宮田大(チェロ)・大萩康司(ギター)

Profile

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宮田大 (チェロ) Dai Miyata, cello

宮田大

2009年、ロストロポーヴィチ国際チェロコンクールにおいて、日本人として初めて優勝。これまでに参加した全てのコンクールで優勝を果たしている。その圧倒的な演奏は、作曲家や共演者からの支持が厚く、世界的指揮者・小澤征爾にも絶賛され、日本を代表するチェリストとして国際的な活動を繰り広げている。スイスのジュネーヴ音楽院卒業、ドイツのクロンベルク・アカデミー修了。これまでに国内の主要オーケストラはもとより、パリ管弦楽団、ロシア国立交響楽団、ハンガリー放送交響楽団、S.K.ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団、スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団などと共演している。
「小澤征爾さんと音楽で語った日~チェリスト・宮田大・25歳~」(芸術祭参加作品)、「カルテットという名の青春」「NHKワールドRising Artists Dai Miyata”」などのドキュンメント番組のほか、「クラシック倶楽部」「らららクラシック」「題名のない音楽会」「報道ステーション」「日経スペシャル招待席~桐竹勘十郎 文楽の深淵」「徹子の部屋」など、メディアにも数多く出演している。
2019年にはトーマス・ダウスゴー指揮、BBCスコッティッシュ交響楽団との共演で、初のコンチェルト・アルバム「エルガー:チェロ協奏曲」をリリース。
第6 回齋藤秀雄メモリアル基金賞、第20回出光音楽賞、第13回ホテルオークラ音楽賞を受賞。第74回日本音楽コンクール優勝。第 35 回江副育英会奨学生。ローム・ミュージックファンデーション奨学生。水戸室内管弦楽団メンバー。近年は国際コンクールでの審査員や、2019年ロームミュージックセミナーの講師を務めるなど、若手の育成にも力を入れている。
使用楽器は、上野製薬株式会社より貸与された1698年製A.ストラディヴァリウス“Cholmondeley”である。

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大萩康司 (ギター) Yasuji Ohagi, guitar

大萩康司

パリ・エコール・ノルマル音楽院、パリ国立高等音楽院、イタリア・キジアーナ音楽院で学ぶ。1998年ハバナ国際ギター・コンクール第2位、審査員特別賞受賞。
2003年ワシントン·ケネディ·センター初公演でインターネット全世界同時配信、2005年キューバ音楽見本市「CUBADISCO 2005」に邦人クラシック·ギタリスト初出演、2010年国際交流基金によるカナダ5都市ツアー、2014年モスクワ、台湾、コロンビアでの国際ギターフェスティバル、日・玖国交400年記念事業公演、2015年セイジ・オザワ松本フェスティバルではサイトウ・キネン・オーケストラに参加し、ベルリオーズのオペラ「ベアトリスとベネディクト」を演奏、など国内外で活動を展開。
「NHKトップランナー」「スタジオパークからこんにちは」「クラシック倶楽部」「らららクラシック」「情熱大陸」「題名のない音楽会」「たけしの誰でもピカソ」等メディア露出も多数。
2015年から3年ハクジュホールでのセルフプロデュース「ギターと声」で波多野睦美との共演によるC=テデスコ「プラテーロとわたし」全曲演奏(2016)や権代敦彦作曲「愛と死」のヴォーカルアンサンブル”ヴォクスマーナ”との世界初演(2017)などギターの可能性を追い続ける。
新作はC=テデスコの傑作「プラテーロとわたし」を波多野睦美と全28曲録音。2000年デビュー以来18枚のCD、2枚のDVDをリリース。
第6回ホテルオークラ音楽賞、第18回出光音楽賞受賞。洗足学園音楽大学客員教授。

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