム『ブギウギの時代ベスト』が11/29発売!
    このアルバムは、笠置シヅ子の大ヒット曲「東京ブギウギ」「買物ブギー」はもちろん、現在SNSなどで話題沸騰中の「ラッパと娘」や「センチメンタル・ダイナ」、“ブルースの女王”淡谷のり子の大ヒット曲「別れのブルース」「雨のブルース」など全23曲を収録。他にも作曲家・服部良一が中国の蘇州を訪ねたときに浮かんだ曲想から作られた渡辺はま子、霧島昇の「蘇州夜曲」、映画の大ヒットと共に戦後の国民的流行歌となった藤山一郎、奈良光枝の「青い山脈」、喜歌劇「ボッカチオ」が浅草で上演され田谷力三が歌い広めた「恋はやさし野辺の花よ」などの名曲を楽しめます。

    このアルバム発売を記念し、昭和をテーマにした居酒屋チェーン「薄利多賣半兵ヱ」とタッグを組んだコラボメニューが12/1からスタート!(「薄利多賣半兵ヱ」全国39店舗で展開予定) 「薄利多賣半兵ヱ」は“懐かしい「昭和」”をテーマとし、店内BGMをはじめ、昔懐かしい映画のポスター等や骨董品の装飾、料理、あらゆる面で昭和初期のイメージにこだわり、幅広い年代のお客様が楽しめる店作りをしています。今回、『ブギウギの時代ベスト』を発売するにあたり、お店の世界観と、アルバムのコンセプトがマッチするのではとの双方の思いが一致してコラボレーションが実現しました。
    12/1から販売するコラボメニューは「ブギウギ別腹セット」「ブギウギほろ酔いセット」の2種類。
    「ブギウギ別腹セット」は、昭和世代の給食でお馴染みのきな粉味の揚げパンと、カルーアミルクオレがセットになった甘い物好きにおすすめのメニューになっている他、「ブギウギほろ酔いセット」は昭和大衆居酒屋のメニューに欠かせないタコウインナーなどとハイボールをセットにしたお酒好きの方向けと、いずれも期間限定の特別メニュー。
    また、期間中にどちらかを注文した方には『笠置シヅ子とブギウギの時代』のキャラクターをデザインしたステッカーをプレゼント。
    期間中店内では、コラボメニューと共に、笠置シヅ子をはじめとする同時代に活躍した多くの歌手の音楽を楽しむことができます。

     アルバム情報

    2023/11/29発売
    CDアルバム『ブギウギの時代ベスト』
    COCP-42134 ¥2,750 (税抜価格 ¥2,500)
    ジャケ写

    収録曲詳細はこちら ダウンロード/サブスクはこちら

     コラボメニュー情報

    2023/12/1~「薄利多賣半兵ヱ」全国39店舗にてスタート
    薄利多賣半兵ヱ

    (1)「ブギウギ別腹セット」(カルーアミルクオーレ/揚げパン(きな粉味))…¥858(税込)
    ブギウギ別腹セット

    (2)「ブギウギほろ酔いセット」(ウヰスキーハイボール/タコウインナー/鳥唐揚/枝豆)…¥968(税込)
    ブギウギほろ酔いセット

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「連続テレビ小説 ブギウギ 完全版」Blu-ray・DVDの発売が決定!!

  • 歌って踊って 心ズキズキワクワク!

    満面の笑顔とまっすぐな心で歌手の道を突き進み、やがて“ブギの女王”へ――
    戦後の日本を明るく照らした大スター・福来スズ子の笑いと涙の物語。

    ★連続テレビ小説第109作「ブギウギ」は、「東京ブギウギ」などのヒット曲で知られる歌手・笠置シヅ子をモデルとして再構成したオリジナルストーリー。激動の時代を生きた女性歌手の波乱万丈な人生を描く!
    ★華やかなステージや数々の名曲が登場!これまでの“朝ドラ”にはないほどの歌と踊りが繰り広げられ、その臨場感あふれるレビューショーや歌唱シーンは圧巻!
    ★ヒロイン 福来スズ子役は、趣里。2011年デビュー以降、舞台・映像と幅広く活動する演技派女優。主演映画「生きてるだけで、愛。」で、第42回日本アカデミー賞新人俳優賞などを受賞。「とと姉ちゃん」以来“朝ドラ”出演2作目となる本作では、豊かな表現力とハツラツとした笑顔でヒロインを熱演!
    ★脚本は、映画「百円の恋」での日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞ほか、多数の受賞歴を持つ足立紳に加え、第60回ギャラクシー賞入賞作の夜ドラ「あなたのブツが、ここに」を手がけた櫻井剛が担当。
    ★スズ子を一流の歌手へと導く人気作曲家を草彅剛、生涯のライバル歌手を菊地凛子、最愛の人を水上恒司が演じるほか、柳葉敏郎、水川あさみ、蒼井優をはじめとした実力派俳優陣が集結。物語の脇を固める個性豊かな豪華キャストにも注目!
    ★主題歌「ハッピー☆ブギ」は、ドラマの音楽担当でもある服部隆之が作詞作曲。中納良恵(EGO-WRAPPIN')、さかいゆう、趣里の3名による、軽快なブギのリズムにのせたパワフルでソウルフルな歌声がドラマのオープニングを彩る。

    【あらすじ】
    舞台は大正の終わりごろ、大阪市福島。下町の小さな銭湯の看板娘・花田鈴子は、歌って踊るのが大好きな天真ブギウギな女の子。いつも両親や個性豊かな常連客の前で歌を披露していた。「歌と踊りでみんなを笑顔にしたい」と思うようになった鈴子は、小学校を卒業後、道頓堀に新しくできた歌劇団「梅丸少女歌劇団(USK)」に入団する。厳しい規律と稽古にも耐え、舞台デビューが決まった鈴子は、母・ツヤの発案で「福来スズ子」という芸名を名乗ることに。仲間たちと切磋琢磨(せっさたくま)し、一人前のレビューガールへと成長したスズ子は、抜群の歌唱力で頭角を現していく。
    昭和13年、スズ子は上京。そこで人気作曲家・羽鳥善一と出会い、大きく運命が変わる。羽鳥の指導を受け、“スウィングの女王”と呼ばれ人気歌手になっていくスズ子。しかし、その一方で戦争の足音が次第に大きくなっていき――。

    【作】足立 紳
    【音楽】服部隆之
    【主題歌】中納良恵 さかいゆう 趣里「ハッピー☆ブギ」
    【語り】高瀬耕造アナウンサー

    【出演】趣里、草彅 剛、蒼井 優、水川あさみ、柳葉敏郎 ほか

    【制作統括】福岡利武、櫻井壮一
    【プロデューサー】橋爪國臣
    【演出】福井充広、鈴木 航、泉並敬眞、盆子原 誠 ほか

    ★NHKスクエア 特設ホームページはこちら>>>


  • 連続テレビ小説 ブギウギ 完全版 ブルーレイ BOX1

    2024年3月22日発売
    ○連続テレビ小説 ブギウギ 完全版 ブルーレイ BOX1[4枚組]
     NSBX-54055 ¥16,720(税込)
    ○連続テレビ小説 ブギウギ 完全版 DVD BOX1[4枚組]
     NSDX-54058 ¥16,720(税込)

    【収録内容】第1週~第8週(2023年10月2日~11月24日)NHK総合テレビで放送
    【特典映像】「ブギウギ」フルバージョン オンステージ(仮) ほか(予定)
    【封入特典】特製ブックレット(24ページ)

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    ★DVD BOX1の詳細はこちら>>>


    連続テレビ小説 ブギウギ 完全版 ブルーレイ BOX2

    2024年5月24日発売予定
    ○連続テレビ小説 ブギウギ 完全版 ブルーレイ BOX2[4枚組]
     NSBX-54056 ¥16,720(税込)
    ○連続テレビ小説 ブギウギ 完全版 DVD BOX2[4枚組]
     NSDX-54059 ¥16,720(税込)

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    連続テレビ小説 ブギウギ 完全版 ブルーレイ BOX3

    2024年7月26日発売予定
    ○連続テレビ小説 ブギウギ 完全版 ブルーレイ BOX3[5枚組]
     NSBX-54057 ¥20,900(税込)
    ○連続テレビ小説 ブギウギ 完全版 DVD BOX3[5枚組]
     NSDX-54060 ¥20,900(税込)

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    発行・販売元:NHKエンタープライズ ©2024 NHK

書籍『ぼくの音楽人生』(服部良一 著)、日本文芸社より30年ぶりに復刊!!

  • エピソードでつづる 和製ジャズ・ソング史!

    ぼくの音楽人生

    淡谷のり子の「別れのブルース」、笠置シヅ子の「東京ブギウギ」、藤山一郎の「青い山脈」、高峰秀子の「銀座カンカン娘」など戦前戦後の日を明るく元気づけた国民的ヒット曲の数々――ジャズ、ブルースをはじめ、ブラスバンド、オーケストラ、童謡、歌曲、歌謡曲などジャンルを超えたあらゆる音楽を追求し続け、生涯3000曲以上を世に送り出した不世出の作曲家・服部良一の貴重な唯一の自叙伝! 名曲の創作秘話やまつわる人間ドラマ、国民的音楽家の素顔・生き方など、知られざるエピソードが満載。NHK朝ドラ『ブギウギ』に登場し、話題のキーパーソン!(主要作品リスト、当時の貴重な写真も多数掲載)
    復刊にあたり、服部隆之が「祖父の想い出」を新たに寄稿!

    『ぼくの音楽人生』
    服部良一 著
    日本文芸社 2023年11月1日発売
    定価 ¥2,420(税込)
    4-6判 336頁
    ISBN 9784537221640
    ★日本文芸社ホームページはこちら>>>

ムック本『笠置シヅ子の生涯 ブギなメロディCD付き』(亀井ヱイ子 監修)、宝島社より発売!!

  • 朝ドラがもっと楽しくなる! CD付きで心も躍り出す!
    パワフルに歌い、愛を貫いたブギの女王、波瀾万丈の物語

    笠置シヅ子の生涯 ブギなメロディCD付き

    笠置シヅ子の生涯を豊富なビジュアルでたどるムック本です。大判オールカラーで貴重な写真をたっぷり掲載。その人生を辿るのはもちろん、笠置シヅ子が生きた時代背景も紹介し、読めば朝ドラがもっと楽しめます。さらに、笠置シヅ子の一人娘・亀井ヱイ子さんの特別インタビューも掲載。日本コロムビア製の5曲入りCDを付録としてつけ、その音楽を聞きながら激動の人生を振り返れる一冊です。
    【CD収録曲】東京ブギウギ/買物ブギー/ヘイヘイブギー/ジャングル・ブギー/ラッパと娘

    TJMOOK『笠置シヅ子の生涯 ブギなメロディCD付き』
    亀井ヱイ子 監修
    宝島社 2023年9月26日発売
    定価 ¥1,760(税込)
    A4カラー 80頁
    ISBN 9784299046444
    ★宝島チャンネルはこちら>>>

書籍『笠置シヅ子ブギウギ伝説』(佐藤利明 著)、興陽館より発売!!

  • 強く、明るく、軽やかに、戦後の混迷期を超えてきた「ブギの女王」笠置シヅ子の評伝の決定版!

    笠置シヅ子ブギウギ伝説

    10月からのNHK朝ドラ『ブギウギ』主人公 笠置シヅ子の音楽の歴史がわかる。
    戦後の日本で、多くの人が笠置シヅ子が歌う「東京ブギウギ」の明るいリズムに心躍らせました。
    シヅ子のパワフルな歌声、圧倒的なパフォーマンスは明日へのエネルギーをもたらしました。
    戦前から戦後にかけ「ブギの女王」として一世を風靡した笠置シヅ子の半生の「音楽評伝」を、昭和のエンタテインメント史とともにたどります。
    著者は娯楽映画研究家・オトナの歌謡曲プロデューサー・佐藤利明。

    『笠置シヅ子ブギウギ伝説』
    佐藤利明 著
    興陽館 2023年10月5日発売
    定価 ¥1,540(税込)
    全書判 並製 320頁
    ISBN 9784877233143
    ★興陽館ホームページはこちら>>>

アルバム『笠置シヅ子の世界 ~東京ブギウギ~』、2023/7/19発売!!

  • 「ブギの女王」笠置シヅ子 幻の音源「北海ブギウギ」発見!!
    SP盤発売以来、75年の時を越えて復刻初CD化&初配信!

    笠置シヅ子の楽曲のうち、現在までCD化がなされていなかった、北海道を舞台にした「北海ブギウギ」。
    今回そのSP盤が発見され、その音源を使用してマスタリング。
    SP盤発売以来、初CD化初配信として「北海ブギウギ」を再度、75年ぶりに発売します。
    「北海ブギウギ」を収録したアルバム『笠置シヅ子の世界 ~東京ブギウギ~』は2023/7/19(水)に2枚組CDにて発売&配信!
    ★このニュースについての詳細はこちら>>>

    2023/7/19発売
    笠置シヅ子
    CDアルバム『笠置シヅ子の世界 ~東京ブギウギ~』
    COCP-42055-6 ¥3,300 (税抜価格 ¥3,000)
    ジャケ写

    収録曲詳細はこちら

オフィシャルプレイリスト「笠置シヅ子とブギウギの時代」公開!!

笠置シヅ子プロフィール

◇ 本名:亀井静子
◇ 生年月日:大正3(1914)年8月25日
◇ 出身地:香川県大川郡相生村(旧:引田町・現:東かがわ市)

昭和2(1927)年、大阪松竹楽劇部(OSK日本歌劇団の前身)に入り、三笠静子の芸名で初舞台を踏む。
その後、芸名を笠置シズ子と改め、作曲家・服部良一と組んでジャズ歌手として売り出すも、戦時中ゆえ、当局の指導によりたびたびの公演中止を余儀なくされる。
昭和23(1948)年1月に発売した「東京ブギウギ」が大ヒット。“ブギの女王”と呼ばれたが、昭和30(1955)年に録音、翌昭和31(1956)年1月に発売した「たよりにしてまっせ」を最後に歌手を引退。
その後は芸名を笠置シヅ子と改めて晩年まで芝居やテレビドラマなどで活躍した。
昭和60(1985)年3月30日、70歳で死去。

  • ステージで踊り歌う

  • おなじみの表情で

  • 服部良一と

イチオシ作品のご紹介

笠置シヅ子が活躍した昭和10~20年代のヒット曲を中心に集めたコンピレーションアルバム!!

関連作品のご紹介

「笠置シヅ子とブギウギの時代」関連作品(CD)


「笠置シヅ子とブギウギの時代」関連作品(通販限定CD/グッズ)


「笠置シヅ子とブギウギの時代」関連作品(配信)


NHK連続テレビ小説「ブギウギ」関連作品(CD)


コラム

ブギ・ブームのはしり「東京ブギウギ」

笠置シヅ子(当時はシズ子)が歌った「東京ブギウギ」は昭和23(1948)年1月に発売されました。

この曲は、服部良一が作曲したことでも知られていますが、ある日、服部良一が電車で耳にしたレール音と、つり革のゆれる音に8拍子のブギのリズムを連想させ、一気にメロディを書き上げたといいます。

笠置シヅ子は戦前から「ラッパと娘」(昭和14(1939)年)などを歌い、芸能界の第一線で活躍していましたが、激しく踊りながら歌うステージが当局の目に留まり、戦中は多くの活躍の場を奪われました。

しかし終戦の年・昭和20(1945)年11月、日本劇場が再開すると同時に芸能活動を再開させ、昭和22(1947)年には「踊る漫画祭・浦島再び龍宮へ行く」の劇中で「東京ブギウギ」を歌うことになりました。これが大きな反響を呼んだために慌てて吹込を行い、翌昭和23(1948)年1月に東宝映画「春の饗宴」の主題歌としてレコードを発売するや、またたくうちに大ヒット。日劇で「東京ブギウギ」を公演した頃には、全国にブギ・ブームが沸き起こり、笠置シヅ子は“ブギの女王”の名をほしいままにしました。

「東京ブギウギ」の大ヒット以降、「ヘイヘイブギー」(昭和23(1948)年)、「ブギウギ娘」(昭和24(1949)年)、「買物ブギー」(昭和25(1950)年)などのヒット曲を次々と世に送り出しました。また、このブギ・ブームの中で、市丸の「三味線ブギウギ」(昭和24(1949)年)など、ブギのヒット曲も多く生まれました。

他の歌手がブギを歌う中で、笠置シヅ子の巧みな歌唱力にますます注目が集まり、“ブギの女王”としての地位は盤石のように思われましたが、昭和31(1956)年に「たよりにしてまっせ」を発売して以来、私たちの前で歌うことはありませんでした。

後年、歌手を引退した理由を問われた際、昔と同じように動きながら歌えなければ笠置シヅ子じゃない。自分の一番いい時代を自分の手で汚す必要は無いから…と語ったといいます。

その望み通り、私たちの心には今も“ブギの女王”笠置シヅ子が生き続けています。

(文・板西唱三)

笠置シヅ子ゆかりの人々

  • 服部良一 はっとり りょういち

    服部良一

    明治40(1907)年10月1日~平成5(1993)年1月30日

    作曲家、日本ポップスの先駆者。大阪市生まれ。
    大正15(1926)年、19歳の時に大阪フィルハーモニック・オーケストラに入団。
    昭和11(1936)年、29歳の時に日本コロムビアの専属作家となる。
    入社第1回作品は淡谷のり子の「おしゃれ娘」。昭和12(1937)年にはジャズ・コーラス「山寺の和尚さん」を作曲し、その後「雨のブルース」「別れのブルース」「蘇州夜曲」「一杯のコーヒーから」「湖畔の宿」などの大ヒットを連発。
    しかし太平洋戦争の勃発で服部のジャズの音楽性が排除され、終戦を上海でむかえて昭和20(1945)年12月に帰国。
    昭和23(1948年)には笠置シヅ子「東京ブギウギ」、灰田勝彦「東京の屋根の下」が、翌昭和24(1949)年には藤山一郎、奈良光枝「青い山脈」が大ヒット。それぞれ国民的なスタンダード・ソングとなる。
    その後は作曲の傍ら、日本作曲家協会会長を務めるなど、長く活躍。
    平成5(1993)年1月30日に85歳で死去。「数多くの歌謡曲を作り国民に希望と潤いを与えた功」が認められ、国民栄誉賞を受賞した。

    笠置シヅ子の唯一無二のパートナー。「東京ブギウギ」「買物ブギー」などのヒット曲を多数提供。
    昭和25(1950)年には米国ツアー“ブギ海を渡る”でともに渡米し、ハワイ、カリフォルニア、ニューヨークで公演を行った。作詩名の村雨まさをは服部のペンネームである。

  • 藤浦 洸 ふじうら こう

    藤浦洸

    明治31(1898)年9月1日~昭和54(1979)年3月13日

    作詩家。長崎県平戸町(現:平戸市)生まれ。
    同志社大学神学部に進学するも中退し、慶應義塾大学文学部に入学。在学中は小説家を志して、小説家・尾崎士郎らと「令女界」「若草」といった雑誌に少女小説や音楽物語などを執筆していたが、卒業後は音楽評論家の伊庭孝に師事し、浅草オペラの舞台に立つなどした。
    昭和5(1930)年にコロムビア文芸部・エドワードの私設秘書となってジャズの訳詩を始め、昭和12(1937)年には服部良一が作曲し、淡谷のり子が歌った「別れのブルース」が大ヒット。このヒットをきっかけに、翌昭和13(1938)年にコロムビア専属作詩家となり、以降「バンジョーで唄えば」「一杯のコーヒーから」「懐しのボレロ」「南の花嫁さん」「悲しき口笛」「水色のワルツ」「東京キッド」「私は街の子」「銀座九丁目は水の上」など、多くのヒット曲を作詩して長きにわたり活躍。昭和51(1976)年には勲三等瑞宝章を受章した。
    昭和54(1979)年3月13日に80歳で死去。

    笠置シヅ子には「アイレ可愛や」「ヘイヘイブギー」「大阪ブギウギ」「北海ブギウギ」「名古屋ブギウギ」などを提供した。

  • 淡谷のり子 あわや のりこ

    淡谷のり子

    明治40(1907)年8月12日~平成11(1999)年9月22日

    歌手。青森市出身。
    東洋音楽学校ピアノ科に入学、後にオペラ歌手を目指して声楽科に編入し、昭和4(1929)年に首席で卒業。同年春の「オール日本新人演奏会」で歌唱し“十年に一度のソプラノ”と絶賛された。
    卒業後も音楽学校の研究科に籍を置き、学校演奏会でクラシック歌手として活動するも生活が成り立たず、昭和5(1930)年にポリドールからレコードデビューして流行歌を歌うようになる。翌昭和6(1931)年にはコロムビアへ移籍し、古賀政男作曲「私此頃憂鬱よ」をヒットさせる一方、シャンソン・ラテン等の日本語歌唱の先駆者として多くの吹込を行う。
    昭和12(1937)年には服部良一作曲「別れのブルース」が大ヒット。翌昭和13(1938)年には「雨のブルース」もヒットし、“ブルースの女王”と呼ばれた。
    戦後はテイチク、ビクター等に在籍し、晩年まで長く活躍。ものまね番組の審査員としてなど、その毒舌でも注目を集めた。
    平成11(1999)年9月22日に92歳で死去。

    笠置シヅ子とは戦前から戦中にかけて、同じコロムビア専属歌手として交流を深めた。

  • 渡辺はま子 わたなべ はまこ

    渡辺はま子

    明治43(1910)年10月27日~平成11(1999)年12月31日

    歌手。横浜市出身。
    武蔵野音楽学校卒業後、女学校の音楽教師をしながら、昭和8(1933)年にポリドールよりレコードデビュー。昭和10(1935)年秋には教職を辞め、本格的にビクターからデビューし、歌手に専念することとなる。
    昭和12(1937)年にコロムビアへ移籍し、翌昭和13(1938)年には国民歌謡で前年に放送発表した「愛国の花」がレコード発売されヒット。「シナの夜」「広東ブルース」「蘇州夜曲」など中国を題材にした曲を多くヒットさせて“チャイナ・メロディの女王”として君臨した。
    戦地慰問で訪ねていた天津で終戦を迎え、10ヵ月間の捕虜生活を送った後、昭和21(1946)年5月に帰国。その後、古巣のビクターに復帰して「桑港のチャイナ街」「あゝモンテンルパの夜は更けて」などのヒットを放った。
    その後も懐メロ番組などに出演して長く活躍を続け、平成元(1989)年に歌手を引退。
    平成11(1999)年12月31日、89歳で死去。

    笠置シヅ子とは戦前から戦後間もない時代にかけて、専属歌手として同じコロムビアに在籍。
    戦後は渡辺がビクターに移籍したが、渡辺は“チャイナ・メロディの女王”、笠置は“ブギの女王”として、それぞれの持ち味を生かして活躍した。

  • 李 香蘭(山口淑子) り こうらん(やまぐち よしこ)

    李 香蘭(山口淑子)

    大正9(1920)年2月12日~平成26(2014)年9月7日

    女優・歌手。満州・奉天出身。
    女学校時代にその美貌と北京語が認められて女優の道を歩みだし、昭和13(1938)年に日本人ながら中国人の女優“李 香蘭”としてデビュー。映画「白蘭の歌」「シナの夜」などに出演し、日本でも爆発的なヒットとなった。また、歌手としても「夜来香」「何日君再来」「紅い睡蓮」などをヒットさせた。
    終戦後、日本に協力した中国人=漢奸として死刑になるところだったが、日本人である事が証明されて追放刑となって難を逃れ、昭和21(1946)年に帰国。名を本名の山口淑子と改めて「わが生涯の輝ける日」「暁の脱走」などの映画に主演。昭和23(1948)年にはレコード界にも復帰し、このビクター時代には日本語詩による「夜来香」をヒットさせるなど活躍。
    昭和33(1958)年の結婚を機に女優業を引退したが、十数年を経てワイド・ショーのホスト役として芸能界にカムバック。昭和49(1974)年には自民党から参議院議員選挙に出馬して当選し、平成4(1992)年まで3期18年務めた。
    平成26(2014)年9月7日、94歳で死去。

    昭和15(1940)年公開の東宝映画「シナの夜」の音楽監督となった服部良一は「蘇州夜曲」を作曲し、劇中で李 香蘭が歌って話題に。服部とは所属レコード会社が異なるため、コロムビア所属の霧島昇と渡辺はま子がレコードに吹き込んで発売され大ヒットとなった。笠置シヅ子はこれを耳にして服部に「蘇州夜曲」を歌いたいと申し出たというエピソードが伝わっている。

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