機界戦隊ゼンカイジャー

スペシャル

つるの剛士 インタビュー

つるの剛士が歌う『全力全開!ゼンカイジャー』は正に全力全開の歌声!

やりたかったスーパー戦隊ソングで、子どもたちや皆さんにぜひ伝えたいこと


満を持して3月7日(日)より放送がスタートした、スーパー戦隊シリーズ 第45作『機界戦隊ゼンカイジャー』!
その主題歌『全力全開!ゼンカイジャー』を歌うのは、つるの剛士(つるの・たけし)さんだ。

つるの剛士1
つるのさんは『秘密戦隊ゴレンジャー』と同じく75年生まれの現在45歳で、スーパー戦隊第45作記念作品には『45』繋がりだ。
番組オープニング主題歌を歌うのにはピッタリ。
そして特撮ファンには『ウルトラマンダイナ('97)』でアスカ・シン役だと言えばすぐに分かると思う。ヒーローイメージは全力全開!

そして主題歌レコーディングが、年明けの早い内に行われた。
つるのさんは一つ仕事をこなしてスタジオ入りしたので、かなり体が温まっている。
そこでマイクチェックを兼ねての一発目。

穴井ディレクター「もう声が立ち上がってますね。」
つるの「でもまだ『変身』できてないですよね(笑)」
作・編曲担当の園田健太郎氏「充分変身してますよ!(笑)」

立ち上がりから全力の声出しに聞こえるつるのさんは、ミュージシャンがギターを弾くように右ヒザをを少し曲げてカクッカクッとリズムを取っている。

更にはテレビ朝日の井上プロデューサーも『エネルギーが違う…』と感心しきり。

譜割りを確かめるつるのさんに、穴井Dは『チリバツです』と笑顔を見せ、『正拳突きを8発入れるみたいに!』と業界用語(※バッチリ)を交えて穴井節のディレクションをする。

そんな言葉でもガッチリハマるのか、つるのさんも『エモッてみました!テンションが上がってしょうがない!』とノリノリだ。
さらには、『もう一回、もう一回!』と自分にダメ出しをして、汗ビッショリとなっていくのであった。

そして熱気の残るスタジオの中でお話を聞いた。

―――歌い終わった率直な感想はいかがですか?
「汗をかきましたね(笑)

やっぱり『ゼンカイジャー』ですからね。
歌っている僕が『全開(ゼンカイ)』で無い訳にはいかないじゃないですか!
とにかく全開で汗をかくまで歌う!と言うのが今回のテーマでした。

僕も45歳で、今回のスーパー戦隊が45作品目。
僕が生まれた1975年に『(秘密戦隊)ゴレンジャー』が始まったので、僕もスーパー戦隊と同じ人生を歩んでいるようなものです。
スーパー戦隊に色んな勇気や希望をもらったパワーを、45作記念と言うことでぶつけました。
ここまで僕も成長させて頂いたんです!

ウルトラマンをやっていた僕が、スーパー戦隊作品に携われると言う思いはあります。
観ている方にとって、ヒーローの境は無いと思います。
ウルトラマンがスーパー戦隊を歌う…同じ『ヒーロー』として、スーパー戦隊の主題歌を歌わせてもらう、ということへの思いがあります。

そしてこういう時代なので、主題歌を聴いて皆さんに元気と勇気と希望を届けたいなと思いますね!」

つるの剛士2
―――スーパー戦隊主題歌オファーがあった時は、どんなお気持ちでしたか?
「『やったぜ!』(笑)って。

今回、僕はとても『ご縁』があったんです。
青春期と言いますか…小学校6年生から23歳まで、それこそウルトラマンをやるまで、僕は練馬に住んでいたんです。
高校は大泉北高校だったんですね。
だから(東映東京撮影所のある)大泉学園はとても所縁のある所だったんです。
撮影所の前も良く通っていました。
大泉学園は駅もとても綺麗になって様変わりしましたが、あの辺りは僕にとって庭みたいものです。
自分の人生の中でも、シンボルとしてあるような場所なんですね。
こうして東映さんの作品に携われるのは、とても光栄な事なんです。

ま~、男の子冥利につきますね!
この2つのヒーロー(※スーパー戦隊とウルトラマン)に携われたので…あとは仮面ライダーだけですね(笑)

そうそう高野八誠(『ウルトラマンガイア('98)』に出演)は、『仮面ライダー』もやってるんで!(※『仮面ライダー龍騎('02)』で仮面ライダーライア/手塚海之役)
『仮面ライダー』に出た時は、『お前はもう…薄情だな!』なんて話をした事があるんです(笑)

とにかくヒーローはみんな同じ気持ちだと思います。そんな気持ちが全国の子どもたちに届けば良いなとの気持ちでやらせてもらってます。

実際僕も4歳の子供がいて、リアルタイムでスーパー戦隊を観ています。
この時代に『パパがスーパー戦隊に携わって歌を歌っている』と言うのは、父親としても鼻が高いですね。」

――――そうなりますと、歌で参加するのとお芝居で参加するのに違いはない訳ですか?
「…ですけど、欲を言えば『出させて下さい!』って(笑)
何かフワッと、『ウルトラマン』とは言わずに…光の世界は繋がっているとか何とか、上手い具合に…(※身振りが激しくなる)。あとは45作品の中に『(科学戦隊)ダイナマン('83)』があるじゃないですか。
『ダイナマン』の絡みでダイナが出てくるとか…ちょっとその辺りで何か考えてもらいたいな、なんて思いますけどね(笑)
子どもたちが分からなくても、観る人が観れば分かる!って。
なかなか良いコラボレーションだと思うんですけどね…」

―――この歌を聴いた時に、どんな印象でしたか?
「僕はこういったスーパー戦隊らしいヒーローソングを本当にやりたかったんですね。
レコード会社の人に希望を出したり、自分の子ども向けアルバムの中にスーパー戦隊っぽい歌を入れたりもしたんです。
まさかこうして本当に歌えるとは思いませんでした。
でもまあ…(溜め)
難しいです!

僕も普通に歌は知ってますけど、スーパー戦隊シリーズの歌って、子どもたちにハッキリと伝えなければイケナイし、言葉ひとつひとつに意味があるではないですか。
しっかり伝えるために、流せないんですよ。
僕が普段から歌っているような歌とは、違ったアプローチの歌でした。

とても難しかったですし、勉強になりました。
今後また機会があったら、東映さんの作品を歌いたいな!と言う思いを持ちましたね。

ちなみに「ペガサス幻想」(※東映動画制作アニメ『聖闘士星矢』OP主題歌)を自分のアルバム(※『つるのうた』)に入れさせてもらったりしてますが、それを作っていたエンジニアさんに録ってもらったことも嬉しかったです。

自分の45年の人生で一つの区切りとなった作品です。」

つるの剛士3
―――この歌で特に印象に残った歌詩やメロディーはどこですか?
「何が?って、この3番までの歌詩に、45作のスーパー戦隊のキーワードが随所にちりばめられているのがすごいです。
もうビックリしました。

最初、僕はそれを知らないで聴いていたんです。
この間一度練習したんですね。
その練習が終わった後でその話を聞いたんですよ。だから今回は45作の全てが入っていることを意識して歌うことにしたんです。

いや~、でも何だろ…
スゴいですね、コレ!
その話を聞いてから歌うと、気持ちが全然違いますね。
ヒーローの顔が浮かびます。
ただやり過ぎず自然にならしています(笑)」

―――この歌はその内カラオケに入るかと思います。上手く歌うために、つるのさんワンポイントアドバイスをお願いします。 「体力です!
この歌はハッキリ言ってスポーツですね(笑)
3番まで通しで歌うと、けっこうキツいですよ。
とにかく最初から最後まで、全力で歌って下さい。

そうしたら、最後には自然に『変身』してると思います(笑)」

―――つるのさんはカラオケには良く行かれますか?
「そうですね、行きますね。」

―――どんな歌を歌うんですか?
「僕はアニメソングですね。
この歌が入ったらもちろん歌います。

普段は『聖闘士星矢』や『北斗の拳』とか…小さい頃に観ていたアニメとか。
とても元気がもらえます。
ライブの前などでも、練習の時はアニメの歌を歌います。
喉が開く感じになりますね。

これからはこの『全力全開!ゼンカイジャー』になると思います(笑)」

―――聴く曲もアニソンが多いのですか?
「聴くのはロックですね。
僕らはメタルが世代だったんです。
未だにメタルとかパンクとか聴いてしまいますが、昔はバンドなんかもやってたんですよ。
途中からカバーやバラードなんかを、歌ったり…
こんな人生になるとは思っていなかったので、バンドをやってた頃の仲間から『どこ行っちゃったの?』なんて言われたりですね。
それでも家に帰ったら、ひっそりメタルを聴いてたり(笑)」

―――『昔』と言えば、つるのさんのスーパー戦隊の思い出ってありますか?
「なんだろう…
『ゴレンジャー』『バトルフィーバーJ('79)』『(太陽戦隊)サンバルカン('81)』『ダイナマン』…
僕らのリアルタイムって、この辺りの作品ですね。

その頃は『超合金』が手に入らなくてですねぇ。持ってる奴が羨ましくて!
アレが羨ましかったんですよ。
ぼくは兄弟がいたので、なかなか親も買ってくれなかったんです。
中野のブロードウェイとか行くと、未だにそういうのを、見てしまいますね。
(※中野ブロードウェイには中古トイショップが多くある)

でも(値札を)見ると高いんですよね…」

―――今回は『ゼンカイジャー』で主題歌歌唱でしたが、この先またオファーがあれば、どんな歌を歌ってみたいですか?
「ヒーローにまつわるものなら何でも!
ロックでも演歌でも。
音頭だって歌ったりしますし。

強いて言えば、ロボの歌ですかね。
…後は出演したいですね!」

全力全開で歌った直後なのに、そのお話はとても爽やかで朗らかなものであった。
ヒーローソングに勇気をもらった思い出から、今度は自分も歌で勇気を与えたい…役者としてのヒーロー経験者の言葉は、全力で重みを感じさせるものであった。
それ故、番組出演の希望もぜひ実現して欲しいぞ。

『全力全開!ゼンカイジャー』
 作詩/マイクスギヤマ
 作曲/園田健太郎
 編曲/園田健太郎
 歌/つるの剛士
 コーラス/ことのみ児童合唱団

この歌は4月7日に日本コロムビアより発売される『機界戦隊ゼンカイジャー 主題歌』【通常盤】(COCC-17865)と【全力全開!盤】(COCC-17864)に収録。
【全力全開!盤】には「センタイギア01ゴレンジャー スーパーレッドVer.」と「スーパー戦隊シリーズ45作品記念OP主題歌TVサイズ集」という全力全開な特典も同梱予定だ。

文責:チバ!(スタヂオ・ジンプ!)

商品情報

COCC-17864 CD
2021/04/07発売
機界戦隊ゼンカイジャー 主題歌【全力全開!盤】
COCC-17864
¥3,300 (税抜価格 ¥3,000)
コロムビアミュージックショップでの購入はこちら
COCC-17865 CD
2021/04/07発売
機界戦隊ゼンカイジャー 主題歌【通常盤】
COCC-17865
¥1,320 (税抜価格 ¥1,200)
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