1945年8月15日。
多くの尊い命が犠牲になった太平洋戦争、その終結から70年の節目を迎えた本年、様々なニュース、番組がピックアップされています。
「戦後70年」のテーマは「戦争」に向き合うことであり、そして日本が、日本人が「戦争」そして「戦後」をいかに克服し、いかに未来を築いてきたかを見返す事でしょう。
この激動の時代、戦後の復興期には常に「うた」が存在し、時代に連れ添い、そして我々を励ましてくれました。そして、日本コロムビアが送り出す「うた」が常にその役割を担っていました。
「戦後70年」、あらためて「うたの力」を世に問うため、日本コロムビアは＜戦後70年企画＞シリーズを企画しました。
CD3枚組 COCP-39201-3
￥3,000＋税
1945年8月15日に太平洋戦争が終結。そこから70年の間に、いろいろな歌が生まれ、歌い継がれてきました。
「唱歌・抒情歌」編では、戦後も音楽の教科書に残り歌い告がれている唱歌や抒情歌をはじめ、歌声喫茶やNHKみんなのうたから登場し親しまれ続けてきた歌、テレビの主題歌などで「心の歌」として残っている歌を収録しました。
CD3枚組 COCP-39204-6
￥3,000＋税
太平洋戦争終結から70年の間に、生まれ、歌い継がれてきた歌の中から、「こどものうた」編ではラジオやテレビから生まれた、子どものうた、そしてアニメの主題歌までを対象に選曲。
懐かしくもあり、これからも歌い継がれていくであろう、“子どもたちのために生まれた歌”を厳選して収録しています。
CD2枚組 COCP-39207-8
￥3,000＋税
敗戦から復興へ向けて歩みだした時代、その象徴的な曲として語られ、“時代の歌”として今も広く知られる「リンゴの唄」は、8月15日以降オリジナル曲として最初に制作、発売された“戦後第1号歌謡曲”でもありました。しかも娯楽の王であった映画主題歌として作られ、12月10日に放送されたNHKの希望音楽会で歌われ広がりました。「リンゴの唄」から始まった戦後歌謡は、70年後の今以上に、時代相を映し出して、国民共通の歌としてあったのです。
CD2枚組 COCP-39209-10
￥3,000＋税
戦後、外国から多くのポピュラーミュージックが入ってきました。オリジナル・バージョンと負けず劣らずに人気だったのが、日本人歌手によるカヴァー・バージョンでした。
一世を風靡した小坂一也、池真理子、そして貴重な柳沢真一、星野みよ子など、感涙の42曲を収録しています。
ポピュラーミュージック＆ジャズ全盛の1940年代から50年代の名曲の数々、越路吹雪、美空ひばりほかによる名唱の数々をご堪能ください。
CD2枚組 COCP-39211-2
￥3,000＋税
軍歌の定義に定まったものはありません。軍隊の行進や儀式、行事等にオフィシャルに演奏、歌われるもの。時局や戦況を描き、戦果を称えたり、殉死者を称えたりするもの。戦士の士気を鼓舞するもの。戦争に国家挙げて立ち向かうための、愛国心を高揚させるもの。そして軍隊生活の憂さばらしのはやり歌まで、幅広く軍歌と呼ばれることがあります。当CDには、戦争の傷跡ともいう抑留者の望郷の歌「異国の丘」までを“軍歌”として収録しています。
