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あなたのCDライフはこの1枚から。
オーディオ・チェック・トラック+最高級の音楽ソースによる特別編成盤!


COCQ-83805 \2,415(税込)
2004年8月25日発売

このCDは、オーディオ・チェックCDやDVDオーディオ等で、常にオーディオ・ファンやHi-Fiリスナーのリファレンスとなるようなディスクを提供してきたDENON Classicsが自信を持っておくる2004年度ヴァージョンです。
音楽サンプラー・セクションは、プロ音楽録音賞やレコード・アカデミー賞を録音部門で受賞した作品や、最新の192kHz-24bit録音等、最高の評価を得た録音から様々な編成ジャンルに渡ってセレクト。
オーディオ・チェック・セクションには、従来の基本オーディオ・チェック信号に加え、SRSサークル・サラウンド・チェック、サラウンドのバイノーラル録音、無響録音(DSP効果チェック用)等の最新オーディオ・システムのチェックや調整にふさわしい新音源を収録しています。また、プロのスタジオでも頻繁に使用されるアナログテープ巻頭信号、ホワイトノイズ/ピンクノイズ/バンドノイズも収録しているので、高級オーディオやプロのスタジオ機器の調整にも活用可能な一枚です。
あなたのオーディオの再生能力を、技術的にも音楽的にもチェックできるマスト・アイテムとして、常にお手元に置いていただきたいディスクです。
I. 優秀録音ソースによる総合サウンド・チェック
マーラー:交響曲 第4番〜第4楽章
インバル/フランクフルト放送交響楽団/ドナート <レコード・アカデミー賞(録音部門)受賞盤>
ドヴォルザーク:交響曲 第9番《新世界より》〜第1楽章
ノイマン/チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 <プロ音楽録音賞受賞盤>
ヴィヴァルディ:《調和の霊感》より 4つのヴァイオリンのための協奏曲〜第1楽章
イタリア合奏団 <レコード・アカデミー賞(録音部門)受賞盤>
モーツァルト:2つのヴァイオリンのためのコンチェルトーネ〜第1楽章
S. クイケン/寺神戸亮/ラ・プティット・バンド <ステレオ誌 98年度最優秀録音>
シューベルト:弦楽四重奏曲 第13番 《ロザムンデ》 第2楽章 カルミナ四重奏団
バッハ:ルート・ソロ(無伴奏フルートのためのパルティータ) イ短調 BMW 1013〜第1楽章
有田正広(フラウト・トラヴェルソ) <192kHz-24bit録音>
クライスラー/ラフマニノフ編:愛の喜び
広瀬悦子(ピアノ) <96kHz-24bit録音>
バッハ:フランス組曲〜アルマンド
中野振一郎(チェンバロ) <192kHz-24bit録音>
竹竹 with ネプチューン/オーシャン・モーション
<プロ音楽録音賞受賞盤>
II. オーディオ・チェック・セクション
1. チャンネルチェック
2. 位相チェック
3. ステレオ音場チェック
4. 基準レベル信号(アナログ・テープ巻頭信号)
5. 周波数スイープ
6. ホワイトノイズ
7. ピンクノイズ
8. 帯域バランス・チェック
9. 無音(デジタルゼロ)
10. 無響録音(ピチカート・ポルカ)
11. SRSサークル・サラウンド(ぺトルーシュカ)
12. バイノーラル録音(ぺトルーシュカ)

【Tuned CD】
万全の体制のもと、様々な光ディスク製造技術を駆使して原盤カッティングからプレスまでの各プロセス条件を音質最優先にベスト・チューニングして生まれた高音質CDです。

サラウンドの申し子、野尻修平の第2弾!シンセサイザーによる世界初のペトルーシュカ
DVD-Audio:COAQ-25 \3,150(税込)
2004年8月25日発売
※DVD-Videoプレーヤーでもお楽しみいただけます。

ストラヴィンスキー:バレエ音楽《ペトルーシュカ》
野尻修平:ガラパゴス・シンフォニー
野尻修平(シンセザイザー、編曲、録音、サラウンド音場構成)
レスピーギ:ローマ三部作で鮮烈なデビューを果たしたサラウンド・クリエーターの新星、野尻修平の第2作。
ストラヴィンスキーの3大バレエのうち、師の冨田勲が手掛けなかった「ペトルーシュカ」に挑戦。緻密でファンタジー溢れる作品に仕上がっています。もちろん世界初のシンセサイザー版、かつ5.1chサラウンド版です。野尻の掌の中で人形たちが自由に動き回る、これぞサラウンドならではのサウンド・ワールドです。
カップリングはガラパゴスの美しい自然を縦糸に、進化論のダーウィンを横糸にして織り上げられた壮大なオリジナル作品。野尻の秀抜な着想と作曲センスが光っています。

野尻修平:プロフィール
 

 1977年生。15歳でギター、20歳からシンセサイザープログラミングによる作曲を始める。尚美学園大学在学中に、作編曲/シンセサイザープログラミング/サラウンド制作を冨田勲に師事。管弦楽曲のサラウンドアレンジを研究し、サラウンドの表現力を生かした作品制作を行う。2003年、デビュー作となるレスピーギ:ローマ三部作を発表。

【主な活動歴】
2001年8月 DTMマガジン9月号 MIDIデータ掲載
2002年7月 スタインバーグ社にて
「NUENDO」サラウンド・デモ演奏
2002年8月 DTMマガジン9月号 サラウンド・デモの掲載
2002年11月 国際放送機器展にて
STEINBERG社「NUENDO」のサラウンド・デモ演奏
2003年2月 メディア芸術祭 Art Demo 03出演
2003年7月 AES「基調講演」にて作品発表
2003年10月 A&Vフェスタ2003 DAP協議会ブースにて
サラウンド・デモ演奏
2003年12月 デビュー作、レスピーギ:交響詩《ローマ三部作》(COAQ-21)を発表


あの名盤がサラウンドと96kHz-24bit ステレオのDVDオーディオになりました。

COAQ-26 \3,150(税込)
2004年8月25日発売
※DVD-Videoプレーヤーでもお楽しみいただけます。

T. バルツァー:
プレリュード ト長調
  「ジョン、来て、キスして」によるディヴィジョン ト長調
J.P. ヴェストホフ:
無伴奏ヴァイオリンのための組曲 第1番 イ短調
H.I. ビーバー:
パッサカリア ト短調(「ロザリオのソナタ」より)
G.P. テレマン:
無伴奏ヴァイオリンのためのファンタジー 第1番 変ロ長調
無伴奏ヴァイオリンのためのファンタジー 第7番 変ホ長調
J.G. ピセンデル:
ソナタ イ短調
J.S. バッハ:
チャッコーナ−無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第2番 ニ短調 BWV 1004より
 

ガヴォット−無伴奏チェロ組曲 第6番 ニ長調 BWV 1012より

 バロック・ヴァイオリンの世界的名手、寺神戸亮の久々の新譜として、その意欲的な企画内容とともに話題を呼んでいる「シャコンヌへの道〜無伴奏ヴァイオリン・リサイタル」が96kHz-24bitの高音質による5chサラウンドのDVDオーディオになりました。ヴァイオリン一丁という最もシンプルな音源をサラウンドで聴くことに意味があるのか、その答えがこのディスクです。また、96kHz-24bitの2chも収録されていますので、オーディオ・セレクションで切り替えて聴くことができます。

バッハのシャコンヌは一日にして成らず。無伴奏ヴァイオリン音楽の歴史を辿る旅

 無伴奏ヴァイオリン音楽の祖といえばかの有名なシャコンヌを作曲したバッハ、と思われる方が多いと思います。しかしバッハの前にヴァイオリン1本のための音楽を書いた人は思ったよりたくさんいるのです。今回はバッハの先達たち、ドイツに生まれイギリスで活躍したバルツァー、バッハがその作品に無伴奏ヴァイオリンのための音楽の技法を学んだといわれるヴェストホフ、そして有名なパッサカリアを作曲したビーバーの作品に続いて、バッハの同時代人テレマンの愛すべきファンタジー、そしてバッハが件の無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータを彼のために書いたと長い間思われていたヴァイオリンの巨匠ピゼンデルの作品をお楽しみいただいた後、最後にバッハの書いたすべての作品の中でも最高峰の一角に位置するといわれるシャコンヌで締めくくりたいと思います。シャコンヌのような作品が1日にして突如出てきたのではなく長いドイツ音楽の伝統の中に根ざしたものであったことなどに思いを馳せながら聴いていただければ幸せです。

ライナーノートより(寺神戸亮)

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