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01.SUMICA -スミカ- (姿月あさと/ The Lunatic Thunder )
アルバムタイトルであるこのトラックは、微細な、軋む様なノイズを配した天上的とも言える美しいトラックに2003年12月に開催された「SHIZUKI ASATO IN THE SHOW 2003 THE PRAYER〜私だけの輪舞が誕生する〜」で披露された楽曲の歌詞の抜粋を乗せたもの。このトラックを聴いた姿月の頭の中には、深海をアフリカの動物たち(ゾウ、キリン、鳥etc…)がゆっくりと行進しているイメージが浮かんだという。彼女の浮遊するVOICEは、形容しがたい透明感とある種のカタルシスを感じさせる。 

02.Hazy Maze -ヘイジー・メイズ-(姿月あさと/OMB)
姿月はこのトラックを聴いて"光と影""善と悪""白と黒""愛と憎しみ"という、相反する概念が彼女の中で浮かんできた。そこで、2003年12月の「SHIZUKI ASATO IN THE SHOW 2003 THE PRAYER〜私だけの輪舞が誕生する〜」の際の観客に対する彼女のメッセージを、詩としてこのトラック乗せることを思い付いた。彼女のパフォーマーとしてのシアトリカルな朗読をフューチャーした作品である。

03.HAPPINESS -ハピネス- (三浦徳子 /OMB)
「三浦徳子」作詞の叙情的なボーカルトランス・ミュージック。姿月はこのトラックを聴いて、彼女のコンサートツアー等に長年参加している「原えつこ」のヴァイオリンをフューチャーすることを考えた。「原えつこ」にこの曲のコンセプトを説明し、インプロヴァイズして出来上がったのがこの作品である。結果として、ヴァイオリンとイコライジングされたボーカルが、その叙情性を更に強調した作品となった。従来の「姿月あさと」のフアンのみならず、ボーカルトランスマニアにもアピールする作品。リスナーを慰撫するような暖かいロマンティックなメロディは、日本のみならず、UKやヨーロッパでも幅広くアピールするのではないかと思う。この体が溶けていくような感覚は新しい「羊水音楽」(胎内回帰願望音楽)の誕生を感じさせる。コンポーザーとしての「OMB」は世界的にも注目されており、世界に対抗できる素晴らしい才能の持ち主である。

04.QUIET -クワイエット- (姿月あさと/I.B.I.S.)
題名とは正反対に一番ハードでゴリゴリのトランスナンバー。「The Lunatic Thunder」のフアンやClubマニアに一番アピールする疾走感溢れる踊れるナンバー。この作品は、2005年2月に行われた姿月フアンクラブと行くケアンズツアーの中で、クラブで行われたパーティで初披露されたが、地元のClub DJから「トラック、ボーカル共に素晴らしい。このボーカルは誰ですか? クラシックの歌手ですか? 他のクラブでもプレイしたいが良いですか?」と絶賛されたナンバー。姿月の笑い声に込めた意味を感じ取って欲しい。

05.Dead or Alive -デッド・オア・アライブ- (姿月あさと/I.B.I.S.)
このアルバムで唯一ユーロビート色が強い派手なトラック。コラージュされた姿月のボーカルのキャッチーなメロディが印象的な踊れる曲。きらびやかなシーケンスが精神を高揚させる。テクノ・ユーロトランスとも言うべきドラマチックでClub向きのキラーチューン。死ぬまで踊り続けられるか?!

06.CAORI -カオリ- (姿月あさと/OMB)
アフリカンドラムのような土着的でプリミティヴなリズムトラックが印象的なナンバー。このトラックを聴いた姿月が、そのアブストラクトな感覚を香水の名前に喩えて、ボイスとしてトラックにかぶせた作品。題名の通り何ともいえない色香が漂う。彼女の「姿月あさと」の時に感じる以上に、妖艶な魅力を感じることができる。

07.Sunday Afternoon - サンデイ・アフタヌーン- (姿月あさと/USCUS)
このアルバムで一番アンビエント度が高いトラック。このトラックを聴いて、姿月はシルクロードを誰かと一緒に歩いているイメージや、まさに花に彩られたanoyo(あの世)の三途の川を渡っているイメージが浮かんだという。「GO THE WAY」という詩は、リスナーと一緒に新しい「SUMICA」(棲み家)に行こうという彼女のメッセージが込められている。ここで聴ける彼女のVOICEは、ある時には天使に、またある時には妖女のようにも聴こえてくる。夢幻的で非常にトランシーなナンバー。

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1st Album SUMICA
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