1. マズルカ イ短調 作品17-4
2. マズルカ 変ロ短調 作品24-4
3. マズルカ 変イ長調 作品41-4
4. マズルカ 変ニ長調 作品30-3
5. マズルカ 嬰ハ短調 作品30-4
6. マズルカ ト短調 作品24-1
7. マズルカ ホ短調 作品17-2
8. マズルカ ホ短調 作品41-2
9. マズルカ 嬰ハ短調 作品50-3
10. マズルカ ヘ短調 作品63-2
11. マズルカ 嬰ハ短調 作品63-3
12. マズルカ イ短調 作品67-4
13. マズルカ イ短調 作品68-2
(録音:2001年4月、笠懸野文化ホール)
ヴァレリー・アファナシエフ(ピアノ)
録音:2001年4月23〜24日
笠懸野文化ホール(PAL)
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ほとんどを短調でとおした異色の選曲のショパン《マズルカ集》。異様なまでに遅いテンポによって、マズルカの3拍子は意識的に解体され、アファナシエフ特有の押し拡げられた空間を生みだします。そこでは甘くも切なくも無い厳粛な儀式が執り行われているかのよう。ショパンから、絶望と悲惨と荒々しさに満ちた無告の歌を紡ぎだす鬼才の美学に、聴き手は戸惑い圧倒されてしまうことでしょう。